ヨーロッパ建築巡礼記 改 デザインで豊かな生活を -69ページ目

よしだのイカ丼

 

年縞博物館は三方五湖スマートICからすぐの場所ですがそこからもう少し車を走らせると福井県の方には有名な「イカ丼」のドライブインよしだがあります。はじめて年縞博物館に訪れた時にはその存在自体を知らなかったものの、ケンミンSHOWのテレビで見て記憶に残っていたので「イカ丼」を食べに行きました。

 

 

 

イカ丼+イカの3品盛りでイカづくしのセット。イカ丼自体、滋賀では食べたことがなかったので定期的に食べにいきたくなる味でした。土日はツーリングですごく混むそうなので注意が必要ですが、年縞博物館に内藤建築を見に行かれる方はこちらで食事をするコースがおすすめです。いい建築が見れて美味しいものも食べることができれば最高です。

 

年縞博物館

2018年9月にオープンした福井県の「年縞博物館」。オープン以来3度目の訪問でしたが変わらず良い空間です。いい建築からは普段の設計への活力がもらえるので定期的に充電にいきます。

年縞博物館の設計は建築家の内藤廣氏です。内藤さんの建築は学生時代から好きですが設計の経験を重ねるほどにその凄さを感じる建築家です。滋賀から見に行ける内藤建築ですと京都のとらやかこちらの年縞博物館かと思いますが、とらやは和菓子店なのでじっくり内藤建築に浸れるのは年縞博物館かと思います。

 

 

どこを切り取っても美しい空間、ディテールの数々。年縞についても分かりやすく勉強できるのでお子様との家族連れでも勉強になるいい博物館だと思います。

椅子について

最近、撮影で椅子を貸して欲しいと連絡があったので椅子が分かる写真をまとめていました。

いい椅子は当然一生使えますし、美しく座り心地もいいです。

普段事務所で使っている椅子はYチェア、セブンチェア、アリンコチェア、J39などの北欧の定番チェア、

日本では飛騨高山の高山ウッドワークス、イームズのLCM、シェルチェア、アルミナムグループチェアなど。

これらはダイニングテーブルにどの椅子を合わせるか決める時には事務所で座り比べていただいたり役立っています。

 

直径120cmのラウンドテーブルに合わせたセブンチェアとYチェア。
改めて説明するまでもないCH24(Yチェア)はウェグナーが1950年にデザインしたもの。セブンチェアはヤコブセンが1955年にデザインしたものです。
 

1脚でも絵になるJ39はシェーカー家具のリデザインの傑作です。1947年にモーエンセンがデザインしたものです。

 

アリンコチェアという可愛らしい名称のこちらは1952年にヤコブセンがセブンチェアより先に発表したものです。

どの椅子も2020年の現在からは70年近く前に完成された20世紀を代表する名作チェアです。似たようなデザインのものは世の中にたくさんありますがフリッツハンセン社、カールハンセン社の正規品は使い込むほどに味わいが増し、世代をこえて安心して使い続けられます。

 

今年はYチェアの発売70周年記念で5色のマットカラー特別仕様が普段の価格に比べてお求めやすく販売されているモデルがあるので気になっている今日この頃です。

 

トイレのインテリア

先日の続きで長浜朝日の家でトイレのインテリアが素敵だったのでご紹介できればと思います。

こちらは車椅子でも使用しやすいようにトイレ自体の空間も広くとり、入口も引戸で設計しています。

ドア自体はチーク材で引手と鍵の金物は真鍮製で製作しました。

 


引戸を開けると正面に手洗が見えて右手に便器がありますがカウンターの奥にアクアリウムが置かれていてとても良い感じでした。カウンター自体はウォールナットの無垢材を使用して白い空間に濃い木材をアクセントに設計していますがここにアクアリウムの存在感で癒しの空間に。

 

 

水槽の中ではメダカも泳いでいます。視覚的な緑の綺麗さだけでなく夜トイレを使用するときに照明を点けなくてもこの灯りだけで明るすぎずほどよい照明代わりにもなっているそうです。引き渡し時の何もない状態から住み手の個性がインテリアに現れていて生活を楽しまれている様子が垣間見えて嬉しかったです。

 

以下は2017年の竣工写真です。正面壁は天然石のモザイクなので色見や表情が1枚1枚異なります。壁出しのシンプルな水栓金具に艶のない人工大理石の手洗器。カウンターはウォールナット無垢板に水に強いウレタン塗装で仕上げ、収納は汚れに強いメラミン材に木口をウォールナット無垢材で巻いて仕上げています。便器に座った時に見える室内空間を意識して設計しました。

 

動物と暮らす家


先日、長浜朝日の家にお客様をご案内してきました。2世帯住宅の参考でのご案内でしたがこちらは動物の家族(犬2匹、猫3匹)も多い住まいになります。以前事務所で保護していた猫ちゃんも引き取って育てていただいているので久しぶりに顔も見れました。最初はお客様をご案内していたので隠れていましたが、終わってからは安心して遊びに近づいてきてくれました。いろんなところに飛び乗って遊ぶみたいでレンジフードや冷蔵庫、窓枠などの高いところがお気に入りで元気に暮らしていました。

 

 

 

事務所で保護していた時はテーブルの上や膝の上で寝ていたりと懐いてくれてました。

 

 

長浜朝日の家は介護が必要な母との2世帯住宅ですが、20歳をこえる猫ちゃんと15歳をこえるワンちゃんと高齢の動物達も安心して暮らせるように配慮して設計した住まいでもありました。暮らされて2年半まだまだ元気に過ぎしてくれているので良かったです。

 

リーンロゼのソファ(CALINカラン)で眠っている猫ちゃんが22歳のおばあちゃん。

テレビボード脇の観葉植物も2年半で2m近い背丈に育っています。