あなたのココロの
パーソナルトレーナー。
真理カウンセラーの
かとちゃんです。
今週の記事、
なぜだか自然と子育ての話になってます。
きっといま、必要な方がいるんでしょうね。
＊
さて
昨日の記事では、
子育てがしんどくなる背景に
「同一化」があるという話をしました。
で、今日はその続き。
ちょっと意外かもしれませんが……
子どもってね、育てる相手じゃないんです。
むしろ、こっちが育てられてるんです。
いやいや、逆でしょ！？
と思うかもしれませんが、
そーいう視点で見てみると面白いですよ。
ボクの本を読んでくれている方は
すでにご存じだと思いますが、
自己肯定感って、
「〜すべき」「〜しなければ」
「〜であってはならない」という
“べきねばの縛り＝自己否定”
によって崩れていきます。
そしてね、
子どもってこの
“自分に課している縛り” を
めちゃくちゃ巧妙に
あぶり出してくれる存在なんです。
たとえば…
子どもが全然片づけない。
→「ちゃんとさせねば」が発動してイライラ。
人前で騒ぐ。
→「恥をかいてはならない」が疼いて焦る。
宿題しない。
→「将来が不安」が
過剰に反応してドキドキ。
これ、全部ね、
子どもがボクらに
“まだこんな縛り持ってたんだね”と
鏡のように見せてくれてるだけ。
子どもが“問題行動”をしてるんじゃない。
親の中にある
「完璧であらねば」という痛みを
ポンッと浮き上がらせてくれてる。
だから子どもは、
親の“修行相手”なんですよ（笑）
しかも、すごいのはここから。
子どもは、
そんなふうに自分を
縛って苦しめている“親自身”を、
同時に ゆるしてくれる存在 でもあるんです。
だって子どもって——
散らかすし、わめくし、落ち着かないし、
やる気もなければ、すぐ泣く。
でも、その姿を見ていると、
なぜか自然とこう思えてくる。
「まあ、これも可愛いな」
「こんな日もあるよね」
「この子はこの子でええわ」
……この感覚、
実は “自分に対する ゆるし”の練習 なんです。
子どもへ向けているそのまなざしが、
ゆっくりと自分自身にも
向けられるようになる。
すると、
「できてない自分」
「不完全な自分」
「うまくやれない自分」
そんな自分も、
なんだか許せてしまう瞬間が来る。
つまりね、
子育てって
“親が子どもを育てる時間”
であると同時に、
“親自身がゆるしを得て、
ゆるんでいく時間”
でもあるんです。
子どもは、
ボクらが長年握りしめてきた“べきねば”を
そっと手放させてくれる、
人生で最大の“先生”。
「うわ、またこの子に
振り回されてるわ〜」
と思ったら、負けたんじゃなくて、
“ここがあなたの課題ですよ〜”と
お知らせしてくれてるだけ。
なんてありがたい存在なんでしょう。
って、そんな簡単には
思えんやろけどな（笑）
でも、
すでに子育てを終えて
「ここまでよくがんばったなぁ」
と自分に思えている
お母さんお父さんたちは、
今日のメルマガに
「ほんそれ！」
と思っていると思います。
いま、子育てに取り組んでいる親御さん、
今日はそういう視点をひとつ、
心のどこかに置いてみてください。
子育ての景色が、
ちょっと違って見えてきますから（＾ω＾）
で、これ
別に子育てだけちゃうで。
人間関係全部じゃ。
この世はそんな
「ゆるし」と「愛」を思い出す
修業の場なのです（＾ω＾）
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