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The Affair of the Necklace(マリーアントワネットの首飾り)

「家名は無意味、

名誉は心の中で生まれる。」


フランス革命の四半世紀ほど前、啓蒙思想の広がりと共に

産業革命が起こりつつあったイギリス、

自由平等を標榜するアメリカと比較して

絶対君主制による支配が続き、

民衆の不満が高まっていたフランスで、

平民との関係を深めていた名門ヴァロワ家の当主が、

その事を理由に権力者の軍隊により虐殺され、

夫の死そして全ての財産を没収された事の心労が原因で

母も亡くした貴族の娘が成人し、人生の全てを賭けて

家の再興を図る。


本作が公開される2年前(1999)にボーイズ・ドント・クライで

アカデミー主演女優賞を受賞したヒラリー・スワンク、

何故彼女がこの作品で主役に選ばれ、この役を演じたのか、

物語がラストに近づくまで違和感があったが、

全ての事が明らかにされ、

自分の言い分を申し述べる場面でヒラリー・スワンクが

冒頭の自分の心を口にする表情で

彼女がこの役を演じた理由が判った。


過去に決別し、別人として生きる道を選択した

主人公ジャンヌ・ド・ラ・モット・ヴァロアを演じた

ヒラリー・スワンクのこれまでの場面とは全く違う

邪心の無い美しさにこの作品の本質を感じた。


遮眼帯をつけられた馬が前方しか見られないように、

幸せだった家の再興だけを絶対的な価値判断とし、

それを手に入れる過程で自分が犯している罪の意識に

思い至らなかった主人公、

歴史に題材を置いた作品でいろいろな解釈はできるが、

この作品では、自分のことを最優先し、

自分さえ良ければの考えの下に生きている“おろかな”為政者、

あるいは階級だけにこだわる“おろかな”人間を描く事で、

現代にも通じる、普遍的な人間の欲望と心の砂漠を描いている。



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ワレモコウ(吾亦紅)にツワブキ(石蕗)

東京地方では、少し前の寒さがおさまって、例年の

暖かさを感じた昨日、暦の上では立冬で、11月恒例の一の酉の日だった。

今年は三の酉の日が無い年にあたり、

縁起物の大きな熊手が師走を感じさせる花園神社の大酉祭(酉の市)も

師走には少し早い次回の二の酉の日19日が最終となる。


本格的な寒さを迎える頃に行なわれる事の多い酉の市、

日の出の時間そして日の出の位置に季節の推移を感じる。


昨日の午後、道端に咲く濃い赤紫色のワレモコウを見かけた。

バラ科のワレモコウ(吾亦紅)、バラ科の花にしてはつつましい

小さな花びらが沢山集まって、臙脂色の穂のような

花となっているが、季節を象徴するなかなか風情のある

秋の野草。



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今朝は、職場に向かって歩いている途中で、

春に沢山の薄紅色の花をつけていた花梨の木で実が黄色く色づき、

少し先のマンションの前庭ではツワブキが黄色い花を咲かせているのを

見かけた。



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ツワブキは、デージー、アスター、ヒマワリと同じく

キク科の植物で学名はFarfugium Japonicum

半日陰でも丈夫に育つところは、ギボウシ(ホスタ)にも

似ているが、光沢のある深緑色の葉そして長く伸ばした

丈夫な茎から複数の黄色い花を咲かせる姿には

環境に負けない逞しさを感じる。



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食用菊 秋を楽しむ


出雲駅伝に続く、今朝8時スタートの全日本駅伝、
1区の熱走だけを確認してから教会に出かけ、
戻ってみると既に早稲田が独走態勢で
大会記録を大幅に更新した15年ぶりの栄冠を
早稲田が手にした。
優勝おめでとう。次は新年の箱根駅伝。



今月21日に行われる世田谷246ハーフマラソンに備えて

土手の上のマラソンコースは道路わきの雑草が

短く刈り込まれていたが、

刈り込まれた雑草の先で今の季節には珍しいタンポポの

花が残されていた。



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散歩途中で立ち寄る農協の直売店で、食用菊が

売られていた。



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秋の味覚の食用菊、さっそく短時間茹でて、

ほんの少し酢をかけていただく。

短時間ゆがくことで菊の香りが抑えられ、

柔らかい苦味と、噛みごたえのある食感が

おいしい秋の食用菊。


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山茶花にも秋の深まりを感じる。



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