NO.147
命を守る家を建てる！
それが私たちの仕事である以上
どうしても
自分たちの目で確かめたかった。
能登半島地震での倒壊現状を
実際に目で見て
肌で感じてきたことを
シリーズで伝えていきます。
ブログを書いているのは
富山県砺波市で
株式会社暮匠（くらしょう）という
工務店をしております
社長の姉さん女房こと
小橋博美です
これから家を建てる人
住んでいる家に
不満や不安を持っている人
そんな人たちの
役に立つ情報発信のため
365日ブログをぶっ続けで書く！
決意をしました
いいね！
をおして
応援してくれると
とっても嬉しいです
2024年3月9日号
それでは今日も
いってみよう！
きょうから
富山産業展示館新館
テクノホールにて開催の
「家族だんらん祭」に
参加しています！
コロナで中止になってから
今回は4年ぶりの再開です
写真は会場前の準備中！
開場まえから
イイにおいがしてきて
朝から腹ペコのわたしには
刺激が強すぎましたわ～
ちょうど
この眺めが暮匠のブースです。
明日に来場予定の方は
気軽にお声掛けくださいネ
受付から一番とおいので
アナウンスの声が聞こえにくく
受付まで出迎えられなかった
お客様には
大変に申し訳なかったです
それでも
楽しく賑やかな一日目になり
大満足でありました
明日は15：00までですよ～！
早めにお越しくださいネ
さて・・・
「能登半島地震から学ぶこと」
きょうは
そのシリーズの5回目です。
きょうが初めての方は
こちらから先にご覧くださいね！
シリーズ4回目では
木をボロボロにする
「腐朽菌」について
お話しました。
この原因にもなる
壁内結露について
掘り下げようと思いましたが
それでは
いつまでたっても
シリーズが終わりませんので
壁内結露にかんしては
あらためて
詳しく書くことにします！
そして今日は・・・
倒壊の原因でもある
構造のもろさ
では
そのもろさは
構造材の腐朽のほかに
何なのか？
まずは
コチラの写真を
あちこちにある瓦礫の山。
それをよ～く見てみると
金具らしきものが
まったく落ちていないんですね！
金具が
使われていなかった
ということになりますね
たとえば
筋交いと柱を固定させる
筋交いプレートや
建物の水平方向への変形を防ぎ
強度を上げるための
「火打（ひうち）」
ほかにも
強くて逞しい家を建てるには
たくさんの種類の金具や
ボルトなどが使われるべきなのですが
それが
瓦礫の中には
まったくと言っていいほど
見あたらないのです。
震災当初から
噂では聞いていましたが
まさか
これほどまでに
金具が使われていないとは
思ってもいませんでした！
昔の家は全部そうだよ！
と
言ってしまえばおしまいですが
見るかぎり
そう大昔の家ばかりでは
ないように見えた… 
耐震金具が使われていない
あげくに
構造材は腐朽でボロボロ
これでは
地震に耐えられるはずがない
というものです。
視察の途中に
倒壊したがれきの下に
花を供える方がおいでました。
切なかったです
ただただ
切なかったです。
せめて
ここで
勉強をさせていただいたことを
これから家づくりをされる方に
正しく伝えて
家は家族の命を守る
大切なものであることを
分かってもらう努力をしていきます！
あの
お正月のような
大きな地震が来ても
家族で安心して
住み続けることができる
そんな家づくりに
徹底していきたい！
あらためて
こころに誓いました。
被災された皆さまには
大変に心苦しかったですが
実際にこの目で
倒壊の現場を確認することができて
ほんとうに
良かったと思っています。
さいごに
わたしたちが
いかに丈夫な家づくりに
こだわっているかが分かる
こちらもご覧いただけると
いかに家づくりが大切なものかが
理解できると思います。
それでは
今日はこれでオシマイ
では、また明日