中国ドラマ
【与凤行/與鳳行】
英題:The Legend of Shen Li
45分 × 39集
騰訊視頻・芒果TV
播出日期2024年3月18日
女主 沈璃…赵丽颖/趙麗穎(チャオ・リーイン)
男主 行云(行雲)/行止…林更新
①は↓
視聴完了。
忙しいので忘れないうちにざっくりと全体の感想のみ記録。
ずいぶんのんびりした展開だなと思いながら見ていたけれど
序盤の人間界も2人が天域に戻ってからも全てが壮大な前振りで、沈璃が戦死したところからが本当の始まりと言ってもいいくらいだった。
天域に戻ってからの男主は沈璃の気持ちに答えられないくせにやたらと近寄ったり嫉妬したり、なんだこいつは…と思ってしまう一瞬もあった笑
墨方の件は沈璃が可哀相すぎた😭
趙麗穎の泣きの芝居がkumiは好き。
ぽろっと1粒だけこぼれる涙。
今にも溢れだしそうに目の縁いっぱいに溜まった涙。
もうほんとに、限界ギリギリの量まで溜まった涙が目の縁でユラユラ揺れてるのがグッときちゃう😭
泣ける(இ﹏இ`。)
で、墨方が無理となると
ん~…じゃやっぱり行止か。←男主なんだから当たり前w
彼のあの煮えきらない態度。
要は、上古神は絶大な力を持つが、誰かや何かに肩入れしてはいけないと。
強い感情を抱いてはならない。
誰かに心を奪われるのは禁忌。
天外天にいたかつての上古神たちの幾人かはその禁忌を犯し天から罰を受け命を落とした。
今はもう三界を守る上古神は行止ただ1人。
彼が誰かを愛して死ぬことになれば彼だけでなく世界が滅びる。
だから彼は愛さない。
愛せない。
しかし沈璃の死の知らせにより今まで抑えに抑えてきたものが一気に爆発。
沈璃の遺体を探し続ける行止。
一瞬にして海をも凍らせるほどのその力。
なるほど、これは誰かに肩入れしてはならないというのも頷ける。
けれど、沈璃の死により箍が外れてしまった。
沈璃と再会した行止は、もう二度と沈璃を喪うことは出来ない、もう二度と誰にも傷つけさせないと、何よりも最優先して彼女を守ることを選ぶ。
二人が守ってきた世界を、二人の恋が滅ぼす
…なんてキャッチフレーズまで思い浮かんで、kumiはワクワクしながら見てたのに後半はなんか思ってたのとちょっと違う方向に…笑
正直、三界のゴタゴタとかあまり興味なかったもので、戦いが始まってからは倍速でサラッと見ました。
でも趙麗穎と林更新は良かったと思います。
趙麗穎が林更新を男主に指名した理由が分かる気がする。
実は最初は彼にちょっとイラッ💢としながら見てたとこもあるんだけどw
おそらく趙麗穎のこの手のドファンタジーはこれが最後なんじゃないかとkumiは勝手に予想してるので、こんな大事な作品に指名されたんだから、もっと死ぬ気で頑張ってビジュアル仕上げてくるべきだったんじゃないですか?💢という怒り笑
いや、頑張って絞ってきたとは思うけどさ…正直まだまだでしたよ…💢
とは言え、終わってみればやはり行止という難しいキャラは彼で良かったと思う。
さすがベテラン。
もう生きるのにも飽き飽きしてるほど長く孤独に過ごしてきて、でも重い使命があってそこから逃げることも出来ない男主。
このキャラだと大きな芝居にはならないので、下手したら単なる地味なつまらない男主になりそうだけど、林更新の抑えた演技が良い。
若いイケメンには出せない味。
ところどころグッときちゃう。趙麗穎が彼を望んだのも頷けます。
でもまあ萌えるかって言われたらkumiはさほど…笑
キャピらない女主も良かった。
趙麗穎がもともとこの女主をすごく好きだったというのが良く分かる。
中国ドラマって、女主が気を失って男主にお姫様抱っこされてるシーンで、意識無いはずなのに腕はしっかり男主の首に巻き付いてるという不自然なのが多くていつも気になっちゃうんだけどw
このドラマは珍しくちゃんと、ぶらーんて脱力してて、そういう細かいとこも彼女の拘りを感じた笑
あと良かったのは
拂容君…何与
【月歌行】の男主並みの正座スライディングを披露したりw
↑は真面目なシーンだったけど拂容君の正座スライディングは笑っていいやつw
姉の幽兰や祖父の天君との絡みもウケる笑幽兰…辣目洋子(李嘉琦)
天君…刘冠麟
行止の前で孫の拂容君を厳しく叱って彼の手を叩いてるふりして実は自分の手を叩いてたりとか、孫に激甘w
ところで天君の仕事はなんなんでしょうね…
なぜ行止だけが、この世界を守るという重荷を一人で背負わされてるのか?
まあ天君は年齢的に戦いの場からは退いているとしても(もともと戦闘能力あるのか知らないけど)、仙界はなぜもっと積極的に世界を守ろうとしないのか?謎すぎる。
しかし孫世代はまともで、幽兰は自己中ワガママお姫様かと思いきや全然そんなことないし
拂容君は主角CPたちと関わるうちに急成長。
拂容君は主角CPたちと関わるうちに急成長。
彼なりに真剣に自分の責任を果たそうとする。
予想外の良キャラでした✨
お色気たっぷりでめっちゃ強いけど人間に恋しちゃう、可愛いげあるこちらのお姉さんもけっこう好きだった。
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20240413/19/kuromi3104/b5/ee/p/o1080067715425365811.png?caw=800)
最後にがっつり尺使って彼女の恋を描いてましたが、そこで平和になった世界での主角CPの幸せををたっぷり見せてくれたので満足。
最近ふわっと匂わせendが多いので珍しい終わり方。
全体的に音楽の使い方だけはちょっと好みじゃなかった💦
コミカルシーンと、戦闘とかの盛り上りシーンでそれぞれお決まりで流れる曲がちょっとしつこい…
そして唐突にサビを大音量で流す、はい感動シーンきた!みたいな感じがなんかちょっと古いというかお洒落ではないなと😅
なんだろう、やっぱりあの唐突感がイマイチなのかなぁ。
「はい!ここで音楽ドーン!」とか言ってる監督の声が聞こえてきそうな感じ😂
まあこの辺のセンスはもう単なる好みの問題なんで、kumiの好みとは合わなかったということで仕方ない。
あと個人的には今後、辛云来に注目したい。