皆さん、晩プロ! ばこんちは! 

 

「撮り鉄マニア」ならぬ「プログレ徹マニア」の 「ジョン・YouTube動画・ファノン」でございます。← なんのこっちゃ  笑     ✻「徹」は「貫徹」の徹で「鉄」のテツと掛けてます。← 解説スナー!

 

最近、リズムマシーン(コルグだったかな?)を買いました。約8000円という安さ。録音に使う訳ではなく練習用なので安いのを選びました。立派なやつは軽く2~5万円とかしますからね。お金ないし。メトロノーム系は3000円位でもありますが、ちょっと「カチカチ音」では雰囲気が…と。 立派な音質でなくとも8ビートのドラム音で練習したいと。

 

最近、お伝えした超絶ギターソロにチャレンジするために、「ゆっくり弾いて確実性を高めてから徐々にスピードを上げる」という何とも普段はやらない基礎に忠実な手法を使う事にしました。 それだけ手ごわいという。

 

買ったギターカバー本の音符が違ってて焦った…(-_-;) 「これ違うじゃん!」って。適当な譜面が結構ありますね。

 

四分音符2つ分の中に11連符のフルピッキングを詰め込み、それを4回繰り返す超速弾きにチャレ。(曲がばれそう…笑) ちょっと運指を覚えたら割と弾きやすいと感じたので希望の光が… でも本物はやたらめったら速い。ムリかな… (^^; まあやるだけやってみます。

 

 

 

 

さて、最近プログレ本流からやや寄り道的な音楽性のものにも触れていましたが、また本流に戻ります。「いかにもプログレ」という。今回ご紹介のナイト・ウォッチは無名バンドながら超カッコええ! 我ながらいい選曲だなあ‥ ^^) ←バカです。

 

いや、これらの名曲認定は「そんな沢山あるの?」と思われるかもしれまんが、繰り返しにもなりますが、聴いて来た膨大な曲数と比較したらほんのわずかなんです。母数が多いから割合的にはかなり厳選しています。(今でも毎日知らない曲を聴き続けています)

 

今回は、「独自世界を表現」をテーマにした続編でございます。プログレ名曲特集 第6回で、アトール、マキャベル、イングランド、チェレステ、ハッピー・ザ・マン、パルサー…など、イマジネーションが豊かで凝ったアレンジのプログレ曲をご紹介しました。この回でさえマニアック色が結構ありましたが、ある意味プログレ・ファンであれば比較的有名とも言えるアルバムも多くありました。

 

しかし、今回はさらにマニアック度が上がりますが(知名度的に)、「プログレ上級編」などと言うつもりはありません。なぜなら、難解な曲はなく、あくまでもわかりやすくメロディアスで親しみやすいモノが多い。むしろ実験的要素は第6回の方が強かったかもしれません。

 

 

今回はジェネシス・フォロワー的バンドも多く、いかにも「プログレ・マニアック特集」と言えるかもしれません。「いかにもプログレプログレ」しているシンフォ系など。 

 

音の玉手箱。音のおもちゃ箱 マニアック総集編!(^^ 

 

 

マニアの方々、お待たせ致しました。<(_ _)>

 

いやあ、こりゃ紹介している方も楽しいですよ。普段は誰も注目しない良質なアイテムをドンドンご紹介できる訳ですから。(^^) これがまたいい曲あるんですよ! キャッチーでわかりやすく、メロディアスな曲が多い。ただし、マニアック的なので、人による好みの違いがいつもよりも大きくなる可能性はあります。

 

しかし、ここでご紹介するものは実は日本盤(マーキー/ベルアンティークなど)でも出ていたものが多く、マニアプログレを追っていた方々は「持っていた」「聴いた事がある」という方もいらっしゃるのでは? でもすぐに廃盤になったり、やはり知名度は低いですね。古いモノも多く、ネット上で検索できないのも… スゴイな。ネットで検索できないって、もう存在自体が否定されてる? 

 

下記、楽曲のCDは全て現在も所有しております。アルバム全体が良いものはあまりないのですが、マニアック度の希少価値の高さとメチャクチャ好きな曲が数曲含まれている事から、金欠でも売る事が出来ないという。 ^^) 

 

 

では、いい曲なのに知られていない究極のソングをどうぞ!

