サーキットのために其之壱in筑波で乗らせていただいたBMW328i、とてもエエカンジでございました。
4ドアセダンだからスポーツカー的な挙動ではないです。さすがにそこは違う。
なんだけどそこはBMWの3シリーズですから、フロントの入りがいいし、リアのコントロールも楽しめるし、操縦性がとにかくいい。ハンドリングがいいというヤツです。
最近のスポーツカー的なクルマは速くなりすぎて、コントロールを楽しむには手に余るんですよね。
245馬力で車重が1540キロ。ちょっと重くてサーキットをゴリゴリ走るならブレーキが心配ですが、速さはこのくらいで十分。
320iだと180馬力。ほどよく遅くてよさそう(笑)。
ウエット路面でなければここまでは滑りません。
滑ってもたのちい。
不思議なのは、リアはリアで滑るじゃないですか。なのにウエット路面でもフロントが入っていくんですよね。
フォルクスワーゲンゴルフもそう。このフロントの入りがドイツ車っぽいんですよ。ドイツ車だけど。
日本車ならいわゆるアンダーステアというヤツで、フロントを逃してスピンしにくくなるようにします。要するに曲がりにくいってことね。
クルマの造りは日本車もとても良くなってほぼ不満がないんだけど、考え方の違いはあるといえますかのう。最新のクルマの話ではないのでアレですが。
BMWが気になるのは、次期親方号の候補だから。
維持できるならしたいですよ。
現実的には廃盤の部品もあるし、値段は上がるし、そのへんホンダは比較的信用できない(笑)。
クルマはあくまでも道具ですから、維持するにも限度がありまして。旧車を維持すること自体が趣味というわけではないので。
BMWの3シリーズなら走りはいいしタマ数もあるし中古の値段も安いし部品もあるし長距離移動もラクチンだし荷物は入るし、まーいいところですよね。
S2000ほどの切れ味はないからそこが悩みどころです。
弟子のクルマに乗らせていただいて、勝手にマイカーの心配をしてる親方(笑)。
そういうことで。