こんにちは。くろわです。
今日は下記の本の紹介です。
濱田孝一
AIやロボットによって仕事が奪われ産業構造が変化しても、市場価値の高い「介護のブロ」になることで介護の仕事で生き残ることができる、ということが書かれています。
私は個人的に介護の仕事はロボットに全て奪わることはないと考えています。
それは、創意性のある仕事であり動作も複雑だから、という単純な理由ではなく、「この人の介護を受けたい」という利用者側のニーズが確実にあるからです。
本の中では、ケアマネジメントの重要性が説かれています。介護保険制度の根幹の部分であり、この考え方を職員それぞれが共通認識として持つ必要があります。
この知識としてのスキルと適切な介護技術があってはじめて利用者に質の高いサービスにつながるわけですが、無資格でも介護の仕事ができる現状では、個々のスキルにバラツキがあり、これを適切にマネジメントできる人材が不足しています。
そこに危機感を感じて現場の知識・経験のある志の高い経営者が運営する事業所とそうでない事業所との差はますます開くでしょう。
利用者はもちろん職員にも喜んでもらえる組織を作りたい、そんな気持ちにさせてくれる本でした。
最後まで読んで頂きありがとうございます。