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タイピスト(Populaire)


時は1958年~1959年、昭和33年~昭和34年の高度経済成長時代。

物語は第二次世界対戦末期に連合軍が上陸したフランス北西部の田舎町

ノルマンディーで雑貨屋を営む父と二人で暮らしていたローズが

店のショーウインドウに飾ってあったジャピー社のピンク色の手動式

タイプライターに目を引かれ、こっそりと2本の指で文字を打ち込む

ところからはじまる。



フランス映画ならではのおしゃれなイントロで

先ず観客の心をつかむ本作は、

負けない心、くじけない心を支援し、

努力は必ず報われるとの思いを大切にした秀作である。



母を亡くし、頑固な父との二人暮らしに見切りをつけ、

パリでの成功を夢見ていたローズは

密かにタイプライターの早打ち練習を続け、

この特技を武器にパリで社長秘書の職を得る。



タイピストとしてのローズの潜在能力を確信した社長のルイは

タイプライター早打ち大会での優勝を目標に、

ローズを鍛えあげていく。



タイピストとしての才能以外に秘書としての素養を持たない

田舎娘ローズを演じるのはデボラ・フランソワで、

ローズを影になり日向になり支援する社長のルイに

扮するのはロマン・デュラス。

そしてルイのかつての恋人を演じたのは

「アーティスト」の演技が記憶に新しいベレニス・ベジョ。



50年代のタイプライターの早打ち競争のドキュメントにヒントを得て

制作されたとされる本作はデボラ・フランソワを前面に出した

とにかく面白くて楽しい人間賛歌として仕上げられている。













シラー・ぺルビアナ

初夏を思わせるような強い陽射しの

今年の母の日。


柿の木の下で冬を越し、先週くらいから

蕾が膨らみかけていたシラー・ぺルビアナの

淡青紫色の五弁の花が放射状に咲き始めた。





この花が醸し出す独特の雰囲気には和名のオオツルボより

Scilla peruvianaの学名に由来する

シラー・ペルビアナの名前が似合っている。




ハリエンジュ

二子玉川兵庫島公園でニセアカシアとも呼ばれる

ハリエンジュの花が満開を迎え、周囲にこの花独特の

芳香を漂わせている。





兵庫島公園の西から北側の斜面に植えられ,

毎年毎年大きく成長しているハリエンジュ達は、

この公園のシンボルツリー。


同じくマメ科で巨大な細長い実をつけるコナの実ほどは

大きくないが細長い実もマメ科のハリエンジュの特徴。


遊歩道がアカシアから降り注ぐ白い花で埋まるのも

間もなく。