オーディオ招待記(neuronさま) | くさもんのブログ

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4/30(火)は、neuronさんが遊びに来てくださった。

前回はこちら

今回はオーディオ関連の日記だが、neuronさんは一応「ゲーム仲間」。
最近は近所の雑談仲間みたいな感じが強いが・・・(笑)。

そんなneuronさんが今回いらっしゃったのは、お気に入りのCDやブルーレイを普段とは違う環境で試聴したいとのご要望から。
ここ数年は「ラブライブ」というアニメやゲームにハマっておいでで、それ関連のブルーレイやCDを大量にお持ちになった。



正直に白状すると、「ラブライブ」というのは、自分はあまり詳しくない。美少女がたくさん出てくる、くらいの認識しかない。
ちょっとジャンルが違うかもしれないが、「セーラームーン」と「プリキュア」の違いなら分かる。ただ、「アイドルマスター」と今回の「ラブライブ」の区別がつくかというと、結構怪しい
(眼の描きかたで何とか区別している)。

アイドルマスター



ラブライブ
(眼が水まんじゅうみたいで美味しそうである)



で、一言に「ラブライブ」と言っても、ガンダムみたいにシリーズ作品がたくさん出ている。
説明の順番が前後するが、ラブライブは
「美少女たちがアイドルユニットを結成して、オーディションやトーナメントを勝ち抜いて日本一のアイドルを目指す」
という物語のようで、シリーズ作品がたくさん出ているということは、主役となるアイドルユニットもその数だけあるということだ。

neuronさんはその中でも「Liella!」(リエラ)というアイドルユニットが活躍する作品がお好きのようで、今回はそれらのCDやブルーレイを中心にお持ちいただいた。




試聴の中心になったのはCDよりもブルーレイのほうだったが、これ、単にリエラが主役のラブライブアニメを収録したものではなく、ライブのブルーレイ。リエラの声優さんたちが、劇中のリエラのメンバーになりきってライブをするというもの。

声優さんたちは劇中のリエラのライブシーンと同じ衣装を身にまとい、振り付けさえも劇中のライブシーンと極力同じにしている。


ステージにはでっかいディスプレイが設けられ、遠くの観客席からも見えるようステージや各メンバーのアップの映像を映し出す・・・というよくある使われ方はもちろん、ゲームやアニメ中のライブシーンを投影して、その中のキャラクターの動きとステージ上の声優さんたちの動きがシンクロする・・・なんて演出も多々行われた。


よく「アニメや漫画は二次元、実物は三次元」なんて表現がされる。
デパートの屋上などで仮面ライダーやプリキュアが着ぐるみで子供たちを楽しませるショーなんかは、その中間をとって「2.5次元」なんて冗談半分で言われたりもするけれど、今回のライブのようにいわゆる「中の人」たちが極力劇中のライブに合わせてステージを演じるのは2.8次元くらいか?とのneuronさんの喩えは、言い得て妙だった。

で、なんでneuronさんは「ラブライブ」の中でも「リエラ」を推しているのか?なのだが。
箇条書きで書くと・・・

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・歌が上手い。

・声質が自然。変にアニメチックな声で歌っていない。

・振り付けがすごい。走り回る、飛び跳ねるという派手なアクションをキッチリやってのける。

・これだけ派手に動き回っているのに、息切れが殆どない。

・一方で、静止した状態での歌唱は、動きながらよりも明らかにクオリティが上がっている。

・上記のことから、恐らく口パクではない。

・本業は声優のはずだが、メンバーの顔が皆アイドル並みに美しい。
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とのことだった。
確かに、リエラ以外のラブライブのライブも観せてもらったが、いい悪いは別にして、萌え萌えなアニメ声で歌ったり、振付が明らかに体力をセーブしていると思われるものも多かった。

上記に加えて、自分は各メンバーの振り付けのシンクロ率の高さにも驚いた。
例えば、片足をぴょいと上げるシーンでは、そのタイミングが全員ドンピシャリ同じだったりとか。各メンバーは前しか見ていないはずなので、横で踊っている他メンバーがどんな動きをしているかは分からないはず。それでいてタイミングがドンピシャリというのは、もう練習に次ぐ練習でしか成しえない賜物だろうということで、中国雑技団か北朝鮮のマスゲーム並みだなとか、後半は褒めているのかディスっているのか分からない表現で鑑賞していた。


オーディオ的には、普段のneuronさんはご親戚の遺された相当年季の入ったスピーカー(型番不明)で聴き慣れているためか、我が家で聴くとちょっと高音がきつい、一方で、合唱の場面では声がごっちゃにならずに、各メンバーの声がきちんと分離して聴こえる、とのことだった。
声に対するお褒めの言葉は純粋に嬉しい。もう35年も前のスピーカーだが、当時のNHK技術研究所と三菱電機がアナウンサーの粗探しをするために技術の粋を結集して作ったものなので、今でも「人の声」の再現についてはまだまだ行けますとも♪

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今回は、こういう言いかたも偉そうだが、思ったよりも楽しめた。
純粋に、人の努力や猛練習の結晶を観るのは楽しい。それが、見目麗しい女の子たちの歌い踊る姿ならなおさらだ。

これを受けてアニメやゲームもやってみようかな・・・とまではならなかったが、今後のアニメの物語の展開に合わせてメンバーの入れ替えも発生するようで、そうなると今度はどんなステージになるのかと気にはなる。
一方で、初期は5人、今は11人くらいまでメンバーが増えているそうだが、neuronさんも言う通り11人とかになったら収拾付かなくなるのでは、との懸念もある。一人ひとりの見せ場を十分に確保できるという意味で、5人くらいのままのほうが良かったのでは、とも思う。

なんか、どんどん仲間が増えていくのは男塾みたいだが・・・(笑)。マーケティング的な理由でメンバーが増えていくのは仕方ないのかもだけどね。




neuronさん、今回は新鮮なコンテンツをありがとうございました。
新作が出たら、ぜひまたお持ちになってください!