「私はいいから食べなさい」問題 | 【ココロと友達】大人の自己肯定感を育てる専門家かとちゃん

【ココロと友達】大人の自己肯定感を育てる専門家かとちゃん

うつや病気で休職3回を経験。今は心理カウンセラーとして優雅に生きるかとちゃんが、「自己肯定感の育てかた」をお伝えしています。

 


こんにちは。

 

あなたのココロの
パーソナルトレーナー


真理カウンセラーの
かとちゃんです。

 

 


 

【優しい記憶はもうチガウ】


日本人は

「遠慮」や「謙遜」が

美徳だったりしますね。


だから

「自分より相手を優先したり」

「自分を低くする」

ということが、


それはそれで民族の文化として

定着していたりします。


先日TVの街頭インタビューで、

こんなことを言ってました。


「私はユニクロでいいから

 子供にはいいもの着てもらいたい」

(ユニクロが”悪い”という意味ではなく

 ”安い”という代名詞として使ってます)


その方は、そのコトバを

「良い意味」で使ったのだと思います。


実際、その方は誇らしそうに

それを語っていたのです。


でも、本当にそれが

「良いこと」かどうかは、

一考が必要かもしれません。


たとえば、

こんなこともよくあります。


他人の仕事を「いいよいいよ」と

親切に引き受けてしまう人。


「いいよ」と言ってくれるから

みんなは仕事をお願いしてるけど


実はその人は、

他の仕事もたくさん抱えていて

あとになって

残業も休日出勤もしていたことが

わかる。


で、本人は

「仕事してるほうが楽しいから」

「残業代ももらえるからいいんだよ」

みたいなこと言う。


でも同僚は

「え?それなら言ってよ…」

「そんな無理してまで

 やってもらおうと思ってない…」

と、「罪悪感」を感じてしまう。


こういう状態をボクは

「私はいいから食べなさい」問題

と呼んでいます。


お母さんが

「私はいいからアンタ食べなさい」

と子供に、ごはんを食べさせる。


昭和の時代には

こんな風景がドラマや小説でも

リアルでもあふれていた気がします。


そしてそれを「愛」だと

思っているところが

少なからず

まだ私たち昭和世代の中に

あると思います。


でもこれは、

昭和のモノのない時代なら

それが真に「愛」から

出てきた行為だったかもしれない。


でも

食べ物があふれる今の時代に

これをやっていたとしたら

それはちょっと違う。


ときには

本当に1個しかないケーキを

「あんた食べなさい」

みたいなことはあるだろう。


でもいつもいつもそれを

やっているようなら、

それはただの「自己犠牲」。


そして

「自己犠牲」が「正しい」

「自己犠牲」こそが「愛」

「自己犠牲」してこそ「親切」だ

よりうがった考え方をすれば


「自己犠牲」する私がステキ

とカンチガイして

しまっていることもある、

かもしれない。


でも

「アナタの自己犠牲」で成り立つ

「ワタシの幸せ」なんて

もはや誰も嬉しくないのだ。


たとえそれが

「愛」や「親切」からのものであっても

それが

相手に「罪悪感」を感じさせるようなら

それはもう、やりすぎである。


そしてその行為は

「アナタ」と「ワタシ」の間に

わざわざ自分で壁を作っている。


モノにあふれた現代には

人はケーキでなく

「つながり」が欲しいのだ。


だから、こう変えていけたらいい。


私も子供もお互いが

気分よくいられる服を

一緒に着ようね。

それは安い高いに関係ない。


仕事がたくさんあるのなら

みんなで分担してやろう。

一緒に達成感感じよう。

そして一緒に乾杯しよう。


ケーキが一個しかないのなら

半分こして食べようね。

そしたら

美味しさは2倍になるね。



「わたしはいいから食べなさい」

母親との美しい記憶が

今も通じるとは限らない。


もう、

みんなで幸せになりましょう。


それが

みんなの自己肯定感を育てます。


時代は変わったのですよ

昭和の人よ(^ω^)


 


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