 

 

 

 

★ Sutton / Taurus

オランダのシンフォバンドで 80 年発表のアルバム「Illusions Of A Night」から。カヤックに影響を受けているとネット上の通販紹介文には書かれていました(ジェネシスっぽいとも)。もろにカヤックっぽいとは感じませんが、ややポップス寄りなプログレという所に共通点はあるかも。通常は歌入りバンドですが、この曲はインストです。

 

マニアの回としては、意外な曲調と思われた方もいらっしゃるかもしれません。割と普通っぽい? マニアックというのは単に「知名度が低い」というだけであり、別に音楽性が本流から外れているとは限らないですよね。

 

このピアノのコード進行はロマンチックで美しい。この美的感覚を感じるピアノ曲がなぜ放置されているのか? この曲メチャ好きだなあ。美しい!

 

 

 

 

 

 

 

 

★ Ivy / Nightwinds 

もうメジャー感のないバンドですが、いいんですよこの曲。マニアックなバンドのCDって、何か禁断の箱を開けるようなワクワク期待感があります。 このジャケットを見たら「どんなファンタジックな音楽を奏でるんだろうか?」なんて期待してしまうんですよね。 当時、マーキーのシリーズでは、リスト、 コト・エン・ペル、 ブブ、スフィンクス … というバンドのCDジャケットもマニア心をくすぐっていた。

 

結局、アルバム全体としては…という感じではありますが、この曲だけはやけに気に入りました。初めて聴いたのはもう何十年も前の話。1回売却して、また10年位前に買い直した。マーキーの「ベル・アンティークシリーズ」は魅かれますね。日本語の解説があると誘惑されるというか。 今聴いてもいい曲と感じる!

 

 

 

 

 

 

 

★ Chained Human / Deyss 

あった、あったー!良かった! 実は、このシリーズでYouTube内を探していたら2曲もない曲があった。この曲までなかったらどうしようかと… そう、私的には下記のGood Authorityの曲と並ぶ初期ポンプ系の名曲かと思っている素晴らしい曲。また、上記の曲陣のようにこれまたポップス色のあるメロディアスシンフォ。スイス出身のジェネシス・タイプでポンプ色もあり。

 

このメロディアスさは出だしエアサプライか?という位の爽やかさ。でもエアサプライではありません。AORではないプログレ特有の独自世界観が強い。万人にはウケなくても光輝く美しい世界観。いい曲だなあ!素晴らしい!

 

アルバム全体はもう一歩という感じですが、この曲が最高で、もう1曲いい曲があるので、下記でご紹介致します。(私はこの2曲のせいで売却できません。(^^))

 

 

 

 

 

 

 

《参考曲》

● Last Chance Flight /  Deyss 

名曲認定まではわずかに届きませんでしたが、大変好きな曲なので参考曲とさせて頂きました。このアルバムでは上記曲の次にいい曲と言える中々の秀逸曲。人によってはこちらの方が好きだと感じる方もいらっしゃるかと。

 

徐々に高揚感が高まって行き、特に後半の盛り上がり方が心地良い。素晴らしい雰囲気・空気感。欧州のプログレは独特の空気感を作るのが上手いんですよね。至極個性的。

 

 

 

 

 

 

 

★ Mierea / Sfinx

「マニア心を擽る不思議なジャケット」「ルーマニアのプログレ」「ロマン溢れるメロディアスな曲」 とくればもう「プログレマニア大賞受賞!」としか言いようがない! 爆  かなり昔から有名な作品。 ルーマニアはコマネチばかりではありません。笑 

  

この曲を聴いた時は一発で気に入りましたね。夢見がちで、どこか異国情緒的雰囲気もあったし、当時は「あったあった!掘り出し物!」という興奮が。日本盤も出てました。あのマーキー帯の日本盤は上記 Nightwinds もそうなんですが、やたらにマニア心を刺激するんですよね。

 

途中の展開がやはり東欧的なロマンに。イーストかと思うくらいのドラマチックシンセはいいですねー!!

