あなたのココロの
パーソナルトレーナー。
真理カウンセラーの
かとちゃんです。
昨日のつづきです。
今日はちょっと深く刺さる方が
いるかもしれません。
前回のメルマガで、子どもは
「ママが喜ぶこと = わたしの喜び」
になりやすい、という話をしましたよね。
でもですね——
実はその“逆”もあるんです。
つまり、
「ママの悲しみは私の悲しみ」
「ママの不幸は私の不幸」
と感じてしまう。
これは、幼い子どもにとっては自然なこと。
まだ“自分”と“ママ”の境界線が薄いから、
ママの感情がそのまま自分の中に流れ込んでしまうんです。
*
先週は「同一化」という話もしました。
ママが悲しんでいると、
ママが落ち込んでいると、
ママがイライラしていると、
その“感情・感覚”が、スッと自分に染み込む。
わざわざ真似しているわけじゃなく、
ただ空気のように吸い込んでしまうだけ。
そして気づかないうちに、心の奥でこう決めてしまう。
「ママかわいそう、ママ大変そう」
「ママを喜ばせられなかった私は、悪い子なんだ」
「ママが不幸そうなのは、私の努力が足りないからかもしれない」
これが、大人になっても持ち続ける
罪悪感のルーツになります。
むしろ優しいからこそ、
ママが好きだからこそ、
こんなふうに“自分ごと”として受け取ってしまうんです。
でもそれは、
愛のカタチだったんですよね。
*
さて今、大人になって——
「自分はダメだ」「自分は悪い人だ」
と責め続けてしまう方へ。
もしかしたらあなたは、
「ママを笑顔にできなかった十字架」
を、ずっと背負い続けてきたのかもしれません。
でもね。
それは本来、子どもにはどうしようもできないこと。
子どもは “ママの人生” を幸せにも不幸にもできない。
そんな大役、背負えるはずがなかった。
子どもの私には関係なかった
“大人の事情”や“大人の都合”も、そこにはあった。
でもあなたは、
ママの悲しみや痛みを自分のことのように感じ、
なんとかしようとしていた——
その優しさだけが、確かにあったのです。
*
だからもう、
その十字架を降ろしてもいい。
あの頃のあなたは、
できないことを「できない」と知らないまま、
一生懸命に背負っていただけだから。
あの頃のあなたは、
ほんとうに何ひとつ悪くなかったんです。
だから——
あなたは無罪です。
あなたは自由なんです。
十字架を背負い続けることで
「つながろう」としてしまった、
あの歪んだ愛の形。
もう終わらせていい。
だって、誰も悪くなんてなかったのだから。
今日からはどうぞ、
自分の人生を、自分のために。
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