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あなたのココロに言葉を添える
心理カウンセラーの
かとちゃんです。
アトピーを持った人が
「仕事」をしていくのって
なかなか大変です。
そもそもの症状のキツさも
さることながら
軽度の人もいるので
「しょせん皮膚炎」だろうと
周囲に理解してもらえないという
対外的なツラさもあります。
そして
「もっと自分はできるのに
身体がそれを許してくれない」
というココロの内なる葛藤が
実は一番ツライのかも
しれませんね。
「問題を問題と捉えない」
これが心理の基本です。
でもさあ
症状がツライ病気について
それを思うのは正直キッツい(>_<
なので
アトピーを「問題」とは捉えず
一緒に歩んでいくにはどうすればいいか
そこらへんをいつも書いて
おりまっす。
日本最大級のアトピー性皮膚炎患者団体
アトピーフリーコムの会報誌
『あとぴーフリーコム第32号 2016.11』に寄稿させていただいた
「かとちゃんの心理エッセイ連載第5回」
をまた載っけますねー(^ω^)
ご興味の方は読んでちょ。


◎連載エッセイ◎
かとちゃんの心理学エッセイ ~ アトピーとココロ ~ No.5
『自分を仕事に合わせていくのか、仕事を自分に合わせていくのか』
かとちゃんの心理学エッセイ ~ アトピーとココロ ~ No.5
『自分を仕事に合わせていくのか、仕事を自分に合わせていくのか』
こんにちは、心理カウンセラーの加藤隆行(かとちゃん)です。
9月17日、18日に「アトピーフォーラムin豊富2016」に参加してきました。
稚内にほど近い日本最北の温泉郷で毎年開催されるこの催し。豊富温泉はその特殊な泉質からアトピーや乾癬などの皮膚疾患に効果があることで有名で、私自身も以前から一度訪れてみたいと思っていた場所でした。この度、開催スタッフの方々にご縁をいただき、ついにあこがれの秘湯へと足を踏み入れることに!やっほう!
今回はその温泉体験記…も書きたかったのですが(笑)、アトピーフォーラムで行われたワークショップの様子についてレポートしてみたいと思います。
■ワークショップ「自立・仕事」
一日目のワークショップでは、アトピーの方々が「今、聴きたいこと。話したいこと。」と題して、6つのワークショップ(「自立・仕事」「恋愛」「体調維持」「移住」「育児」「食と運動」)が開催されました。たくさんの方々がアトピーについて様々な角度から意見交換を行なうという大変有意義な場で、私は「自立・仕事」に参加し、自身の経験等を共有させていただきました。
仕事とは社会との関わりそのものです。対人関係を構築する場であり、生活基盤としての収入源であり、さらには自己実現の場でもあります。
アトピーの人が、どう仕事とつきあっていくか。いかに自分の体調を保ちながら、凹まず潰れずに活躍していくのか。これはアトピーの人のみならず、慢性疾患を持った方々の永遠のテーマだと思います。仕事をがんばることで悪化する、無理をして強制終了する、この繰り返しから抜け出すためのヒントをみなさんと探ってみました。
■仕事と共存するには?
