違いの分からない男が、いつもと違うと感じたとき。
それは、何かが起こる予兆に違いない。
先週末のトレーニングライドでいつもと違う TREK EMONDA SLR に気付いたのですが、その原因は何だろう?と言うのが今日の投稿の内容です。
先週土曜日のトレーニングライドからの帰り道で、いつもとの "違い" に気が付きました。その違いとは、走行中に脚を止めた時のラチェット音の大きさ。いままで結構な音量で聞こえて来ていたラチェット音が微かにしか聞こえて来ない。ん?と気が付いてから、意図的に脚を止めて都度ラチェット音を確認するもその音量は微小で、時々無音状態のときも…。
この症状は以前にも経験したことがある。それはDT-SWISS Ratchet EXPハブのスターラチェット不具合が発生したとき。その時も不具合が発生する少し前からラチェット音が異様に小さくなったり、無音状態(カラ回り?)になった。
以前の投稿では、ユーザー側の対応策として、内部の汚れがその原因のうちの一つとして考えられるため 定期的なメンテナンスの徹底 がある…とコメントしていましたが、その時期が来たのかな?と推測できます。実際にはどうなのかを調べてみると、不具合があって新品交換して貰ってからの総走行距離が 1,357km とメーカー推奨の定期メンテナンス距離 800km を越え、前回の不具合発生時点での総走行距離である 約1,600km に近づきつつある状況でした。
この情報を基に考えると、私の使用状況下においては 約1,200-1,300km ごとにメンテナンスを実施しておけば良いんでないの?と言う目安がたてられるのではないか…と。
このままメンテナンスを実施せずどのタイミングで前回の様な症状に見舞われるか?を検証することも出来るな…と言う考えが一瞬浮かびましたが、機械的にも良くないだろうしそれは止めておこう。
次回の使用時までに、洗浄&グリスアップのメンテナンスを実施して、状況の変化を観察。そしてその後 1,200km程乗った時の状況を忘れず確認するようにしてみるとします。また同じような症状が出てくるようならば、この距離がメンテナンス実施のタイミングなんだなってことで。