 

しかし、この曲出だしの歌詞が「ミニ・ストップ」って昔から聴こえるなあ。笑 空耳アワーに応募したい気分だ。笑 ルーマニア・マニアック・プログレが日本のコンビニを連呼するはずもない。爆

 

 

 

 

 

 

 

★ Cielo Di Carta / Montefeltro  

たまに出しますよ隠し玉。 ^^)  これはこの回にはちょっと贅沢過ぎるか? 知る人ぞ知るイタリアの傑作アルバム! どこか霧の中から聴こえて来るような幻想的(夢想感が強い)なサウンドが結構マニアしてますが、夢がありファンタジーロマン溢れるいいバンドです。

 

かなり古いですが、当時、この曲にはハマりましたね。比較的最近、紙ジャケのリマスターCDも出て大喜びでしたが、弱冠音量が小さいのが難点。

 

浮遊感、幻想性、メロディアスさが程よい具合に散りばめられていて聴き心地が良い名曲。ただ、この曲は、今回貼った動画の中ではYouTube音質に於いては、比較的本物の良さが伝わりにくいかな。現物CDの方がまったりした雰囲気が生き生きと表現されている。でも、ある程度のフィーリングは伝わるかと。印象派の絵画のようなジャケも秀逸。紙ジャケだしCDを私有している満足度は大きい。

 

 

 

 

 

 

ジェネシス系3連発!!のつもりが… 汗

 

★ Beggars Breakfast / Mindgames

ジェネシス系ポンプですね、この曲! 素晴らしい! これぞいい意味でマニアックの楽しみか。こういう深みとドラマを感じる曲はA級バンドでも意外とない。知られていないバンドがこんな独特で甘美な世界観を構築できるなんてスゴイ! いや、マニアックなバンドだからこそ作れる世界観というのがありますね。

 

これはジェネシスの亜流などではなく、確固たる信念さえも感じるような心の叫びのような魂を感じる。

 

このバンドのこのアルバムで唯一好きな曲だが、この1曲のために手放せないでいる。(^^) アルバム全体の雰囲気よりも、曲単位で聴いてる鑑賞者のサガですね。笑 たった2分程度の名曲のために1時間以上あるアルバムが売れないという。素晴らしい、名曲!!

 

 

 

 

 

 

 

★ My Ivory Soul / Night Watch

この曲は、ジェネシス系シンフォバンドの最右翼! このバンドは元々演奏やアレンジレベルが高い。ヴォーカルの歌い方や声質が、ピーター・ガブリエル(本来、「ガブリエル」というカタカナ英語は本場英語とはかけ離れている論争があったような…)してるのは、まあご愛嬌というか。 ^^) 

 

カッコいいですねー、理屈抜きで。 曲全体を支配するアクセントや間の取り方などが1流バンド風。また、異世界を上手く表現している。知名度が低くても、こういう独特の空気を作れる優秀なバンドが数多く存在するので「プログレ探究の旅」やめられないんですよね。

 

 

 
 
 
 

★ Living in the Past / Good Authority

オランダのバンドかな? この曲ははっきり言って名曲です。でも、YouTubeで見つける事ができなかった。汗 ジェネシス系3連発のつもりが… (-_-;) 大体、このバンド名自体がネットに殆ど出て来ない。悲 唯一、「Good Authority プログレ」と打って「画像」を検索すると「究極のプログレッシブ・ロック・ミュージック・ウェブサイトである Progarchives.com から」というページでちょこっと説明されている程度。

 

世の中の理不尽さを感じるなあ。これほどのいい曲が誰にも聴かれないなんて… どうなってる? ネット上でも何も情報が出て来ないなんて…・ 一体どうなってる? 存在しない事になってる?

 

売らないで良かった。(^^) こりゃあ宝だな。 4曲入りのミニCD。内容はジェネシス風のポンプ・ロック。廃盤になりやすいようなマニアックな雰囲気は漂わしてはいるとは言えるかも。でも、いいんですよ!これが本当に! この曲は極上のポンプロック。少し キャスタナルク色 も入っているような(あの想像力豊かな透明感が) 感動します。歌メロが素晴らしい。

 

中古屋さんで見つけたら迷わず買いましょう。笑 ミニCDで安いかと。

 

(YouTubeなし)

 

 

ジェネシス系のバンドはまだまだありますが、今回はこの辺で。

 

 

 

 

★ The Way of the Seasons / Manticore

いいメロディ。ロマンチック&夢がある世界観。そして、カンサス や サーレム・ヒル に共通するような大らかさがある。この辺はやはりアメリカのバンドだからか? サッパリ感がカンサスのようでもある。マニアの空気は出てはいますが。 ^^) 