仕事とアトピーの共存についてお話する中、重要なポイントが2つありました。
1)転職などで環境を変える
多くの方が、アトピーの自分に合わせて職を変えていました。田舎に移住し負担ない環境で働く、自分のペースで動ける個人事業に転職する、異動を申し出るなど身体に優しい職場に変更するなど、アトピーに合わせ人生が変化していっていました。
また、「身体の負担を減らす」という理由のみならず、「より好きなことをするため」に、同業種でさらに専門性を追求した会社へ転職されている方もいました。
「アトピーでの転職」というと、「病気でしかたなく」というようなネガティブな観点で捉えがちですが、「より楽しく」「ストレスを減らし快適に」働くための転職というポジティブな観点もぜひ取り入れたいポイントです。
2)しっかりと制度を活用する
職場の制度が整っている場合は、それを十二分に活用することが重要という話も出ました。
アトピーの人は、幼少期より身体や心に無理を強いることに慣れてしまっており、自身の許容範囲を超えてがんばってしまう傾向があります。病気なのですから、普通の人と同じように働こうと無理する必要はありません。定時になったら帰る。自分が必要と思う以上に身体を休めるため有給を使う、強制終了する前に休職するなど、仕事を健常者並みに行うよりも以前に、身体をコントロールできるようになることに注力する必要があります。
現在、休業されているという方が、最初は「罪悪感ややるせなさ」を感じながらも、自分が病気であることを認めたことで、「ちゃんと休ませてもらおう。ダメになったらまた休めばいい。」と休みがもらえる境遇に感謝できるようになったという話が印象的でした。
以上2つのポイントから分かることは、病気ならキチンと休む、もしそれがかなわない場合は自分に合わせた環境をあきらめずに探していく、ということになると思います。
「そんな都合の良い仕事はない」「私には転職するスキルなどない」などと考えて、ブラックな職場や過酷な環境にしがみつくことをやめて、自分に合った職場環境を整える、または新しい仕事を探すという「勇気」が必要だと思いました。
■そもそも「自立」とは何か?
ところで今回のワークショップのお題目は「自立・仕事」というふたつの内容が合わさったものでした。そのため「仕事」と「自立」の関係性についても言及し、以下のような意見に落ち着きました。
まず、「自立」というと「経済的な自立」を思い浮かべる方がほとんどだと思います。仕事をして、収入を得て、自活する。つまり「生活をささえる力を自分で持つ」という事です。
社会で生きていく上でもちろんそれは重要なのですが、アトピーや病気である人にとって大事な「自立」は「病気で生活できない時もある自分を認める」という「精神的な自立」だと思います。
「経済的な自立」のみを自分の価値観に置き、アトピーが激しく悪化しても働き、倒れて迷惑をかけ、ついには会社を辞めるという行動は、真に自立した人とは言いづらいでしょう。
アトピーの人が「精神的な自立」をするために必要なことは、自分のアトピーと和解し、「できない自分を認める」ということです。
働けないときは治療に専念し、他者や会社に頼る。同僚や上司にキチンと自らの体調を伝え理解してもらう努力をする。前述のように会社の休暇制度を罪悪感なく利用する。場合より傷病手当や雇用保険、生活保護など自治体や国の制度を活用する。そして親や親戚に頼ってみる。その上であらためて身体を見つめ、自分にあった働き方を探す。それが2つを「自立」を両立させることだと思います。
■アトピーフォーラムin豊富をふりかえって
自分を犠牲にせず、環境のせいにせず、自らを受け入れ、手放すべきは手放し、受け入れるべきは受け入れる。そして頼るべきは頼り、がんばる所はがんばり、あきらめるところは素直にあきらめる。その上で、やりたいこと、好きなことを追求し仕事に取り組んでいく。
「自分を仕事に合わせて行くのか 仕事を自分に合わせて行くのか」
どちらがいいという話ではなく、どちらも必要な時がある。特にアトピーの人はそのバランスが大切。そしてその行動を「自分で選んだ」という意識が重要。自分で決めて、自分の意志で本当にそれを行っているのか。
「私は本当はどうしたいのか?」
自分との内的対話をしっかりして決断をし、人生の舵を自分で握る。そして良い面も悪い面も、そこから導かれる結果を受け入れる覚悟をする。
無用に自分を犠牲にしたり、自分で抱えすぎず、また人生をあきらめることなく、自分を大切に、しながら自分のペースで「仕事」と「自立」に取り組んで行く。
自分だけでは先が見えない状態でも、今回のアトピーフォーラムのような場で、同じ悩みを持つ人たちと交流することで、新しい道もみつかるかもしれません。
最北の地で、このような催しが行われていること、それを支えている人たちがいること。自分を含めたアトピーの方々に「勇気」をもらえたフォーラムでした。
ぜひまた伺わせていただきます(^^)


豊富ってこんなとこー
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