行雲流水的くっぞこ -199ページ目

KROHM「A WORLD THROUGH DEAD EYES」

 米国産一人ブラック。

 KROHM「A WORLD THROUGH DEAD EYES」(2004年)です。


 KROHMは、米国のDario Dernaさん(元EVOKEN)のブラックメタル・ユニットです。全ての楽器を一人でやってる、いわゆる”一人ブラックメタル”です。

 このアルバムは1st。これ以前には、KROHM名義で、EVOKEN在籍中の1997年と2000年にもデモシングルを出しています。


 まず、”ブラックメタル”という音楽を簡単に説明しますね。

 反キリスト教(悪魔や黒魔術に傾倒したものが多いですが)をテーマにしたヘヴィーメタルの事です。反キリスト教という所が、いかにもヨーロッパなんですけどね。基本的に、スラッシュメタルやデスメタルぽい音を出すバンドが多いですね。

 ただ、”反キリスト教なメタル”というつながりだけなので、色々なバリエーションがあります。悪魔的なものだけではなく、民謡を取り入れたものや、妖怪・伝承を歌ったもの等。


 KROHMの音は、BURZUMフォロアーといっていいと思います。多分に影響を受けていると思いますね。同じ米国に、同じような音の”XASTHUR”がいますが、”KROHM”のほうが、より生々しい感じですね。

 ただね、深いですよ! 一人ブラックだから、ドラムは打ち込みで、チープだと言えばそうなんですけどね。

 スロー~ミドル・テンポな曲調に、ディストーションかかった、ノイジーなギターのリフレインが延々と続いていきます。それにかぶさってくる、ノイジーにエフェクトされたシンフォニックなシンセ!スウェーデンのアネクドテンを髣髴とさせるような、メランコリックで、やたら不安げなメロディ。そして、喚いているといった表現が正しい、どこか遠くのほうで喚いているようなスクリーム・ヴォイス。

 その全部が暗い音。絶対に明るくならない曲。こんな音がアメリカで生まれたなんて!と驚くことしきりです。気分はスカンジナビアの森の奥ですよ。面白いです。


 KROHMのオフィシャルサイト(このアルバムから1曲試聴出来ます)


 戦に破れて、村に帰ったら、狼の群れにやられて、村が全滅していたヴァイキング・メタル…といった感じですかね(笑)。

”すがり”の行列 と 江戸川乱歩「蜘蛛男」

 朝方、近くの道を歩いていたんですね。道の横には幅3-4mの堀、その堀の向こうには工場があって、工場へ小さな橋が架かっています。

 朝方だから、工場は閉まってます。何気なく、その橋の欄干の根元を見たら、ものすごく太い”すがり”の行列がいました。

 ”すがり”というのは、私のところで、”蟻(アリ)”のことを言います。


 (使用例)

    ばいたっ! きんーなるか、すがりんほど!

    Byte at ! King arc a sugar in hold on !

    (訳 : わっ! たくさんアリがいる!)

 ”すがり”の行列は、幅2-3cmくらいの黒い帯みたいになって続いています。


 この堀は、コンクリートでの護岸工事をしてないので、堀の岸は、土なんですよ。”すがり”の行列の後をつけていくと、その堀の岸の、草が生い茂った中に消えています。その逆をたどっていくと、工場へは入らずに、橋を直角に曲がって、逆の堀の岸の草むらの中へ。何で、遠回りしてるんだろう?と(笑)。

 ↓ざっと絵で描くとこんな感じです。


 普通、”すがり”の行列は、えさ場から巣まで続いています。ということは、何か草むらの中にえさが…。もしや、死体でも転がってるんじゃないか…、と(笑)

 …んなわきゃない!(by タモさん)

 ということで(笑)、これで、思い出したのが、江戸川乱歩さんの「蜘蛛男」(1929~1930年)です。


 小説の冒頭の部分なんですけど…。

 探偵がとある額縁店へ行くんですが、そのショウウィンドウに、額縁とともに、人の腕をかたどった石膏像がディスプレイされているんですね。探偵は、そこにアリの行列が出来ていることに気付きます。

 アリの行列は、その石膏像を登り、手首の部分に出来た小さな割れ目のところで消えています。どうやら、アリは、その割れ目から、石膏像の中に入っているようです。

 実は、その石膏像は、女性の切り離された腕に、薄く石膏を塗って固めたものでした…


…というものなんですけど。子供の頃に読んで、何か、印象が強くて。

 この小説は、乱歩さん探偵小説の中では、いわゆる”通俗長編”と呼ばれているものです。あまりトリックを重視してないという、サスペンス小説ですね。とにかく面白いです。”蜘蛛男”と称する殺人鬼が、次々人を殺していく、というそんな探偵小説です。

