酒蔵と農家応援プロジェクト「みやぎSAKEベジCSA」。
昨年8月・11月にそれぞれ畑交流会、12月には川敬商店さんの蔵見学を実施致しました。
毎月のお渡し会も終え、今期残す活動は萩野酒造さんの蔵見学のみだったのですが、先月末、無事に実施する事ができました。
通常一般の蔵見学は受け入れていませんが、“地域と生産者を応援するCSAの意義”をご理解頂き、ご協力頂きました。
川敬商店さんの蔵見学同様、土曜日に3回、平日に2回、
時間&人数調整をし、2日間で50名のCSA会員に来て頂きました。
画像メインに振り返りを…。
座学 ➡ 蔵見学 ➡ きき酒という流れになります。
座学は蔵元の曜平さんによる講義。宮城の日本酒業界の歴史や萩野酒造の取り組みと酒造りについて。
かなり充実度の高い内容になっています。
こんな場面も…。
“宮城県で昔、実在した銘柄は?”というクイズです(^^)
蔵見学は旧蔵から。
昨年10月に伺った時はまだ工事中でしたが、きれいに完成しておりました。
昔を偲ぶ「上諸白」の看板。
新蔵。
ここからは杜氏の善之さんにご案内頂きました。
午前中 1回目の方々は蒸し米の作業を見る事ができました。
遠方に作業着姿の男性が見えると思いますが、この日、社員の方総出でサポート頂きました。本当にありがたかったです。
麹室
きっれい!!美しい。
ちなみにこちらの麹室担当の鈴木さん、何とっ 「吟のいろは」の命名者だそうです!
酸欠注意…こんな標識 初めて見た…と参加者の話題に(笑)
“火入れを制するものは日本酒造りを制する”
曜平さんがよくおっしゃっている言葉ですが、ここでの説明は時間が足りないようですよね…💦
それ程火入れのタイミングは大事!
みんな いい笑顔!
お酒造りへの真摯な向き合い方や地酒が育まれる風土性、
少しでも感じて頂けたかと思います。
ご対応頂いた蔵元の佐藤曜平さん、杜氏の善之さん、蔵人の皆様方、ありがとうございました!
* * * * *
尚「みやぎSAKEベジ」は第2期をもってとりあえずの終了とさせて頂きます。
しかしながら【地域や生産者を応援するCSA】は、
私も川島さんも、引き続き継続して取り組んでいく予定です。
「みやぎSAKEベジCSA」は、食べ物・飲み物の裏側、生産者のバックグラウンドを知って頂きたい…そんな思いがベースにあります。
生産現場での苦労や感動、もの作りの哲学、生産物が育まれる自然環境等を知って頂き、食べる側とつくる側が密に繋がる、そんな“応援の輪”を描いていました。
第1期はコロナ禍真っ只中でのスタートという事もあり、
目指したい事の半分も出きずに終わりましたが、
今期は手探りながらもちょっとだけ…広がりのある活動が出来たように思います。
今後は各人がしなやかに形を変えながら継続し、
何かのタイミングでまたコラボしたり、一緒にイベントを組んだり…
そんな形に発展できれば良いな、と思っています。
最後になりますが、今期ご協力頂いた萩野酒造の曜平さん、川敬商店の由倫さん、
平松農園 平松さん、あぐりる農園 小倉さん、
そして繋ぐ場としてKICHI-KICHIを提供して下さった酒のかわしまの皆様
この場を借りて、深く感謝申し上げます。
ありがとうございました!
CSA(Community Supported Agriculture)=地域支援型農業