人間椅子「針の山」
人間椅子「針の山」です。
70年代の英国ハードロックバンド、バッジーの「BREADFAN」のカバーですが、曲だけカバ-して、歌詞は人間椅子オリジナルです。ファースト「人間失格」に収められているバージョンより、ライブでは、速いです。実に気持ちいいです。ライブビデオ「涅槃神楽」にもライブが収録してありますが。
日本詞が違和感なく載っています。まさに、英国と日本の融合です。
カレル・ゼーマン
チェコスロバキアのアニメ作家、カレル・ゼーマン監督です。(1910~1989)
私が初めて彼のアニメを見たのは5、6年前。レンタルビデオ屋で、「彗星に乗って」というのを、何となくピンと来て借りたのですが、これが良くて。実写と絵と写真アニメの融合で非常に面白いものでした。この監督の他の作品を捜して、他のレンタルビデオ屋を回ったり、注文してみたりしましたが他は見つかりませんでした。
しばらくして、このDVDが出ている事を知って買ったのですが、いいです。「水玉の幻想」「盗まれた飛行船」の2編が収められています。「水玉の幻想」はガラス細工の人形を使ったコマ撮りアニメです。1948年に作られたのに、カラーフィルムを使用していて、非常に美しいです。短編です(10分)。「盗まれた飛行船」はジュール・ベルヌの小説を脚色した作品です。これも、実写と絵と写真の切り絵アニメ(名称これでいいのか分かりませんが)の融合で非常に面白いです。「水玉の幻想」は一見の価値があります。
実は、彼のアニメ8枚組みDVD・BOXっていうのが出てるんですが、値段がなぁ。結局、そのうち買いそうな気がします。絶対、後悔しそうな気がしますので(今後出るかどうかも分からないですし)。
村田朋泰氏
前回書いたコマ撮りアニメですが、CGへ代替出来る物は、そちらへ移行していますが、手法としてのコマ撮りアニメはまだ作り続けられています。
写真のDVDは、村田朋泰氏の「朱の路」です。数年前、たまたま、何気なくレコード屋のDVDコーナーを見ていて(どれを買うと言うことなく)、何気なく買ったんですが、何も情報なく、コマ撮りアニメかなぁ、くらいの感じでした。これが良くて、しみじみしみじみ、郷愁を誘う映像というか。ストーリーは、あってないような感じですが、短いですし、13分。
翌日、急いで同じレコード屋へ行って、隣に並んでいた、同監督の「睡蓮の人」を買って。それも、良くて。これも短い(16分)ですし、同じ感想なんですが、しみじみします。
1年ほど経って(2004年)、「白の路」という新作、そして、その年の内に「俺の路」という新作がでています。
光の使い方が素晴らしいです。短い作品なので気軽に見れるのではないでしょうか。
キングコング
コマ撮りアニメ、好きなんです。正式名称これでいいのかな?人形アニメ?どちらでもいいですが。
で、「キングコング」なんですが、テーマ ”アニメ”にしていますが、当然1933年公開の1作目です。コマ撮りアニメ、分からない人は、何年か前、欽ちゃん(萩本欽一氏)が吹き替えやってた「ウォレス&グルミット」みたいなものです。ものが動く不思議、です。今の子供だったら、CGがあるので全然驚かないかもしれないなぁ。私は、CG好きではないです。CGは面白いですが、どんなすごい映像でも、「どうせ、CGだろう」と思ってしまって。映画を見ても、「これ、どうやって撮ってるんだろう?」と思う事がなくなりました。
子供の頃、当然のように怪獣映画が好きで、ゴジラだ、ガメラだ、大魔神だと好きでした。子供と言えども、本で「怪獣の中には人が入っている」という情報は仕入れていて、そんな感じで見ていました。でも、「キングコング」は外国映画でしたし、字幕だし、一風変わった印象でした。何よりぬいぐるみではなく、恐竜やキングコングが奇妙な動きをしていて、どうやって動いてるのだろう?本物なのか?と思っていました。
仕組みが分かったのは、「ドラえもん」だったか、少しずつ人形を動かして、カメラで1コマ撮って、また少し動かして1コマ撮って、…という作業を繰り返して、映写すると、人形や物が動いているように見える、と。そういえばパラパラ漫画も同じ原理だな、と納得して。
ストーリーは、有名なので、あえて書く必要がないかもしれませんが…
南の島に、売れない女優をつれて、キングコングの映像を撮りに行く。女優を気に入ったコングは女優を連れ去る。取り戻しに行き、逆にコングを生け捕りにする。一行は、ニューヨークに帰って、キングコングを見世物にするが、コングは鎖を引きちぎって暴れる。コングは、南の島で気に入った女優を片手に、エンパイアステートビルによじ登る。という話です。
そして、このDVDなんですが。淀川長冶総監修「世界クラシック名画100撰集」というシリーズの1巻で、淀川長冶氏の存命中に出ていたDVDです。「淀川長冶オリジナル解説映像付き」と書いてある通り、映画の冒頭に淀川氏が「キングコング」の解説をしています。んん~。まさに、日曜夜9時を彷彿とさせます。個人的には、映画の最後に「さよなら、さよなら、さよなら」と言っている映像が入っていれば、最高だったんですが。(1933年、アメリカ映画)



