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今回は、ただのクセじゃなくて病気なのかも!? 注意が必要な散歩中の愛犬のしぐさ・・・についてです。

 

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ただのクセじゃなくて病気なのかも!? 注意が必要な散歩中の愛犬のしぐさ
2019/7/25(木) 17:35配信 いぬのきもちWeb編集室

愛犬との毎日の散歩は、とても楽しいひとときですよね。そんなときにふと、「なんかうちの子、変な歩き方をするな…?」と感じることはありませんか? そのしぐさがただのクセなら問題ないのですが、実はそれが病気やケガのサインという場合もあるんです…!
 
■スキップのような歩き方をする場合
 

スキップしているような歩き方は、たまにしかしないのならおそらくただのクセでしょう。しかし、歩行中に何度もスキップのような動きを繰り返すのなら、足に異常があるおそれがあります。
 
スキップしているように見える歩き方をする犬は、「膝蓋骨内方脱臼」という病気になっている場合があります。膝蓋骨内方脱臼は後ろ足の膝のお皿が内側にずれてしまう病気ですが、そのずれを直そうとする動きが、まるでスキップをしているように見えることがあります。
 
小型犬や、生まれつきO脚やX脚の犬に多く見られる病気なので、該当する場合は注意しましょう。痛みは感じにくいそうですが、治療には手術が必要です。
 
■ときどきひょこっと足を上げる場合
 

お散歩中、ひょこっと足を上げるしぐさをするのは、飼い主さんの気を引きたくて前足を伸ばしていたり、おすわりをしているときに前足を上げることがクセになっていたりする場合が多いようです。
 
しかし「歩きながら足を上げる」「歩き方がぎこちない」「足を上げっぱなしにする」というようなときは、「膝蓋骨脱臼」などの異常があるおそれがあります。大型犬なら前足の膝関節を損傷していることもあるので、不自然さを感じたら動物病院で早めに検査をしましょう。
 
■腰をフリフリしながら歩く場合
 

腰をフリフリしながら歩くのも、たまにであれば、スキップのような動きの時と同様で特に気にしなくても大丈夫です。しかし、常に腰を振って歩く場合は要注意。腰フリフリ歩きは「股関節形成不全」の代表的な症状の1つだからです。
 
「股関節形成不全」は、後ろ足の股関節に異常があり、炎症や脱臼を引き起こす病気で、中型犬や大型犬に多いとされています。また、肥満も股関節に負担がかかるので注意しましょう。
 
■横座りも実は要注意?
 

「膝蓋骨脱臼」と「股関節形成不全」、共通する症状の1つとして、「横座り」が挙げられます。たまにしかせず、左右どちらでも行う場合は単なるクセである可能性が高いですが、座る時は毎回横座りであったり、傾く方向が決まっていたりする場合は、股関節に異常があるかもしれません。毎回同じ方向に横座りをしているようなら、動物病院で検査をしてもらいましょう。
 
お散歩は基本的に毎日行うお世話なので、歩き方の変化はわりと見つけやすいものです。「なんか変だな?」という飼い主さんの直感はとても大切。注意深く観察し、場合によっては早めに動物病院を受診しましょう。
 
参考/「いぬのきもち」2018年5月号『そのしぐさはクセ? それとも病気? 』(監修:ドン・ペット・クリニック院長 重田洋一先生)
文/higarina
 
いぬのきもちWeb編集室
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