建築設計の日々の記録
本屋大賞受賞作のイン・ザ・メガチャーチ。発売されてすぐに購入していたものの、なかなか時間が取れなかったので連休中に一気に読みました。朝井リョウの作品が好きで昔からずっと読んでる作家の一人ですが、今回の作品は一番良かったと思います。今の日本社会を描く解像度が高く、言語化と物語の構成が秀逸です。これも映像化されると思いますが、誰がキャスティングされるのかが楽しみな作品です。イン・ザ・メガチャーチ (日本経済新聞出版)Amazon(アマゾン)
滋賀県彦根市での戸建てリフォーム。既存も素敵な大手HMの住まいでしたが20年近く住んできて好みのインテリアに変えたいと希望されて設計したリビングのbefore→afterです。構造と関係のない2本の化粧梁だけ撤去してスッキリとしたミニマルなスタイルに。天井面への間接照明も蛍光灯だったものをLEDの調光式のものに変更しました。お子様のおもちゃなども収納できるようにカウンター収納を設けました。昨年の冬に入るタイミングでの引き渡しでしたが床は全面床暖房を仕込んだことでストレスなく快適に過ごせたと喜んでいただけました。床暖房は電気式ですが半導体自己温度制御機能付(PTC)のものでランニングコストの電気代も安心できるお手頃なものを選定しました。壁や天井、窓などを変えなくても丁寧に設計すれば素敵な暮らしが実現する空間に仕上がります。大きなリフォームでなくても1階のLDKだけなどでも設計可能ですのでお気軽にお問い合わせください。
家具の彫刻家と称されるほど美しい造形に特徴があるフィン・ユールの家具。ダイニングチェアを主役としてキッチン、ダイニングテーブルをデザインしました。右の椅子は108チェア、左の椅子はリーディングチェア。ご夫婦それぞれ座り心地を試して気に入ったものを1脚ずつ選択されました。フィン・ユールはヤコブセン、ウェグナーらと共にデンマークの近代家具デザインの代表的な 人物ですがセブンチェアやYチェア(CH24)のように一般的に目にすることが少ないと思います。なかなか実物を見て試せる場所も限られますがどこから見ても美しく素晴らしい椅子です。108チェア ダイニングチェア HOUSE OF FINN JUHL(ハウス・オブ・フィンユール)正規販売店 CONNECT108チェアはシンプルで控えめな印象を与えつつ、随所にフィン・ユールらしい繊細なデザインがほどこされており優れた耐久性と洗練されたプロポーションを兼ね備えています。www.connect-d.comREADING CHAIR リーディングチェア HOUSE OF FINN JUHL(ハウス・オブ・フィンユール)正規販売店 CONNECTシンプルでありながら実用的で快適に座れるように設計された美しいリーディングチェア。最大の特徴は背中の上部に設置された水平の笠木を肘掛として使用できるため横向きや後ろ向きとしても座ることが可能です。www.connect-d.com
長浜市で建築をお考えの子育て世帯・若者夫婦世帯を対象に、最大150万円の補助を受けることができる、長浜市独自の支援制度のご案内です。昨年も同様の補助金がありお手伝いさせていただきました。興味のある方、ご質問などお気軽にお問い合わせください。基本額が30万円で、子育て世帯、市外からの転入、住宅用地取得、空き家活用・建替えの4項目に該当すると1項目毎に30万円の加算で最大150万円となります。これとは別にみらいエコ住宅2026事業の補助金も併用可能ですのでお得な制度だと思います。
8年経過した鉄板の変化。徐々に進行する錆の表情を楽しむ壁として設計しました。意外と8年経っても全て錆てなく不思議な独特の表情で緑とも相性良いです。焼杉の方も8年経過しても変わらずいい風合いです。鉄の壁は錆びることを前提として最初は生の状態の鉄を貼って仕上げました。もっと早くに全て錆びて赤茶色になるかと思っていましたが足元から雨の当たりやすい部分から錆が進行していて全て赤茶になるのはもう少し時間がかかりそうです。今設計中のお客様の案内で訪れましたが、一目見てカッコいいと言っていただけて僕もカッコいい壁に育ってきたなと思っていたので嬉しかったです。
トイレの手洗器。なかなか他では見ない床置きタイプの円柱型のデザインが特徴的な手洗器で素材は人工大理石のもの。トイレのリフォームでお客様が一般的なものでなく見たことのない手洗いを要望されたので探したものになります。最初は人工大理石で箱のようなものを造作するのもいいかと思っていましたが存在感のあるものが見つかって採用となりました。水栓も手洗いにつける場所がないデザインなので壁付けのものを選定しました。便器に座ると必ず目の前に見えるものなので美しいデザインで気に入っていただけて良かったです。
自治会の総会に参加しました。住んでいる地域の自治会は40世帯程度の小さな自治会で高齢化も進んでいます。総会に参加したのも6割ほどで総会後の懇親会まで参加したのはさらに半分ほど。懇親会に初めて参加しましたが地域のつながりは想像以上に大切だなと思いました。
現在、彦根市では旧ひこね燦ぱれすをリノベーションして中部図書館として整備する事業が進んでいます。その設計者として建築家の坂茂が選定されています。坂さんは僕が3回生か4回生の頃に慶應のSFCで坂研究室がありそこで行われるワークショプに参加した記憶があります。全国各地の大学の研究室が単位でそれぞれ数人が参加するものだったと記憶しています。内容は記憶が曖昧ですが大学バラバラで個人がチーム分けされて短期設計をしてプレゼンするようなものだったような。坂研究室の空間自体も紙管で作られたものでした。今回は坂さんが設計された富士山世界遺産センターに行ってきました。フォトジェニックな印象的な外観ですが、逆さ富士の逆円錐の内部が富士山を登るような導線展示計画となっており意匠だけではない空間構成が良かったです。下の写真の左の壁にはこれまでにもいろんな建築で左官壁を見たことのある名工である左官職人の挟土秀平さんが表現された見事な富士も見所です。生憎の曇りだったので富士山が見えなかったのが残念ですが晴れだと見事な富士山が見られます。富士山に登ってみたくなる施設展示でとても良かったです。フロントページ | 【公式ホームページ】静岡県富士山世界遺産センター世界文化遺産「富士山」を「永く 守る」「楽しく 伝える」「広く 交わる」「深く究める」mtfuji-whc.jp
毎年見に行く彦根城の桜。今年も変わらず綺麗でした。彦根城が青い日でした。
大正期の表屋づくりの町屋に実測調査へ。表屋、主屋、通りニワ、奥に蔵があり竃のある部分は火袋もあり見応えのある見事な町屋でした。なるべく元の建物の魅力を再生し、現代の生活に合わせて水回りや寝室など住みやすくする。提案しがいのある物件で設計するのが楽しみです。