海洋汚染のプラスチックごみ 首相に対策強化求める共同声明~クジラから大量のプラスチックごみ | Just One of Those Things

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科学オタクの主婦が危機感から一人でこねまくっております、危機管理シリーズ。環境保全のデータ編。
 

北極も深海も 海洋生物を死に追いやるプラスチック」、「微細プラ製造、自粛求める 洗顔料・歯磨き粉で使用」、「プラごみ減へ循環戦略 使い捨て見直し・再利用 来夏までに」、「イルカやクジラなどの死体 50頭すべてからプラスチック」より。

 

実はまだ挙げていない古いものがあるのですが、深刻になっているので、先に最近のものを取りあげます。

 

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海洋汚染のプラスチックごみ 首相に対策強化求める共同声明
2019年3月6日 20時29分 NHK

ことしのG20大阪サミットを前に、安倍総理大臣は日本学術会議のメンバーらと面会し、海洋汚染の原因となっているプラスチックごみなどへの対策の強化を求める共同声明を受け取り、こうした課題の解決に向け、リーダーシップを発揮していく考えを示しました。
 
安倍総理大臣は6日、総理大臣官邸で日本学術会議の山極壽一会長らと面会し、ことしのG20大阪サミットに向けて、主要20か国の学術機関などが取りまとめた共同声明を受け取りました。
 
共同声明では、プラスチックごみは海洋環境汚染の新たな課題だとして、研究者や技術者、政府の政策立案者らが協力し、廃プラスチックを再利用するシステムや代替する材料の研究開発を強化することを求めています。
 
また、地球温暖化に関する国際的な研究を促進するため、世界中の科学者が重要なデータにアクセスできるシステムを整備することが必要だと指摘しています。
 
安倍総理大臣は「海洋プラスチックごみや気候変動など地球規模課題の解決にはイノベーションが不可欠で、世界の英知を結集しなければならない。日本はG20の議長国として課題の解決に向けてリーダーシップを発揮していきたい」と述べました。
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ところが、フィリピンで、クジラから大量のプラスチックごみ見つかりました。

 

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クジラから大量のプラスチックごみ見つかる フィリピン
2019年3月20日 5時55分

フィリピンの海岸に打ち上げられて死んだクジラの胃の中からおよそ40キロのプラスチック製の袋などが見つかり、アジア各地でクジラの遺体から大量のプラスチックごみが見つかっていることから、海洋汚染の深刻さが浮き彫りにされています。
 
フィリピン南部のミンダナオ島の海岸で、今月中旬、1頭の衰弱したクジラが打ち上げられ、まもなく死にました。
 
クジラを解剖したところ、胃の中から米の袋などおよそ40キロのプラスチックごみが見つかったということです。
 
調査に関わった博物館の館長は「これほど大量のプラスチックごみが見つかるとは予想していなかった」と話していました。
 
アジアでは去年、タイ南部の海岸に打ち上げられたクジラの胃の中から80枚余りのプラスチック製の袋などが見つかったほか、インドネシアの海岸に打ち上げられたクジラの体内からも重さ6キロのプラスチック製のひもやカップなどが見つかっています。
 
2015年にアメリカの海洋保全団体がまとめた報告書によりますと、世界の海に投棄されているプラスチックごみのうち、およそ60%は、中国、インドネシア、フィリピン、ベトナム、タイの5か国の沿海に集中しているということで、クジラの体内から相次いで大量のごみが見つかったことで、海洋汚染の深刻さが改めて浮き彫りにされた形です。
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