今日はちょっとプライベートな話を。

(長文だよ)

 


うちの旦那。



私がまだ小さかった頃、色々不甲斐ないことが続いて、
かなり悲観して生きてきた気がします。

心のより所がなくて、
帰属意識がどうにも存在しない。


仲が悪いとはいえ、家族もいるし、
少ないながらも、友達もいるし、
学校にも普通に行っていたけど、
 

結局孤独だな。と思っていました。


もう仕方ないので、
独り高く生きていこう。
が人生のテーマでした。
孤高ですね。カッコいいでしょ 笑

だから、
人様と家庭を持つとか、論外でした。

自分の人生の責任を負うのに必死なのに、
他人の面倒は見れない。
誰かに自分の面倒を見てもらいたいとも思ってませんでした。

それでも、ご縁あって、
結婚しました。


自分を選んでくれて、
家族になってくれて、
初めて、私が、
本当に家族と呼べる人ができた。

今でも独りだと思うことはあります。

でも、人生の単位が
明らかに変わりました。

家族と胸を張って呼べる人がいる。

これだけで、
泣きそうになります。

有り難くて、
自分の人生まるごと肯定してもらった気になります。

私にとっては、すごく意味のあることでした。

でも、それだけじゃなかった。

彼が、
詩波のお父さんは、とても面白い人だね、
詩波のお母さんは、なんかワクワクするね
詩波のお兄さんは、知らなかった世界だ!
詩波の友達は、みんな良い人だよね〜
詩波の実家は、良いところばっかりだ

私より
私の実家に帰省するのを楽しみにしています。


私が今まで何を見てきたのか。
私は、なーんにも気付いてなかった。


彼が教えてくれて、
見ていることは、
自分が今まで受け取ることができなかったもので、

結局私は、ずっと幸せだった。


私が嫌いだったものが、
オセロのようにパタパタとひっくり返されて、

全部白くなっていくような気がしました。


難しいことばかり考えて、悩んで、
それは無駄じゃなかったけど、

そうじゃない世界があるのは、
結婚してから、
初めて生身で経験させてもらいました。


ここに帰ってくると、いつも、
この人を選んだ自分を、褒めてあげたい。
と思う。


結婚する時、あまりの責任感に、
私は終始吐きそうでした。 笑

この人の人生の半分を背負って、
この人に、私の人生の半分を背負ってもらう
そういう覚悟。

たぶんですが、
旦那も同じ気持ちだったんじゃないかと思います。

入籍した日は、お互い緊張感漂う感じで、無言でしたから。

今となっては…ですが笑


家族というテーマと向き合っていくと、
すごく深いところにたどり着いたりします。



結婚するとか、しないとかじゃなく、
何を選んで、何を決めて、何を見ていくか。

大切って何だろうとか。


今日も今日で、とても寒いのだけど、
あの人は今日もまた、
どうやって妻を笑わせようと思いながら帰ってくるかと思うと、

あまりにも幸せで、

私、でかしたぞ。と思う。
(旦那じゃなくて私ね(笑))


案外人生は簡単にやってきて、
そもそも、本当に、

幸せになるようにできているのかもしれないと、
また少しだけ信じてみたいと思ったりするのです。


今日も、明日も
そうであって欲しいし、
そうしてもらいましょう (笑)

偉大なるうちの旦那の話でした^^




最後まで読んで下さって、ありがとうございます。


貴方にも、私にも、
今日も明日も、素敵な日々が訪れますように。


 

蔵山詩波

 

 

 

 

 

 

 

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