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風船唐綿(ふうせんとうわた)


南アフリカを原産地とするガガイモ科のフウセントウワタ。

もうしばらくすると割れて綿毛が飛び出すその実のたたずまいに

惹かれて妻が買ってきたフウセントウワタのユニークな枝が

ここのところ毎日玄関で出迎え、見送ってくれている。



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ヨウシュヤマゴボウの実が秋色の濃紫に色付き、




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野川の傍らで成長してきたタデ科のミゾソバが沢山の白い花を

咲かせている。


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War Horse 「戦火の馬」


本作「戦火の馬」はスティーヴン・スピルバーグ監督とのコンビで

アカデミー撮影賞を2度受賞しているポーランド出身の

ヤヌス・カミンスキー撮影監督が切り取るイギリスの緑豊かな

丘陵地帯の映像がすばらしく美しく、

同時に、数多くの圧倒的迫力の戦場シーンが見るものに

スピルバーグ監督の意図を強烈に訴えかけてくる、

言葉ではなく映像がすべてを物語る映画の王道を行く作品。


舞台は第一次世界大戦が始まりそして終焉する20世紀初期の

欧州英国と大陸フランス。


英国の丘陵地帯で、大地主の小作として細々と生計をたてている

農家の主人が、酔った勢いで、農耕馬でなく美しいサラブレッドの仔馬を

大金で競り落とす。

ジョーイと名付けられたこのサラブレッドは、ジョーイが仔馬の頃から

目にしていたこの家の息子に可愛がられ、

家族の一員として、農耕もこなす優秀な馬に育て上げるところから

この物語は始まる。


第一次世界大戦が始まり、困窮した一家を救うため、息子アルバートの

意思に反して軍馬として売られたジョーイは

欧州大陸の戦場を転々と移動し、出会った人々に大切に

可愛がられ、過酷な日々を奇跡的に生きていく。


総監督として太平洋戦争下の米国軍人の心を描いた

『ザ・パシフィック』の制作を手掛けたスピルバーグ監督は、

本作では美しい馬と人間の交流と対比させて、

人が人としての感情を失い、憎悪・殺戮を正当化する戦場シーンを

繰り返し映像として提示し、

物言わぬ存在の美しいサラブレッドジョーイの逞しい躍動感・生命力が

敵味方を超えてもたらす感動を表現する。


英国、フランス、ドイツを代表する旬の名優の演技以上に

サラブレッド ジョーイの主役としての名演が光っていた。



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In Time 『TIME/タイム』


in time=間に合う



遺伝子操作で、人間は25歳を過ぎると永遠に25歳の姿のまま

生き続けることが可能となる近未来の地球。



この世界では、人口の増加による生活環境の劣化を防ぐため、

時間を通貨として、自分が現在持っている時間が無くなると

瞬間的に死亡するシステムが構築されている。



このような世界で、富裕層は支配下においた貧困層から時間を搾取し、

貧困層を早期に死に追いやり、富裕層は100年を超えて生き抜く。



富裕層の住む区域と貧困層の住む区域はゾーンが異なっており、

貧困層から富裕層へのソーンを通過するために必要な通貨としての

「時間」を考えると人口の多くを占める貧困層は生涯貧困層の

ゾーンで短い生涯を終えることが運命付けられている。



貧困層で暮らす主人公が、あまりにも長く生き続け死を望んで

貧困層のゾーンに入ってきた富裕層の紳士を救ったことからこの

興味深い物語は始まる。



近未来のSF的映画として自動車、インフラにその工夫がみられ、

「ブレードランナー」のようないつも雨が降り、極彩色のネオンが印象的な

陰鬱の世界ではなく、主人公に惹かれ、行動を共にする富裕層の娘

シルヴィア・ワイスを演じるアマンダ・ミシェル・サイフリッドが

体現しているような、暗さの中に希望があふれる、

人類普遍の感情を描いたハリウッド娯楽作品。



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