あなたのココロのパーソナルトレーナー。
真理カウンセラーのかとちゃんです。
『愛を選べ 14歳からの「奇跡のコース」』（雲黒斎さん・徳間書店）を、一気に読み終えました。
本を閉じたあと、胸のあたりがじわ〜っとあたたかく「ああ、これは“ゆるし”の余韻だなぁ」としみじみ感じています。
もともとこの本のベースになっている『奇跡のコース』は、スピリチュアル（精神世界）界隈では超有名な一冊。ただ同時に「難解すぎて途中で挫折する本」としても有名で、ボクも20年以上前に挫折した人
今回の『愛を選べ』は、とある高校のカウンセリングルームを舞台に、スクールカウンセラーの佐久間先生と８人の少年少女たちの物語が語られていきます。人間関係、恋愛、病気、家族、将来への不安……14歳前後なら誰もが通りそうなテーマを通して、ものごとを「恐れから見るのか」「愛から見るのか」という視点の転換が、ひとつひとつ丁寧に描かれていきます。
まさに現代の子どもたちが直面している “心のリアル” そのもの。そこに『奇跡のコース』のエッセンスが、説教臭くならず、ストーリーの流れの中で自然に溶け込んでいます。（特にアトピーの少女が出てくるのですが、その子の中で起こった転換は自分が経験してきたことそのまま）
そして何より、雲黒斎さんの筆が、とにかく優しい。
重くなりがちなテーマを扱いながらも、言葉のトーンはあくまで柔らかくてあたたかい。スピリチュアル特有の「ふわっとした分かりにくさ」みたいなものがなく、「ああ、こういう表現なら14歳でも“体感として”伝わるよなぁ」と、うなずきながら読みました。
そんな雲黒斎さんらしさが、佐久間先生というキャラクターを通じて、とても自然に立ち上がっているように感じました。
個人的な話をすると、昨年ご縁をいただき、雲黒斎さんと一緒に
『あの世とこの世の橋渡し』という、名前だけ聞くとかなり怪しげな（笑）セミナーを開催させてもらいました。
そこでは、「心理学と精神世界は、どちらも同じこと言ってて “ゆるし” でつながっているんですよ」というお話をさせてもらったのですが、この本はそのとても分かりやすい実践編だと思います。
現実逃避のファンタジーではない、スピリチュアリティ（精神性）の育て方について書かれた本で、全人類に本当にオススメしたい一冊です。
正直に告白すると、読み終えた瞬間、「自分はまだ佐久間先生みたいなカウンセラーには、全然届いてないな……」と、一瞬だけ“恐れ”が顔を出しました（笑）。でもすぐに「よくここまできたね」「よくやってるよ」と伝え、胸のあたりがふっとゆるんだのを感じて「あ、今ボクも“愛"を選んだな」と、ちょっと笑ってしまいました。
かつて『奇跡のコース』で挫折した人（ボクです）にも、これから心の学びや精神世界にふれていきたい10代・20代の方にも、そしてすでに支援者として人に関わっている大人たちにも、静かに効いてくる一冊だと思います。
雲黒斎さん、ステキな本をありがとうございました。
で、以前、雲黒斎さんとご一緒させて
いただいたセミナー動画、コチラです。
▼▼▼
■動画販売（5500円）
https://www.reservestock.jp/stores/article/3625/74974
新刊発売で
お問い合わせを何件かいただいたので、
よかたらこの機会にぜひ（＾ω＾）
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