オーディオ招待記(neuronさま) | くさもんのブログ

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5/24(日)は、neuronさんが遊びにきてくださった。


最初に、現時点での自室の構成。





このneuronさん、自分の中ではゲーム仲間なのだが、音楽もお好きで、自室にフルサイズのオーディオ機器もいくつか置かれていた。ケンウッドのDAC回路内蔵型のプリメインアンプとかソニーのDATデッキとかね。
そうしたこともあり、自分がオーディオ趣味を始めた高校卒業間際から黎明期の大学浪人あたりは、オーディオ雑談に散々お付き合いいただいたものだった。

その後も、ゲームをやりにゲームセンターで会ったりお互いの家を行き来したりしていたが、いつしか疎遠に。
去年、数年ぶりにお会いして、そして今日、十数年ぶりに我が家に来ていただいた。
今のスピーカー(2S-3003)を使い始めてからは初めてではないかと思う。

neuronさんは比較的幅広い音楽を聴かれており、フュージョンという音楽ジャンルを自分に教えてくれたのも彼だが、最近は女性ヴォーカルのアニソンを聴かれることが多いそう。
で、今回もアニソンや声優のCDをごっそりお持ちいただいた。
最初にご本人のこの日の一番のお気に入りを書いてしまうと「ご注文はうさぎですか?」というアニメの「ぽっぴんジャンプ♪」というCDで、2曲目の「ぽっぴんジャンプ♪ チノVer.」。
このCD、収録曲は5曲ほどなのだが、収録されているのは全部同じ曲(歌い手が違う)!
なんか、すげぇ・・・。


オーディオ的な知識は、率直に言えば多少詳しいもののマニアと言うレベルではないのだが、数年前からカラオケにも熱中されており(詳細は省くが少しマイナーな歌い方)、上記CDなどヴォーカルを中心に熱心に聴いてくださった。


♪♪♪


印象的だったのは、やれ「高域が澄んでいる」とか「低域の量感がある」とか「定位がしっかりしている」などといったオーディオマニア的な観点・評価ではないことだった(リスニングポイントを変えることでの低域の聴こえ方についてはあれこれ試行錯誤されていたが)。
まぁ、オーディオマニアではないから当然なのだけど(笑)。

それよりも、ご自身も歌を歌っていることから「このヴォーカルは自宅のステレオで聴くよりやや男っぽく聴こえる」というコメントから始まり、後半は「この歌い手はどういった歌い方をしているのか」という点に注目ならぬ注耳しをて聴かれていた。
ここで言う「歌い方」とは、表現力と言うより技巧的な話で、例えば、単に喉を鳴らすのだけでなく、腹の筋肉の入れ方や口の中の膨らませ方といった話だったと思う。
そしてそれらがよく分かりやすいとのことだった。
そうした観点での試聴は自分にとってはとても新鮮だし、分かりやすいという評価はとてもうれしかった。


ただ、それだけというのも何なので、せっかくだからオーディオマニアらしい体験もしてもらいましょうと思い、また性懲りもなくこれを再生。
ホセ・グレコ舞踏団 フラメンコの響宴


スピーカーは正面にしかないのに、足踏みの音は上方から聴こえてくる。
60年くらい前の録音なので、今でいうドルビーアトモスみたいな加工もしていない極力シンプルな録音なのに、こうした聴こえ方である。
オーディオは奥深いねぇ、と言われていたのが印象的だった。



neuronさん、今日はありがとうございました。
暫くは灼熱地獄になりお客さんはお呼びできませんが(笑)、涼しくなったらまたお気に入りのCD持っておいでください。
最初にお披露目したとおり、ゲーム環境もばっちり整えてあるので、よろしければ以前のようにそちら方面でもおいでください♪