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「光にふれる」(逆光飛翔)


幼少時から目は不自由だが、
外界の音を聞き分ける繊細な聴力を持ち
ピアノ演奏で卓越した能力を発揮する青年と
アルバイトをしながらダンサーへの夢を追いかける
若い女性の人生が交差する。


何気ない市井の人の日常を描くことで、
人として生きることの喜び、心と心のふれあい、思いやりを
描いた秀作を生み出している台湾映画。
本作もこの台湾映画の伝統を引き継いだ
心温まる作品である。


主演の目が不自由な大学生 裕翔(ユーシャン)を演じた
自ら先天性の知覚障害を持つピアニスト黄裕翔、
そして、たまたま大学のキャンパスでアルバイト先のビラ配りをしているときに
母に手をひかれている裕翔を見かけ、その後一人で道路を横断できずに
困っている裕翔を目的地までスクーターで送り届けた
ダンサー志望の若い女性小潔(シャオジエ)を演じた
張榕容(チャン・ロンロン)の若い感性が瑞瑞しく、
裕翔を支える周囲の人達の優しい心に胸打たれる。


台湾制作の本作の原題は「逆光飛翔」。


眩しい光でシルエットしかみることのできない逆光の世界は
色のない世界、
そして飛翔は若きピアニストの将来、若きダインサーの将来を
象徴する。




葛の花

葛、萩、撫子、桔梗と紫系の花が美しい
秋の七草。


撫子、桔梗や萩と比較すると
雑草の感の強い葛であるが、
秋分の日の頃に房の下から次々と開花する
赤紫色、淡紫色の葛の花は
豪華で美しい。


多摩川河原も
白い穂のススキ、
黄色い花の帰化植物
そして葛と秋色に染まっている。



彼岸花 ヒガンバナ



とても不思議な植物 彼岸花。

8月23日の花火大会後、1週間程して
多摩川土手で繁茂していた丈の高いイネ科の雑草が
きれいに根元から刈られ、久しぶりに
何も無い土手のさっぱりした景色が広がっていた。

ところが、それから程なく、何も無かった地面から
すくすくと信じられないようなスピードで伸びてきた
花茎の先に、放射状に美しい金赤色の
彼岸花が開花していた。

曼珠沙華とも呼ばれ子供の頃はなんとなく
不吉な感じがして嫌いだったこの花を良く観察することで、
秋の訪れを告げてくれる
大切な美しい花と感じている。