*2012年10月11日

 

 

今日はシェアランチだとか言われていたので、

朝5時半に起きてスシを巻いた・・・。

 

こういう、持ち寄りランチだと、日本人という理由により、

みなさんからの「スシだよね、当然?」的な熱い期待を

背負ってしまう、ノーと言えない日本人。

 

しかし、君らの愛するスシは、SUSHIであって寿司ではない。

なぜならば、スモークサーモンとアボカドなんて入ってるスシ、

本場日本ではどこさがしても見つからないと思うぞーーーー。

 

・・・まぁ良い。どんな形に変化しようとも、スシがこれだけ

世界で愛される日本料理として定着しているのはなんだか

嬉しいというか誇らしい。たとえアボカド入ってても。

 

日本人ですというと、開口一番、'I love sushi!!!!'と言われる、

日本=スシ、という恐ろしいまでのステレオタイプ。

 

とにかくね、そういうわけで2種類用意させていただいた。

こちらでは定番のサーモン&アボカド、と、エビ&キュウリ。

この、切らずに巻きっぱなしのスタイルも、こちらではメジャーで、

それはなかなか作る側にはありがたいシステムではあった。

 

早起きした甲斐あって、あっという間の完食!

お疲れ自分!寝つき悪い私ですが、今日は即寝の予感。

 

 

✳︎2012年7月13日

 

 

まだ5ヶ月近く先の話ではあるが、 
2ターム分乗り越えたあとの話ではあるが、 
すっかり気分は年末の一時帰国。 

帰ったらあれしてこれして・・・と 
プランを練っては浮き足立っております。 

1ヶ月限定滞在よ、って言われるとなのか、 
はたまた何もないアデレードに慣れたせいか、 
日本てもう、行きたいところがありすぎる。 

なんで日本に暮らしてることに退屈したのか、 
もはや思い出せなかったりする不思議。 

おのれ日本め、私の人生を翻弄しおって。 

昨日、マンスリーレンタカーの問い合わせしたの。 
で、24時間以内に決済まで終わり、予約完了。 
その間、質問のやりとりでおたがい2通ずつの 
メールが行き交った。 

・・・じ~~~~~~~~~ん。 

これよ。 
これですよ。 
これが日本だよね!!!! 
バンザーイ!バンザーイ!バンザーイ! 

問い合わせしたらちゃんと返信くるよ! 
質問したらすぐ答えてもらえるよ! 
たった1日で用事がすんだよーーーー! 

そんできっと、ちゃんと予約したとおりの 
時間と場所に条件どおりの車が用意されるよー! 

ってもう、アデレード住んだおかげで、 
どんだけ喜びのハードル(他人や企業に対する期待値) 
下がってんだろう・・・。 

当たり前は、実は全然当たり前じゃないのだった。 

たくさんの人の、努力とか、工夫とか、一生懸命さとか、 
プロとしてのプライドとか、そういうものでできていた。 

それがなくても、たしかに命に関わったりはしないけど、 
でもだからこそ、そういうものを「当たり前」だと思うほどに 
質の高いサービスがいきわたっている日本という国を、 
いまこそ誇りに思います。 

日本人でよかったー! 
 

✳︎2012年4月12日
 
 

1年前のちょうど今日、アデレード空港にいた。 

そもそも、地震と原発事故の影響で、日本→シドニーが 
直行できなくなっていた出発当日。 
香港経由でシドニーだったため、 
アデレードまでには2度も乗り換え、 
普通にいけば昼前到着のはずが20時くらいに 
なってしまい、それだけでヘトヘト。 

先が思いやられるスタートをきり、 
その後の過酷な家探しへと続いた。 

1年間で、気持ちも結構変わった。 

最初は、留学ハイみたいなのもあったし、 
あらゆることが新鮮で、もうこのままなんとかして 
永住権取得まで突っ走りたいとすら思ったけど、 
だんだんすべてが日常化してくれば、結局は 
どこにいるかは問題じゃないのだと思い知る。 

見えていなかった日本での暮らしのいいところも 
こちらに来たからこそ見えたというのもあるし。 

いまいるステージがキツイこともあって、 
たまにこのままもうすべて放り出して帰れたら 
どんなにラクだろうと思うこともあるんだけど、 
それと同じくらい、自分の強い希望と決心で 
はじめたことなのだから、やめてたまるか!!、 
って思ったりもして。 
結構、いつも中途半端な私なだけに。 

そんなとき、ある著名人の言葉が心に刺さる。

「乗り切れなかったら、また同じところでつまづくから。 苦しくても歩き続ける。」 

そうなんだよね・・・。逃げたら、そのときは 
ラクになったつもりでも、あとになって結局すべては 
自分に戻ってくる。 

ここは堪えよう、前に進もう。 

 

*2012年3月22日

 

 

