エチレンジアミン四酢酸(EDTA)
今朝何げなく“牛乳石けん”が詰められたパッケージに
書かれていた成分表示を見ると、油脂としての牛乳の他に
酸化チタンとEDTA-4aが記載されていた。
白色顔料の中で最も比重が高く(重く)、紫外領域の太陽光を反射する
酸化チタンは、微粒子化し石けん成分に使用することで、その白さを保持する
目的で使用されると思われるが、EDTA-4aは直ぐにはその目的が
思い浮かばなかった。
どこか聞いた覚えがあるEDTA、調べてみると、化学実験で
キレート化剤として使ったことがあるエチレンジアミン四酢酸であり、
EDTA-4aはそのナトリウム塩であった。
エチレンジアミンとクロロ酢酸ナトリウムから合成させるEDTAは
硬水中のカルシウムイオン等の金属成分を捕集して軟水化し、
これら金属と石けん成分中の脂肪酸が結合した所謂湯アカと呼ばれる
金属石けんの生成を防止する。
染色助剤、繊維処理助剤、石鹸系洗浄剤、化粧品添加剤、
写真増光剤、食品添加剤、血液抗凝固剤等に幅広い分野で使用されている
EDTAが、何気なく毎日使用している石けんにも使用されていた。
同じイネ科の植物のススキは既に地上部は枯れているが、
パンパスグラスは未だ枯れることがなく、
暖かく感じた今朝の緑地公園で
寒の寒さに耐えていた。









