続きです。
「うぎゃああああ~~~~
」
から始まった一日もお昼になり
漸く落ち着きを取り戻し
北政所茶会、最後の5席目は
この日一番楽しみにしていた
太夫席へ
点て出しのお席でしたが凄い人で溢れかえっておりました
受付していただいて80人待ち
40分ほどして番号を呼ばれたのですが、生憎後ろ側の席ということで
前目の席が空くまで順番を後に回してもらって待って
前から2列目の席が空いたので、そちらに座ろうとしたら
横から凄い勢いで押されたっ
後ろの席に座ってたおばさまが椅子取りゲームの如く
私たちが座ろうとした席にダッシュしてちゃっかり
・・・・・・・
「そちらのお席、こちらの方にご用意したんですが」
と係りの方がそのおばさまに言ったら
「そんなん知らん。空いてたから座ったんや、のろのろしてる方が悪い」
係りの方も
「最初にご案内した席から動かないで下さい」
と言っても
「座ってた席どこか忘れた」
頑として動かない
こういった所で揉めるのも恥ずかしいので
さっくり諦め
hちゃんと2人後ろの席へ。
少しすると、また前目の席が空き
すかさず係りの方が
「あちら空いたので、どうぞ」
と声をかけてくださいました
それにしても、こうしたお茶会でよく見かける自分ルールで動く方どうにかならないものかしらね~
さ、気を取り直して
太夫さんのお点前をじっくり~
司太夫さんという方だそうです。
京都の花街で舞妓として修行をされた方だそうで襟替えの時に
芸妓にならずに
島原にはいり太夫さんとなられたと聞きました。
頭、地毛結いですよね。
装束もですが、頭も飾りで重そう・・・
袷の着物着ただけで、ひぃひぃ言っている私、恥ずかしいわん
お控えにいらっしゃったのも太夫さんで良いのかしら
司太夫さんよりお若いからでしょうか
飾りも華やかですね。
襟も返し襟になっていて
都をどりの時に見た芸妓さんの襟を思い出しました
きれいですね
都をどりの時の照古満さんです。
手先の動きも長年お稽古を積まれているのが良く分かり
芸で身を立てることの難しさ厳しさ
その世界で生きる困難を乗り越えるからこそ
美しいのでしょうね、と
この頃、思うところありじっくりとお点前を拝見させていただきました。
お茶は、このような形で出されました。
右側の白いのはお饅頭です。
貴人さんみたい。
お道具も華やか~
お釜は金
瓢箪の形は、太閤秀吉縁を思わせます。
続いて点心席へ
お茶会の点心というと
軽いお蕎麦やお弁当などが多いのですが
ご膳が出ました~~
お茶席5席行った後のお食事、お腹いっぱいですわ
湯葉ご膳という事でちょっとはヘルシーかしら
とても美味しかったです。
帰りには
出世飴なる記念品も頂き
更に
喫茶券も付いているので
洛匠さんで
お池の立派な錦鯉ちゃんを見ながら~
草わらび餅を頂く
今日も、ず~~~っと食べていますわ
高台寺さんの北政所茶会お茶席5席、点心、喫茶、記念品がセットで
11000円でした。
いつも行っているお茶会よりすんごくお得感
一般売りもしております。
毎年10月6日開催です。
さて、洛匠さんを出ると
隣のお店に人だかりが・・・
うん
洋菓子屋さんかにゃ
hちゃんショーウィンドウにかぶりつき
「美味しそうな感じがしますっ
」
喫茶と持ち帰りがあるそうで
お持ち帰りも入場制限が出ていて
聞くと2組待ちとのこと
さすがに今は食べられない
けど、持ち帰りはしたいね~~
暫し待つ。
その間にもどんどん行列は進む。
待つこと10分
お店に入ると
なにこれ~~~~~

ケーキがっ
かわゆいっ
いつの間にこんなお店が出来ていたのかしら
Pâtisserie des rêves
夢のお菓子
の名前のお菓子屋さんどす
日本初出店だそう
フランスの伝統菓子とはちょっと違いますが
どっしり重厚というよりも
軽くて爽やかな、でもオトナのエッセンスもあり
洗練されたお菓子でした。
「パティスリー・デ・レーヴ」
既に流行っていましたが、これから更に大混雑するお店になるでしょうね。
タルトタタンが一番人気だそうです。
お店の名前の入った紙袋も可愛いの
マークが何ともかわいらしい。
お店でhちゃんときゃいきゃい言いながら買い物をしている時
携帯に電話~
祇園のキヌ美粧院さんから
「髪、今やったらできるけどどうする
」
そうです、私は今日大寝坊してキヌさんの予約も泣く泣くキャンセルしてたんです
「行きます」即答して
時間があるから祇園見学に付いてく
というhちゃんと
キヌさんへ
はあ、この髪でお茶会に行きたかった
3連休の残りは、この髪でお出掛けします。
キヌさんの先生にはいつも良くしていただいて感謝です。
京都の中でも祇園が大好きです
hちゃん希望により
もう一つ社会見学
欲しい~~~~
ゑり萬さんの帯どす。
一日たっぷり楽しみました。