世界の平均気温 今年は観測史上4番目の高さに~猛暑が原因で失われた労働時間 世界で1530億時間 | Just One of Those Things

Just One of Those Things

Let's call the whole thing off

科学オタクの主婦が危機感から一人でこねまくっております、危機管理シリーズ。地球温暖化対策の報道のデータ版です。
 
国連版の「温室ガス30年に25%減必要 パリ協定目標達成で分析~排出量が過去最多「今の対策では増加続く」」から、アメリカ版の「温暖化で屋外就労が困難に…労働への影響 米政府報告書~山火事~トランプ大統領「信じない」」より、本日は世界版です。

 

----------------------------------------------------------
世界の平均気温 ことしは観測史上4番目の高さに
2018年11月30日 5時46分 NHK

WMO=世界気象機関は、ことしの世界の平均気温は、観測史上4番目に高くなり、今の傾向が続けば、今世紀末には平均気温が3度から5度上昇するという見通しを示し、温暖化対策の強化を訴えました。
 
これは来月2日から地球温暖化対策について話し合う国連の会議、「COP24」がポーランドで始まるのを前に、WMOが29日に発表しました。
 
それによりますと、ことし10月までの平均気温は、観測が始まった1850年以降では4番目に高くなり、産業革命前と比べて、推定で最大1度1分上がったということです。
 
ことしはヨーロッパの広い範囲を異常な暑さや干ばつが襲ったほか、日本でも7月に埼玉県熊谷市で、全国歴代1位となる41度1分を観測するなど、記録的な猛暑となりました。
 
また、暑さの影響で、1月と2月には北極の海の氷の面積が、平均よりもかなり小さくなったほか、南極でも年間を通して同様の傾向がみられたということです。
 
WMOのターラス事務局長は「今の傾向が続けば、今世紀末には平均気温が3度から5度上昇する」と述べ、産業革命前と比べ、2度未満の上昇に抑えるとした「パリ協定」の目標が危ぶまれるとして警鐘を鳴らしました。
 
そのうえで「私たちは気候変動による影響を理解している最初の世代であると同時に、対処できる最後の世代だ」と述べ、温暖化対策の強化を訴えました。
----------------------------------------------------------

 

「COP24」は2日の21時ぐらいから開幕していますが、これについても取り上げていこうかと思います。

 

----------------------------------------------------------
猛暑が原因で失われた労働時間 世界で1530億時間に
2018年11月29日 20時18分 NHK

気温が高すぎて屋外で働けないなど、去年1年間に猛暑が原因で失われた労働時間は世界で1530億時間に上るとする推計を、気候変動の研究者などで作るグループがまとめました。
 
イギリスの医学雑誌「ランセット」は28日、地球温暖化が人々の健康や生活に与える影響を分析した、ことしの報告書「ランセット・カウントダウン」を公表しました。
 
この中で、スウェーデンなど各国の研究者でつくるグループは、気温が高すぎて屋外で働けないなど、世界では去年1年間に1530億時間の労働時間が、猛暑が原因で失われたとみられるという推計を明らかにしました。
 
この8割は農業分野で、2000年と比べて620億時間長くなり、地域ではインドや東南アジア、それにアフリカで影響が深刻だとしています。
 
また、異常気象に伴う災害の被害額は、去年1年間に世界で3260億ドル(日本円でおよそ37兆円)に上り、前の年のおよそ3倍になったとしています。
 
報告書の中でイギリスの研究者は「気候変動への対応が人々の将来の健康を大きく左右する」として、各国や企業に取り組みの強化を求めています。
----------------------------------------------------------

 

【イギリス】医学誌ランセット、気候変動と健康被害の関連性分析レポート2017年版を公表 2017/11/14

要約されている上記では、原文のレポートのリンクがあります。

 

んー。極めて深刻です・・・。

 

次回は、国内版です。

 

 

※多忙につき、相変わらずブログでの対応が遅れていますことを、心からお詫び申し上げます。我が家のライオンさんなどの話もしたいのですが、先にまわりながら、リブログ物を取り上げていっていたのでしたが、間に合いませんでした(汗;)。申し訳ございません。
 

 

ペタしてね