ファミコン探偵倶楽部
昭和63-平成元年に発売されたファミコンゲーム「ファミコン探偵倶楽部」の2作がスイッチで完全リメイクされました。早速、手に入れてきました~
「ファミコン探偵倶楽部」
基本的にダウンロード専用ソフトなんですが、手に入れたのはそのゲームソフト2作が一つのカセットに収められたパッケージ版やその他色々が詰まった「コレクターズ・エディション」(笑)
↑の画像みたいな巨大な外箱に入っていて、箱を開けると…
ゲームソフトと、2枚組サントラCD。
サントラはファミコン版2作と1998年にローソンだけで発売されていたリメイク作(スーパーファミコン・ニンテンドーパワー)の音源が収録されたもの。ファミコン版の音源は持ってたんですが、スーパーファミコン版は初CD化かな?
それに、今回のリメイク作のイラストやファミコン版・スーパーファミコン版のイラストや資料インタビューなどが収録された170ページの「調査ファイル」
そして、個人的に今回の目玉だった、ファミコン版の2作の復刻版チラシ!
これだけ外箱が大きいのは多分、このチラシに折り目が付かないようにする為なんじゃないかな~と思ってます(そうですよね 笑)
その外箱のふたの裏にはこれまでの「ファミコン探偵倶楽部」のイラストが散りばめられていて、完全にファン用のアイテムですね~(嬉)
嬉しいのでディスクシステム版の2作と並べてみました!
スーパーファミコンの書き換え専用ソフト「ニンテンドーパワー」で発売されてたリメイク作の説明書。
資料集「調査ファイル」に掲載されているイラストは説明書用のイラストですよね~
中川右介「江戸川乱歩と横溝正史」
前回は横溝正史さんの埋もれていた作品「雪割草」をご紹介しましたが、今回は横溝正史さんと江戸川乱歩さんの交流を中心とした評伝です。
表紙のデザインが、横溝正史さん原作の市川崑監督の映画(「犬神家の一族」とか 笑)のオープニングの出演者スタッフのクレジットっぽい(笑)
中川右介「江戸川乱歩と横溝正史」
中川右介さんは1960年東京生まれ。
日本の探偵小説の先駆者2人の生い立ちと友情を中心に書かれた評伝です。
江戸川乱歩さんは1894年生まれ、横溝正史さんは1902年生まれ。乱歩さんのほうが8歳年上なんですが、デビューは横溝さんのほうが早く(大正10年)、乱歩さんは大正12年と2年違いでほぼ同時期のデビュー。
お二人のお仕事がそのまま日本の探偵小説の歴史ですから、日本の探偵小説の歴史を書かれた本とも言えますね。
お二人に関係がある色々な出版社の歴史も書かれていて興味深いです。探偵小説が好きでもその出版社のことはほとんど知らないですからね。
特にお二人のデビュー前の章が興味深かったです。デビュー後のエピソードは色んなエッセーやインタビューなどで触れられていて見聞きした事が多かったので。でもデビュー前のエピソードは知らないばかりでした。横溝正史さんの家族構成とか江戸川乱歩さんの職業遍歴とかいちいち面白い!
この本の冒頭での、まだ出会う前の二人が、当時探偵小説界の第一人者・馬場弧蝶さんの講演会の同じ会場にいたという事実は、読んでいて思わず興奮してしまいました!
お二人の全盛期と日本の探偵小説のシーンの全盛期がちょっとずれているんですよね。だからその部分が推理小説が好きな人以外は混同するんじゃないかな?とは思いましたが、読みやすくて面白いです!
横溝正史「雪割草」
昭和15年に地方新聞に連載されていたまま、ずっと埋もれていた横溝正史さんの推理小説じゃない小説。
連載から78年後、2018年に発掘されて単行本化されたもの。その文庫版です。
横溝正史「雪割草」
2018年に戎光祥から単行本で出てたんですけど、今回、角川文庫で文庫化。
しかもカバーの表紙イラストをお描きになっているのが、角川文庫の横溝正史さんの作品でおなじみの杉本一文さん!
これは買わなきゃ!ですよね~(笑)
角川文庫の横溝正史さんの作品というと背表紙は黒色でした。でも最近の角川文庫は背表紙はクリーム色で統一されてるんですよね。
角川文庫の別レーベルで、ホラー小説だけに特化した「角川ホラー文庫」というレーベルがあるんですが、その背表紙は黒色なんですね。そこで最近の横溝作品は背表紙を黒色にするために、ホラー小説じゃないのに角川ホラー文庫から出ています(笑)
もちろん、この「雪割草」も! …推理小説ですらないんですけどね(笑)
戦時中は、探偵小説は「風紀を乱す小説」として禁止されていましたから、この「雪割草」も探偵小説じゃなくて家庭小説。のちに戦後になって書き始められる探偵「金田一耕助」の原型のキャラクターも登場します!
桜玉吉「伊豆漫玉エレジー」
「ファミコン通信」連載の頃から30年以上好きな桜玉吉先生のエッセイ漫画の最新刊です。
桜玉吉「伊豆漫玉エレジー」
東京から伊豆の山中に自宅を移した桜玉吉先生のの日常を描いたエッセイ漫画。
「月刊コミックビーム」2019年2月号~2020年9月号に掲載された作品をまとめたもの。
相変わらずの、数々の野生動物や昆虫との戦い。地域住民との戦い(?笑)
やっぱり面白い~「変な事教えないでもらえます?」に思わず爆笑してしまいました。
日記エッセイ漫画だけに、単行本の後半はコロナからの影響も描かれてはいるんですが、元々人付き合いが少ない生活をされていたせいか、あまり影響はなかったみたいで(笑)
「グーグルのコレ」のオチにはちょっとゾォ~っとしてしまいました。お盆ですし(桜玉吉先生のお父様ですよね?)

