THE INTERNATIONAL (ザ・バンク 堕ちた巨像)
誠実で、強い意志と信念を持った男と、
人生を見失い、
理想の人間像からかけはなれてしまった男達の確執。
これは戦争・紛争で、大量に消費される人殺し兵器の
武器・弾薬の取引に関係する莫大な資金の流れに関係する事で
巨万の富を得る事を画策する、武器商人、銀行、そして国家組織の
犯罪を暴くインターポールの捜査官とニューヨーク地方検事局の
女性検事の執念を描いたフィクションである。
人は皆、選択する。
悪に対する復讐の過程で、計らずも、自らが重大な罪を犯してしまう
殺人犯フィリッパをケイト・ブランシェットが演じ、
殺人犯を裁く地位にあるが、フィリッパの心を知り愛してしまう、
若く経験の少ない憲兵隊員をジョヴァンニ・リビシが演じた、
逃避行を続けるイタリア国境の田舎の景色が美しく印象的な
2002年の秀作“ヘブン”そして、
愛する男のためにベルリンを走り回る“LOLA RENNT
(ラン・ローラ・ラン、1998)、そして本作と、
ドイツ出身のトム・ティクヴァ監督の作品は人生の“選択”が
作品のメッセージとなっている。
曇り空で寒いベルリンの街、ミラノ、美しいイゼーオ湖、
曲線・スロープ・前衛的ディスプレーが独特の雰囲気を作り上げている
ニューヨークのグッゲンハイム美術館、そして茶色の屋根・異文化の国
イスタンブールとトム・ティクヴァ監督作品は世界各地の風景が
作品と同化している。
作品ごとに制作費が上昇しているトム・ティクヴァ監督の作品、
米、独、英の共同制作による本作は制作費約50億円で、
グッゲンハイム美術館を舞台にした銃撃シーンは圧巻だった。
クライヴ・オーウェン、ナオミ・ワッツの演技と映像が楽しめる
2009年の印象深い作品。
ツツジ属の花と紅葉 連休の谷間の朝
タイワンツツジを親として、複数種のツツジ、サツキを
交雑し、ベルギーで品種改良されたといわれるアザレア、
数年前に購入した株から今年も大輪の八重の花が咲いている。
アザレアはRhodo(バラ)+dendron(木)の意味の
「Rhododendron」と呼ばれるツツジ属で、
この名の通り、八重咲きのツツジはバラと似ている。
今年は、甘ガキの柿の葉が例年に無く濃く色づき、
(柿の葉にはビタミンCと呼ばれるアスコルビン酸が多く含まれ、
アスコルビン酸はアントシアニン系色素の安定性を増す効果が
あるので、今年の猛暑が葉の色に関係している?)
柿の実も葉と同じように日ごと赤くなってきている。
隣の渋ガキ(百目柿)は、干し柿用に収穫し野鳥用に残した実が
赤く熟し、先日はムクドリが啄ばんでいたが、これから寒さが増すと、
貴重な餌場として、朝日と共に野鳥のさえずりが枝枝から
聞こえてくる時期となる。
昨日の世田谷246マラソンのコースでもあった遊歩道脇の
ツツジの植え込みでは、夏場に雨が少なく、最近植えられ
根の張りが浅い幼木の中には枯れてしまった木も多いが、
生き残ったツツジは美しく紅葉している。
先日はユリカモメであったが、今朝はカモが早朝の野川の川面で
群れていた。
今日は曇っている東京地方、雲の上では太陽は輝いているが、
今朝、つかの間、雲の間から顔を見せていた。












