こんにちは、くろわです。
最近、急に寒くなってきましたね。
昨日、我が家では今年初めて暖房を使いました。
さて、タイトルにもありますが、最近転職しました。
都内の会計事務所です。
これからは、会計・税務サービスを中心として、病院・介護施設やコメディカルの起業支援をしていきます。
元々、こういうことがしたくて会計士を目指したので、やっと夢を実現する段階に立てました。
転職先を決めた理由はいろいろありますが、一番の理由は、「私の病気を理解してくれて、体調に配慮した勤務ができる」からです。
所長とは転職前に数回、面談をしてもらい、自分のやりたい仕事をアピールすると同時にクローン病のであることを伝え、自分が苦手なこと、配慮してほしいことも伝えました。
その結果、お互いの意見が一致したため、転職することになりました。
今回の転職は自分にとっても自信になりました。
なぜなら、就職前にお互いの想いについて納得するまで話し合うことが出来たからです。
会社としては、病気であるかどうかはあまり重要ではなく、「会社が私に期待するもの」と「私が提供できるもの」が一致することが大事なのです。
難病患者の皆さんは、仕事のキャリアに悩むことが多いと思います。
その場合は、徹底した自己分析と自分の能力の棚卸しをすることをおすすめします。
ちなみに、今回転職した会計事務所は障害者雇用義務には該当しない会社のため、私を雇用したことで利用できる助成金は一切ありません。
公認会計士という試験に合格しているものの、わざわざ私でなくても、他の優秀な(健常者の)会計士はいくらでもいます。
その中で、納得できる転職先を見つけるには、自己分析と棚卸し、そして交渉能力が必要だと思います。
これから、世の中の働き方も変わってきます。
複数の会社と雇用契約を結ぶフリーランスも多くなるでしょう。
新しい仕事を自分で「創る」人も出てきます。
会社に雇用される人も、求人票を見て会社に応募する、という形は減ってくるかもしれません。
会社に「雇ってもらう」ではなく、自分を「アピール(売り込む)」する形になるでしょう。
欧米では、面接で「あなたはいくらで働いてくれますか?」と聞かれることがあるそうです。
つまり、自分の能力を評価(この場合はお金で)できる必要があるのです。
難病患者は日常生活だけでも、健常者よりも大変なことがたくさんあります。
でも、将来設計やキャリアデザインを描く時は、健常者よりもより深い思考が必要になるのかもしれません。
最後まで読んで頂きありがとうございます。