怒涛のステージ2前半、無事に終了。 

しばらく安泰・・・。授業はあるけど、 
実習+フルタイム授業からは、しばしの解放。 

で、久しぶりに近況をと思いまして、ええ。 

実習も、書きたいことは山とあって、 
特に今回の私の派遣先が突っ込みどころ満載の 
劣悪チャイルドケアだったために(勝手に胸の内では 
アーミーチャイルドケアと命名させていただいた)、 
精神的にかなりダメージをくらっておりました。 
とりあえず4月の後半から、8週間またそこで実習なんだが。 

・・・いまは忘れることにしよう。 

で、今日は授業が入っていなかったので、 
ついに韓国系の美容院にチャレンジしてきた。 
初めてのとこだし外国だし、切る勇気はなくて 
カラーリングだけお願いして。 

外から見ると、「生きて帰れるだろうか・・・」 
のような入り口(なんか暗くて中の様子がよくわからん)で、 
とりあえずドア開けてみたら中は想像より明るくて 
かわいいおうちみたいな内装だったのでまずはほっとする。 

3人スタッフがいて、「ハロー、ユミコさんですね?」 

「えっ・・・ええ、まぁ・・・。」 

惜しい。 

でも、オージーには間違えられるとしたら100%、 
「ユキマ」なので(なぜ?そういう外国人名があるの?)、 
さすがはアジア圏のみなさん。 

椅子に座り、今日はカットはしないと言ったため、 
さっそく色のサンプルを見せてもらって選ぶ。 

 

結果から言うと、仕上がりは思ったより悪くなかった。 
塗り方も丁寧だったし、きちんと部位によって放置する 
時間に差をつけてたし。 

唯一、「???」と思ったのは、頭洗うときくらい。 

ゴム手袋が日本のやつみたくピッタリしてなくて、 
なんかゴワゴワ、ガシャガシャ、髪の毛をこすり合わせてる!? 
ワシの髪と一緒にゴボウの皮むきでもしてんじゃあるまいな、 
と思っているうちに、今度はシャワーヘッドが頭にコツコツ。 

普通に痛いから。 

雑誌も、アジアのものをそろえてあって、 
minaとVOGUEの台湾版(なぜか)を読んだ。 
中身は、翻訳されてるだけで、日本のものと同じ。 
minaとか、対象年齢を大幅にオーバーしてしまった感が 
あるのだが。 

や、しかし。 

こっちにいると、若く見てもらえるので。特にオージーには。 
アジア人は、やっぱり幼く見えるみたいで。 
自己紹介で32歳、3児の子持ちでーす、と言うと、 
のけぞってビックリしていただけるのがまことにありがたいです。 
たいてい、25とか26とか言われるので、おめでたい 
勘違い女の出来上がりです。 

でもね、ちょっとどうかと思う、それも。 

やっぱり、西洋人(?)を前にすると、 
アジアンビューティーなんて所詮は内輪だけね、と 
思ってしまう。 

高校生どころか、5歳児がすでに色っぽいってなに。 

ま、そういうことでね(どういうこと?)。 

・・・またね。

*2012年1月25日

 

ショッピングセンターに無事到着して買い物も済み、 
レジで会計して車に戻ったまではよかった。 

子らがさっき買ったチーズを食べると言い出し、 
え?あ、チーズね、チーズ・・・チーズ、なくない? 
ていうか、2袋あったショッピングバッグ、ひとつしか 
ないのはなぜ。 

レジに置いてきたからだ・・・ 

しーん。 

ショッピングセンターは駐車場が広くて、 
いまようやくたどり着いたというのに。 
ベビーカーからチャイルドシートに3号をうつしたのに。 

ブ、ブルー。 

ふたたび3号をベビーカーに乗せて1号に押させ、 
私は2号を乗せたカートを押し、やっとのことでスーパーまで戻る。 

さっきのレジにまず行ってみたけど、 
すでに撤去されていたので、カスタマーサービスに行く。 

「レジ済んだところに買ったもの忘れました~~~。 

 オレンジ色の買い物バッグです~~~~。」 

「ナマものは一旦、棚に戻しちゃいましたので取ってきて」 

・・・まぁ、そうだよね。 

で、肉コーナーとチーズコーナーで商品を取り、戻る。 
ここで私も、自分のレシートをもっとチェックすればよかったのだが。 

「取ってきた?じゃっ、持ってってちょうだい」 

(相変わらず適当で、違う商品取ったとしても気づかない) 

は~、やっと帰れるよ~。 

どっと疲れて帰宅。 
買ったものをしかるべき場所に収納するうち、 
買ったはずの虫除けスプレーレフィルがないことに気づく。 

げっ。 
それも棚に戻されてたんだ~~~~。 

でも、でも、もう行きたくない!!無理!! 

虫除けくらい諦めろっていうかんじだろうが、 
この虫除けが異様に高価なシロモノで、なんと 
その日の買い物で一番高かった。 

値段書くと自己嫌悪さらに高まるのでやめますが。 

ナマものに頭を支配された私の敗北でしょうか。 
何事もチェックのひと手間を惜しんではいけません。 
ていうか、レジにそもそも忘れてはいけませんてことで。 

・・・じゃ、また。