あなたのココロの
パーソナルトレーナー。
真理カウンセラーの
かとちゃんです。
日曜のオンラインサロンで
「承認欲求」の話をしたんですが、
あらためて思ったんです。
いまの社会、
あまりにも “他者承認” に寄りすぎじゃないか？
って。
学校では
テストの点が高い子、
運動できる子が褒められる。
社会に出れば、
効率よく数字を出せる人が
評価される。
つまり、
条件を満たしたら承認される。
満たせなければ価値がない。
ずっとこれ。
で実は、ここには
親の「褒める」が、
とてつもなく影響してるんです。
「褒めて伸ばす」
みたいなのが、かなりヤバいかも。
なぜか？
「褒める」って、
よく聞こえるけど、実は
“親の価値観に染める” という行為。
親が求める
≪条件≫ を満たしたときだけ
「よくできたね！」「すごいね！」
と承認される。
これを繰り返すと、
子どもはこう学びます。
「親とつながるには、
条件を満たす必要がある」
・何かが“できる”ときだけ愛される
・いい子でいれば認められる
・優秀であれば安心できる
これ、けっこうな深刻案件。
だって、つながり方の基本設定が、
完全に 「条件つき承認」 になってしまうから。
＊
でもさ、
本来の「つながりたい」は
ほんとはもっと純粋なんですよ。
小さい子が公園で、
知らない子とも
すぐ友だちになって遊んでいる、あの感じ。
あれが 無条件のつながり。
「あなたは何点？
運動できる？
生産性は？」
……なんて聞かない（笑）
ただ「一緒に遊びたいから遊ぶ」。
それだけ。
でも、条件でつながることを
覚えてしまったらどうなるか。
人とつながるときも、
“条件” を手がかりにし始める。
「わたし、これできます！」
「こんなに役に立てます！」
「わたし、優秀でしょ、スゴイでしょ！」
「嫌われないように気をつけなきゃ……」
気づいたら、
ただつながりたいはずが、
“認められたい” にすり替わっている。
もっと言えば、
条件を満たしていない自分
＝価値がない。つながりを失う。
と感じて、不安でいっぱいになる。
そりゃしんどいですよ。
だって「そのままの自分」で
つながれなくなるんだから。
SNS見りゃわかる。
いまやこの社会、
他人に「いいね」で承認されないと
人とつながれないと
勘違いした大人だらけに
なってしまってますよね。
これが、
どれだけヤバい状態か、
ちょっと考えてみて欲しいのです。
＊
つながりって、ほんとは
点数でも結果でもない。
だから他者承認を手放して
自己承認、自分で自分を承認する。
つまり
「自分はこのままの自分でいい」
そう言える人になること。
そして、もし今日、
誰からも褒めらたり認められなかったとしても──
「あ、今日は条件クリアしなくていい日か」
そう思って、
ゆっくりお茶でも飲んどきましょ（＾ω＾）
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