小池桂一「ウルトラへヴン」

 好きな漫画。

 小池桂一「ウルトラへヴン」(1998年~連載中)です。

 連載中と言っても、ちょくちょく中断してますけどね。単行本1巻が2002年、2巻が2005年に発売されています。


 小池桂一さんは、1976年、集英社の「手塚賞」を16歳で受賞してデビューします。


 この話の舞台は、ごく近未来の日本。軽い合成ドラッグが合法化され、喫茶店やバーで気軽に、気分転換するために、みんなやってるような世界観。

 主人公は、”カブ”という青年。軽いドラッグ中毒なんですね。多少、自暴自棄になってて、ドラッグ・カクテルバー(客に対して、ドラッグを調合して出すバー)で、ドラッグを過剰摂取して、リストカット的な自殺未遂(この世界のドラッグ・カクテルバーの店主は、全て医師の免許を持ってる為、ドラッグを過剰摂取しても、まず死ぬことはないので)をやったこともある、という青年です。



 ずっと、トリップし続けているカブ。筒井康隆さんの「夢の木坂分岐点」みたいな読後感ですね。

そういうトリップ感をびっちり描写されているんですよ!現実と夢とない交ぜになった、どっちが夢で、どっちが現実なのか?行ったり来たり。脳の中で、作り上げられていくイメージ。幻覚なのか、現実なのか、読んでるうちに、もうどっちでもよくなってくる…そんな感じの漫画です。すごいですよ。

 ただ、色んな伏線が張ってあって、楽しみですね。まとまらなくても、これはこれで、カブの脳内で作られたイメージということで、カタが付きそうな気もしますけど(笑)

 

 あー、私はその手のオクスリは、やったことないですよ(笑)。

艶消しA賞! と、 ♪夢は 夜ゥ~ひらくゥ~

 栗田善成さんがパーソナリティをやられている、地元のラジオ番組の川柳コーナーで、”艶消しA賞”を頂きました。

 ありがとうございます!


 …地味かな…と思ってたネタだったので(笑)。うれしいです!


 

 話は変わりますが…。

 その番組の中で、夢占いのコーナーがあるんですよ。そのコーナーのオープニングのジングルが、三上寛さんの”夢は夜ひらく”なんですよ(笑)。”夢占い”だけに(笑)! 宇多田ママの”アレ”のカバーですね。

 最後の部分の、♪夢は、夜ゥ~ひらくゥ~  のところなんですけど、やっぱり、ものすごいインパクトで(笑)。


 youtubeにあった、

 宇崎竜童さんと三上寛さんの”夢は夜ひらく”のライブ映像 (1980年)

 宇崎さんと二人でギターの弾き語りです。

蛇行運転の理由

 今日は天気もいいし、暑くない。涼しい(笑)。ん~?まだ5月なんで、この表現はどうか、とも思うんですけどね(笑)。


 午後を過ぎた辺り、車に乗って、近くの本屋&電器屋へ行ったんですね。

 お店に行く途中、中央線が1本入ってる程度の、地元じゃ整備されてる道路を通ってたんですね。

 自分が走ってる車線には、前に車が2台走っていて、それが、やたら遅いんですよ。だいぶ離れてたのに、すぐ追いついてしまいました。どうも、その2台前の車が、遅いみたいなんですね。でも、道路がゆるやかにカーブしてるところで前を見ると、その車の前は、何も走ってないんです。

 しかも、その車は、ときどき中央線をはみ出して、蛇行運転してるんですよ。何か道路に落ちてるのをよけてるのかな、と思って、道路を確認するんですが、何も落ちてないんですね。おかしいな~、と思って、前を見ていて、ハッと気付いたんですよ。その車が蛇行運転したあと、道路をよく見ると、マンホールのふたがあることに(笑)。

 気をつけて見てると、やっぱりマンホールのふたをよけて走ってました。


 何か、ゾォーっと、血の気が引いていきましたねぇ(笑)。


 2台前なんで直接は見えないし、一台間に車があるんですけど、スピードを緩めて、車間距離を多めにとって(笑)。

 交通量が少ない道ですから、渋滞にはならないんですけどね。対向車とマンホールのふたが鉢合わせしてるんでしょうね。ときどきスピードを落として走ってたりしました。

 その車は、その後すぐに脇道に入って、普通に戻りましたけど(笑)。そこだけ異空間と言うか(笑)。


 まぁ、春ですから(笑)。