1年前の借りを返せるか(2023年 水戸黄門漫遊マラソン) | 50代から始めた挑戦の記録

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50代半ばの夏、その時は…
自分がその後、登山・マラソン・ゴルフ・資格取得などに挑戦する日々が訪れるなど思ってもいませんでした。年を取ってからの挑戦は上手くいかない事ばかりですが、やりがいもあります。そんな自分が「生きた証」をここに綴っていきます。

引き続き、マラソンへの挑戦の記録を続けます。

 

 

2023年10月15日の東京レガシーハーフマラソンから2週間後、いよいよ水戸黄門漫遊マラソンの日がやってきました。

 

思えば1年前に、何となくエントリーして出場したのが、この水戸黄門漫遊マラソンでした。

結果は、惨敗。

 

悔しくて、情けなかった。

 

リベンジしたい。

年齢的に厳しい部分も多いと思うけど、やってみなければわからないのでは無いか…

 

すべての始まりは、この、2023年の水戸黄門漫遊マラソンでした。

 

 

 

フルマラソンのリベンジは2023年3月の東京マラソンで果たす事が出来ました。

 

 

 

 

でも、この、水戸黄門漫遊マラソンを歩かず走り切ることが、本当の意味でのリベンジ。

 

にわかに緊張感が走りました。

東京マラソンのようには、楽しめないかも…

 

大会に向う電車内。悲愴感が漂います(汗)

 

JR水戸駅前に着きました。

見覚えのある風景

去年と・・・同じ・・・

 

ウォーミングアップも緊張気味です。

 

いよいよスタートが近づきます。

 

 

昂ぶる気持ちを抑えて、スタートしました。

コースは熟知しています。1週間前に車でコースを再確認しました。また、動画なども徹底的に研究しました。

ジェルの補給も何度も何度もシミュレーションしました。

 

シューズは、ASICSの「S4」

東京レガシーハーフマラソンもこれで走りました。

 

 

レースが始まりました。

1年前の初フルマラソンの惨敗のイメージが、時折脳裏をよぎりましたが、極力落ち着いて走るよう心掛けました。

 

一歩一歩着実に。

 

去年のイヤホン落下地点や、お尻に違和感を覚えた場所等も無事に通り過ぎました。

 

ハーフ前後に高低差がM字になる橋があります。

去年はここでも気持ちを折られました。

ここも何とかクリア。

 

そして去年、いよいよ完全に足が止まった26㎞過ぎの地点に差し掛かりました。(止まった場所は)はっきり覚えていました。

そこを「走って」通り過ぎた時・・・

 

去年を超えた!

 

それだけで嬉しかった。

忘れ物を取りに来た感覚と、続けて良かったという思いなどが入り乱れ、複雑な気持ちになり泣きそうでした。

 

でも、問題はここから。

 

30㎞、35㎞と壁が待っているはずです。

41㎞過ぎには、有名な激坂も待っています。

 

 

1年前は全部歩いた仙波湖も、今回は走ることが出来ました。

妻の声援にも、応えることが出来ました。

 

いける!

 

最後まで駆け抜けられそうな、そんな気持ちが湧き出てきました。マラソンはメンタルスポーツと聞きました。この時は、本当にそうだと思いました。

 

仙波湖を抜けた後、長い上りが続きます。

流石にここはキツくタイムも落ちましたが、その直後のトンネル応援で息を吹き返しました。有名な激坂も走り抜けることが出来ました。

 

そして・・・

 

 

私は、最後の直線を「走って」駆け抜けました。。。

ネット 3時間36分57秒

グロス 3時間37分47秒

 

 

やってやった!

1年前の借りを返してやった!!!

 

 

1年前に倒れ込んだゴール後の芝生の上では、「もう二度とフルマラソンは走らない」と空を眺めましたが、今回は、達成感を噛みしめて空を見上げていました。

 

これが、2023年の水戸黄門漫遊マラソンでの、私のリベンジの記録(記憶)です。

 

 

次回は、難コース「松本マラソン2023」の記憶を記録しようと思います。