温室ガス30年に25%減必要 パリ協定目標達成で分析~排出量が過去最多「今の対策では増加続く」 | Just One of Those Things

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科学オタクの主婦が危機感から一人でこねまくっております、危機管理シリーズ。地球温暖化対策の報道のデータ版です。

 

本日は国連編です。

 

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温室ガス30年に25%減必要 パリ協定目標達成で分析
共同通信社 2018/11/28 00:00
 
 今世紀末までの気温上昇を2度未満に抑えるパリ協定の目標達成には、2030年の世界の温室効果ガス排出量を17年と比べ25%削減する必要があるとの報告書を国連環境計画が27日、公表した。横ばいだった世界の排出量が17年は増加に転じたとみられ、このままではパリ協定の目標達成は極めて難しいと指摘している。
 
 12月2日からポーランドで開かれる国連気候変動枠組み条約第24回締約国会議で排出削減目標の引き上げも議論される予定で、各国に地球温暖化対策の強化を呼び掛けた。
 
 20年に始まるパリ協定は産業革命前からの気温上昇を2度未満、できれば1.5度に抑えることを目指す。
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NHKを見てみると・・・。

 

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温室効果ガス排出量が過去最多「今の対策では増加続く」 国連
2018年11月28日 5時47分 NHK

去年1年間に世界で排出された温室効果ガスの量は535億トンと過去最多となり、今の対策では今後も増加し続けるとする国連の最新の報告書が公表されました。
 
UNEP=国連環境計画は27日、フランス・パリで、温室効果ガスの排出量などに関することしの報告書の内容を明らかにしました。
 
それによりますと、去年1年間に世界で排出された温室効果ガスの量は535億トンと、前の年より1.3%増えて過去最多となりました。
 
また、今の対策では2030年には590億トンまで増えると指摘し、猛暑や大雨、洪水といった気候変動への影響を最小限にするため、世界の平均気温の上昇を2度未満に抑えるには2030年の時点で少なくとも400億トンまで減らす必要があり、各国は目標を大幅に引き上げる必要があると指摘しています。
 
UNEPニューヨーク事務所のサティヤ・トリパティ所長は「われわれには時間がなく、より早く行動を起こすことでよりよい結果を導くことができる」と述べました。
 
この報告書は、来月2日からポーランドで開かれる地球温暖化対策の国連の会議=COP24でも取りあげられる予定で、各国の対策の強化につながるか注目されます。
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国連事務総長の意向としては・・・。
 
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国連事務総長 G20で温暖化対策強化を訴える意向示す
2018年11月29日 9時12分 NHK

国連のグテーレス事務総長は、南米アルゼンチンで始まるG20サミットに出席する国々が排出する二酸化炭素は世界全体の4分の3を占めると指摘し、対策を強化するよう各国の首脳に訴えるとしています。
 
国連のグテーレス事務総長は、30日からアルゼンチンで始まるG20サミットに出席するのを前に、28日、記者会見を開きました。
 
この中で事務総長は「G20の出席国は温室効果ガスである二酸化炭素の4分の3を排出しており、それを抑える力をひとしく持っている」と述べ、対策を強化するよう各国の首脳に訴えることを明らかにしました。
 
また世界第2の排出国、アメリカのトランプ大統領が温暖化対策は経済成長を妨げると主張していることについて「行動をとらなければ2050年までに災害や大気汚染などで世界経済は21兆ドルの損失を被る」と述べて、粘り強く説得を続けるとともに、アメリカの民間や自治体とも連携していく考えを強調しました。
 
一方、中東イエメンの内戦でサウジアラビアがイエメン政府軍を支援していることについて、グテーレス事務総長は「サウジアラビアの皇太子と話し合う準備ができている。それはとても重要だ。イエメンの内戦を止めることは、いま世界で最も悲劇的な人道危機を止めることだ」と述べて、G20に出席するムハンマド皇太子と会談して事態の打開をはかる考えを示しました。
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まず・・・

気候変動と地球の温暖化 | 国連広報センター

 

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地球温暖化、対策上回る速度で進行 国連報告書が警告
AFPBB News2018年11月28日05時32分
 
【AFP=時事】国連環境計画は27日、地球温暖化対策の国際枠組み「パリ協定」で定められた目標達成に向けた進捗に関する年次報告書を発表し、現状の温室効果ガス排出量と目標達成に必要な水準との間の差は広がり続けており、人類は気候変動対策でますます遅れをとっていると警告した。
 
 これまでの気温上昇幅はわずか1度だが、世界各地では大規模な森林火災や熱波、ハリケーンが増加の一途をたどっている。このままのペースで行けば気温上昇幅は今世紀末までにおよそ4度に達するとの予測もあり、科学者らは文明の基盤を揺るがす事態になると警鐘を鳴らしている。
 
 今年で9回目の公表となる「排出ギャップ報告書」によると、産業革命以前からの気温上昇幅を2度に抑えるためには、2015年のパリ協定で定められた炭素削減量を2030年までに全体で3倍に、1.5度の上昇幅を目指すなら5倍に増やす必要がある。
 
 同報告書は、国家レベルでの取り組みが最も不足していると指摘。UNEPの同報告書担当者、フィリップ・ドロスト氏はAFPに対し、「各政府は、自国が決定する貢献を見直し、目標を引き上げる必要がある」と語った。【翻訳編集】AFPBB News
 
http://topics.smt.docomo.ne.jp/article/afpbb/world/afpbb-3199435
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いぶき2が動き出せば、世界に貢献できるかと思います。

まもなく打ち上げ 「いぶき2号」 温室効果ガスを観測~打ち上げ中継あり

「いぶき2号」打ち上げ成功

 

で・・・協定をわかりやすく・・・。

パリ協定の概要(仮訳) - 環境省へようこそ!(PDF)

パリ協定 (気候変動) - Wikipedia

COP21(パリ協定)の全まとめ〜日本経済新聞2015年12月15日〜

パリ協定とCOP21とは何ですか?| 環境・CSR・サステナビリティ

 

こんなところでしょうか?

 

データが溜まっているので、吐き出すに、あと何回か続くかと思われます・・・。

 

何事もなければ、次に、溜まりに溜まった恒例のネイチャーを取り上げます。

 

※多忙につき、相変わらずブログでの対応が遅れていますことを、心からお詫び申し上げます。
 

 

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