 

歌メロがキャッチーで一緒に歌いたくなる。「メロディアスなロックってどんなの?」と訊かれたらこの曲を紹介すれば、「なるほど」と納得してもらえそうな‥  ^^) 

 

このアルバムには他に「Time to Fly」(YouTube動画有り)という曲が秀逸。ちょっとギターの力量が…という感じで今回は掲載見送りになりましたが、曲の持つメロディアスさや世界観、後半のプログレ独特のコーラスのカッコ良さなどアメリカン・プログレのいい面を感じます。気になった方はぜひYouTubeで。<(_ _)>

 

 

 

 

 

 

 

The Bard / Asia

超名曲認定! この曲は感動する! 勿論、あのビッグ・ネイムの エイジア ではありません。でも、こちらの方が古い。曲名がいかにもB級プログレっていう雰囲気で、「thunder rider」とか「kamikaze」って曲名はベタ過ぎて凄すぎる。曲はいかにもストレートでアメリカンロック万歳!みたいな。(^^) 

 

でも、音楽的には好きだなあ。この真っすぐさ。「嘘がない」というか、メンバーの実直さというか人間性の良さまで感じるような純粋さ。 時はすでに1979~1980年(2枚のカップリングCD)。このサウンドはどう聴いても1970年代初期だ。(^^) スマートなオシャレ感は皆無だけれど、憎めない誠実さというかバカ正直さがなんとも魅力的。

 

いきなりのメロトロン? シンセの雰囲気は、あの英国名バンドのスプリングのようでもある。そして、歌メロが最高!これぞ隠れた名曲の類ではないかと思う。今回の中では、Montefeltro Cielo Di Cartaと並んで最も好きな曲と言っていい。素晴らしい!

 

 

 

 

 

 

 

 

★ Paladin / ASIA 

この2枚のカップリングCⅮは、昔からプログレファンには有名な作品です。この曲もサビは少々時代を感じさせますが、Aメロは最高ですね。この爽やかさはやっぱりアメリカのバンドと思わせる。 これぞマニア的世界観の真骨頂! 

 

こんな曲をカーステで大音量で聴いたら、ベタ過ぎて逆に面白いと思う。 ^^) (まだやってませんが) 何かが吹っ切れそうな気がする。音楽は心の治療薬。まあ、大して悩み事もないんですが…より健全な心を持てるような気が。

 

後半、どこか ロッド・スチュワート の名曲 「I Was Only Joking」のギターソロのような感じがするのは私だけだろうか? どこか微笑ましい。 ^^) 

 

 

 

 

 

 

 

 

★ Nowandthen / Easter Island

出たー! これぞ プログレマニアの金字塔! ははは、「プログレマニアの金字塔!」って自分で笑ってしまった。でも、そんな感じなんです。プログレ5大バンドや ジョン・ウェットン 関連などを聴き込んだ後にこの曲を聴くと、もう愛らしいというかにんまりしてくる魅力がある。

 

「こう来るか?みたいな。これありだよなー」って。 この叙情性と幻想性。また、人生を歩んで来て一休み…みたいなドラマも感じる。最後のワン・フレーズなんてジョン・ウェットンが歌ってようなフィーリングに感じる。

 

ただし、「最後の1音はジョン・ウェットンなら音程を下げないで、そのままロングトーンでつなげるだろうなあ‥」と。 そういうのを想像させられるのもマニアックなバンドを堪能する楽しみの1つかも。 ^^) 

 

 

 

 

 

 

 

★ Journey Home / The Light    

またしてもYouTube動画なし…(探しても見当たらない)ムカ~! なんでないの? この曲がいかにもプログレプログレしていて、アルバム中1番好きな曲なのに。このCDは当時マーキー日本盤が出てるアメリカのプログレ・ハード。全体的にバンドサウンドは割と健全なプログレ・ハード。 

 

この曲は、他曲と違い不思議で独特な雰囲気。なんと言っても「これからサーカスが始まるから観においで~」みたいなミステリアスというか不思議世界観を確立している。

 

(YouTubeなし)

 

 

 

 

 

また、お楽しみに―!ヽ(^。^)ノ