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インパチェンス

アフリカ高原地帯を原産地とする

インパチェンス(アフリカホウセンカ)が

大株に成長し、猛暑の中、白い花が

目に清涼感を与えてくれている。



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昨日15日は敗戦記念日であり、

68年目の終戦記念日。

多くの人々の犠牲の上に築かれている

今日の平和。

二度と家族を戦争で失うことのない平和こそ、

我々が先人から託され、後世に引き継ぐ事を約束した

最優先の使命であることを忘れてはならない。



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「夜は終わらない」(The Night Gardner)

戦闘シーンの多い ザ・パシフィックの中では比較的平穏で家族愛に

焦点をあてた パート3 「メルボルン」の脚本を担当した

ジョージ・ペレケーノスの2006年の著作

「夜は終わらない」(The Night Gardner)。



ワシントンD.C.の中でもアフリカ系アメリカ人の居住割合が多く、

貧困をルーツとした犯罪も多い南東地域を舞台にした本作は

犯罪小説の体裁をとった、家族の絆の物語である。



1985 12月の寒い雨の夜、ふたりの若い制服警官そして

四十代半ばの殺人課巡査部長が連続少女殺人事件の

三人目の被害者としてコミュニティ菜園に遺棄された少女の

現場検証に立ち会う場面からこの物語は始まる。



20年後の2005年四十代半ばであった殺人課巡査TC・クックは

現役を引退してからも迷宮入りとなった20年前の事件の犯人探しに

執念を燃やしている。

当時コンビを組んでいたガス・ラモーンはワシントン市暴力犯罪班の

巡査部長として、順調に階段を上っており、片や組織内でのごたごたから

警察を辞職したダン(ドグ)ホリデーは、自らリムジーンを運転する

送迎業を営んでいる。



20年ぶりに当時の事件を彷彿される

コミュニティ菜園で発見された少年の射殺死体、

ワシントンD.C.の下層部でうごめく犯罪者達の姿、



著者ジョージ・ペレケーノス好みの音楽の話が随所に

散りばめられ本作から一番感じるのは、

アフリカ系アメリカ人の婦人警官に一目ぼれして結婚し、

中学生の男の子小学生の女の子の父であるガス・ラモーンの

妻や子供達に対する愛情。



ワシントンD.C.そしてメリーランド州境あたりの地域。

白人であるガス・ラモーン自らが体験することが無かった、人種差別的

言動を、褐色の肌を持った息子ディエゴは学校や街で日々体験する。



ディエゴは父親ガスに反発しつつも、自分を信じる父の心、母の愛情に

育まれ、いくつかの障害を乗り越え一人の人間として成長し、

かつて反発し再会したガスとダン(ドグ)もお互いの人生を

尊重するようになる。



ジョージ・ペレケーノスはラストで、

TC・クックの長年の捜査が間違っていなかったことを

読者に暗示してくれる。



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フライト(Flight)


ロバート・ゼメキス監督が描きたかったのは、

アルコール依存症で家族を失い、社会的地位も脅かされた男が、

周囲の助けで自己と直面し、自己否定の試練を経ることで

もう一度自分の人生を取り戻すことができるという、

赦しの心であろうか。


この作品を観る者は機体のトラブルで乗員全員の死亡が確実で

あった飛行機事故を、フライトアテンダンス他最小の犠牲者で

着陸に成功させた機長のウイップが実は強度のアルコール中毒者であり、

二日酔いの朝もコカインを吸引することで、精神を活性化させ、

操縦していたことを知っている。


賞賛に値する操縦技術で一躍時の人となったウイップは、

事故後意識不明時に行われた血液検査で

アルコールが検出された事実を弁護士から知らされる。


アルコール検出の事実は弁護士の手で握り潰されるが、

ウイップは精神的に追い詰められ、更なるアルコールの誘惑の

泥沼から抜け出せなくなっていく。


観客が既に知っているウイップのアルコール中毒に

対してどのような結末が用意されているのか、

このところ悪人役(義の心を秘めた)が目立っている

デンゼル・ワシントンが、今作ではアルコール依存症でどん底まで

落ち込んだ男が最後の最後に見せる人間としての尊厳を

素晴らしく演じている。




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