あまりに酷いペット店頭生体販売の実態。動物好きのスタッフも壊す惨状 | Just One of Those Things

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体調が不安定なため、ほぼ巡回等ができておらず、申し訳ございません。急遽予定を変更して、取り急ぎ取り上げます。

 

杉本彩さんが14日、「現在発売中の「週刊SPA!」の特集 素晴らしいです!ペット流通の闇」を取り上げました。
 

その続き、「ペット店頭販売の実態「週刊SPA!」WEB版」を取り上げました。

 

杉本彩さんより。
 
先日発売された「週刊SPA!」のペット店頭販売の実態が
 
WEB版になって配信されました!
 
何度かに分けて配信されます。
 
まずは第一弾、是非お読みください。
 
そして、一人でも多くの方に知っていただきたい
 
この不健全で非人道的なペット生体展示販売の実態を
 
シェアしていただけますようによろしくお願いします。

 

リブログをご観覧できない方は、上記のリンクからご観覧くださいませ。

 

上記で参照に取り上げられているのは、すぐに削除されやすいYahoo!からなので、時間がたっても観覧できるよう、この記事に取り上げます。

 

前回の「ペットショップの闇。大量生産された子犬・子猫の残酷な現実(追記あり)」より。

 

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あまりに酷いペット店頭生体販売の実態。動物好きのスタッフも壊す惨状
2019.11.18 HARBOR BUSINESS Online

 
 市場規模が1兆5000億円を上回る、大規模な日本のペット産業。基盤となっているのが、子犬や子猫を扱うペットショップだが、その裏には「動物=商品」と見なす、残酷な現実が隠されている。ショーケースの中にいる動物たちに何が起きているのか?
 

©HARBOR BUSINESS Online
体が大きくなっても外に出してもらえず、キャリーケースに何年も押し込められたままの猫
 
 
■動物だけでなくスタッフまでも壊す、ペットビジネスの悲劇
 
「動物たちにとってショップのバックヤードは、ほとんど“生き地獄”でした」と言うのは、都内にあるホームセンター内のペットショップに勤めていたAさん。
 
 Aさんが目にしたのは、表のショーケースには決して現れることのない犬猫たちの悲惨な姿だった。
 
©HARBOR BUSINESS Online
店頭にいるのは、生後数か月の幼犬・幼猫のみ。病気になってもまともな治療はしてもらえず、適当に市販薬を与えられるだけ

「売れ残って行き場のない犬猫が常時40~50匹、身動きもできない狭いキャリーケースや小さな段ボール箱に入れられたまま、何年もモノのように積み上げられていました。衛生状態もひどく、ケースのなかは糞尿まみれ。常に異臭が漂っています。餌も一日1回のみ。スタッフがおしっこを掃除する回数を減らすために、水も少ししか飲ませない。そうした状態で5年近く放置されていた犬もいました」

 
■ゴキブリにとって快適な環境に犬猫たちが閉じ込められている
 
 地方都市のペットショップで働いていたBさんも、犬猫が置かれている環境の劣悪さを指摘する。
 

©HARBOR BUSINESS Online
売れ残った犬猫は身動きもできない状態でケースに詰め込まれている
 

©HARBOR BUSINESS Online
糞尿掃除と餌やりは一日1回。外に出ることも許されない

「ペットフードを保存しているバケツの中はゴキブリだらけで、食器にもゴキブリのフンがこびりついたまま。犬や猫が使う毛布が溜まっている洗濯物の中も、ゴキブリのすみかになっているんです」
 
 バックヤードでの悲劇は、売れ残った犬猫だけの話ではない。
 

■病気が蔓延。吐血や血便はしょっちゅう
 
「“新商品”として仕入れられてくる子犬や子猫も同じ」と、郊外のペットショップに勤めるCさんは語る。
 
©HARBOR BUSINESS Online
バックヤードに並ぶ段ボール箱の中には、”新商品”として仕入れられた子犬や子猫が。オークション会場から運び込まれたまま放置されていることも

「“新商品”は、呼吸用の小穴を開けただけの狭い運搬用段ボール箱に入れられます。長距離・長時間の移動を強いられて、店に着いても箱から出してもらえず、そのまま放置されていました」
 
 劣悪な環境が犬猫の心身の健康に及ぼす影響を考えれば、病気が蔓延することは想像に難くない。
 
「吐血や血便はしょっちゅうのこと。病気になっても病院に連れていかず、獣医師を呼ぶこともしません。経営者の指示で、医療知識のない店員が市販薬を与えるだけ。仕入れた翌日に死ぬ子も珍しくありません。先天性の脳疾患が見つかった子猫が、治療もしてもらえず1年間放置されて死んだこともありました」(Aさん)
 
「仕入れた当初は元気でも、ストレスで鳴きすぎて声はかれ、下痢をしたり皮膚病になったりと、次第に体調を崩していく。心身ともに健康な子なんて、ほとんどいなかったと思います」(Bさん)
 
 仕入れた命、売れ残った命をモノ同然に放置し、弱って死ぬのを待つかのごとく扱う。その光景はまさに生き地獄そのものだ。
 

■動物好きなスタッフの心も病むペットショップの現実

 動物が好きでペットショップで働き始めるが、その実態に絶望して辞めていくスタッフもいる。
 
「少しでも環境を改善してやりたくて、すぐには辞められませんでした。でも、半年しか持ちませんでした。店を辞めた今でもバックヤードのひどい光景が脳裏に焼きついていて離れません」(Aさん)
 
 また、人手不足や過重労働が、犬猫の悲劇を助長しているケースもあるようだ。
 
「私が勤めていた店舗は猫カフェも併設していました。販売する約40匹の犬猫とカフェの猫約20匹の世話を、2~3人の店員でしなければなりません。水替え、餌やり、トイレの世話で手いっぱいで、とても体調管理までは手が回らないんです」(Cさん)
 
「人手不足で休みも取れない。そんな激務が続くうち、感覚が麻痺して犬猫が商品にしか見えなくなってくる。このまま働いていたらおかしくなると感じて辞める人もたくさんいました。動物を商品として扱っている以上、“まともなペットショップ”なんて存在しえないと思います」(Bさん)
 
 残酷な光景を目の当たりにし、無力な自分を責める。本当に動物を愛する人ほど精神的に追い込まれていく。ペットショップの裏側では、動物だけでなく働いている店員の心までもが蝕まれている。
 
取材・文/柳沢敬法 写真/大房千夏 谷口真梨子 日本動物福祉協会
週刊SPA!
記事元
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今回の意図は、少しでも多くの方にこの現状を知っていただきたいことにあります。

 

続編が出れば、また取り上げます・・・。

 

最近では、劣悪な繁殖工場からレスキューされるケースが良く出ています。飼育放棄されたとみられる子たちも沢山出てきています。保護された子たちや命に期限をつけられた子たちをご家族に迎える選択肢に入れていただけますよう、切に心からお願い申し上げます。

 

同じ命です。「かわいいから」だけでは飼えません。無機質な道具でもありません。家族として小さな命を守っていく責任が生じます。既に家族として迎えられている方も、これから家族として迎えられる方も、適切な飼育で終生まで幸せにしていただけますよう、何卒よろしくお願いいたします。

 

 

※巡回途中ですが、取り上げないといけないデータが溜まっているため、取り急ぎ、連続投稿で取り上げます。
 
※体調が安定しないため休み休みで不規則となっております。巡回等が大変遅れております。申し訳ございません。
 

 

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