キムチハウス
ウィーン西駅に到着後、バスを降り最初の試練が…
日本を発つ時から不安であったが、旅での宿探しは大丈夫だろうかと気にかけていた。
ある程度、旅の行程は計画しているが、基本的にゆっくり街や建築を見たいという思いから宿の予約は一切せずに着いてからなんとかなるだろうと思って出発した。
限られた予算でより長く旅を続けるには出来るだけ節約しないといけない。
1日の予算は移動の交通費や宿代、食費、美術館や博物館などの入館料などを含めて5000円以内でまわろうと決めていた。
不安な宿探しだが、幸いウィーンは知り合いの先輩から韓国人宿を教えてもらい地図も書いてもらっていたのでまだ気持ちの余裕があったが、やはり見つかるまでは不安だった…
ウィーン西駅の構内に入り、雑然とした人ゴミに緊張しながら、教えて貰っていた目印のコインロッカーのある入り口から街に出た。
そこは表通りではなく少し裏道のような雰囲気であり最初の交差点を渡り人通りの少ない路地に入る。1ブロック目の一番奥の建物だと教えて貰っていたが看板も何もない。
通り過ぎたのかと思ったが、キョロキョロと眺めてみると韓国の国旗のシールが窓に貼り付いていた。ここに違いないが、どうみてもここが宿なのかと疑わざるをえない佇まい。
路上で立ち往生していても仕方が無いので意を決してドアを開ける。
誰もいなかったが、奥から主人らしき女性が現れ泊めてほしいと頼むと、座って待てと言われた。座っているとバックパックを担いだ韓国人の二人組が入って来て韓国語で主人と話し奥の方に消えていった…。
言葉が分からないからほっとかれているのかと不安になったが、先の二人がいる部屋に案内されて2段ベッドの下を指定された。はっきり意味も分からずとりあえず寝床が確保できたことに安堵し、重い荷物を肩からおろせて、出発してから着替えていない服を着替えて荷物の整理をした。
この記念すべき最初の宿の名前は「キムチハウス」泊まった部屋は6人の相部屋(ドミトリー)で、自分以外は韓国人の旅人が3人同室だった。2段ベッドが2つあるだけの殺風景な部屋。荷物を整理し終えてどうしたらいいのかと思っていたら、隣のベッドで寝ていた韓国人が起きて話しかけてきてくれた。まだ英語に全然慣れていない時期で全然噛み合なかったが、笑顔で打ち解けることができた。
彼にテーブルのある部屋に連れて行かれると、他の部屋に泊まってる人が朝食の用意をしていた。10人弱が一つのテーブルを囲み、ウィーンで最初の朝食をとる。
日本人は一人で他は全員韓国人だった。食事のメニューはキムチ、激辛スープ、ご飯だった。さすがに韓国人宿だけあって、スープが異常に辛かった…
熱いご飯と相まってさらに辛さが増長されたが、汗をかきながら食べきった。
ヨーロッパでの最初の食事がご飯にキムチとは変な感じだなぁと思いながら、旅はキムチで始まった…
食事も済むといよいよ、ウィーンの街に出かける…
*写真はウィーン市内でみかけた馬車*
日本を発つ時から不安であったが、旅での宿探しは大丈夫だろうかと気にかけていた。
ある程度、旅の行程は計画しているが、基本的にゆっくり街や建築を見たいという思いから宿の予約は一切せずに着いてからなんとかなるだろうと思って出発した。
限られた予算でより長く旅を続けるには出来るだけ節約しないといけない。
1日の予算は移動の交通費や宿代、食費、美術館や博物館などの入館料などを含めて5000円以内でまわろうと決めていた。
不安な宿探しだが、幸いウィーンは知り合いの先輩から韓国人宿を教えてもらい地図も書いてもらっていたのでまだ気持ちの余裕があったが、やはり見つかるまでは不安だった…
ウィーン西駅の構内に入り、雑然とした人ゴミに緊張しながら、教えて貰っていた目印のコインロッカーのある入り口から街に出た。
そこは表通りではなく少し裏道のような雰囲気であり最初の交差点を渡り人通りの少ない路地に入る。1ブロック目の一番奥の建物だと教えて貰っていたが看板も何もない。
通り過ぎたのかと思ったが、キョロキョロと眺めてみると韓国の国旗のシールが窓に貼り付いていた。ここに違いないが、どうみてもここが宿なのかと疑わざるをえない佇まい。
路上で立ち往生していても仕方が無いので意を決してドアを開ける。
誰もいなかったが、奥から主人らしき女性が現れ泊めてほしいと頼むと、座って待てと言われた。座っているとバックパックを担いだ韓国人の二人組が入って来て韓国語で主人と話し奥の方に消えていった…。
言葉が分からないからほっとかれているのかと不安になったが、先の二人がいる部屋に案内されて2段ベッドの下を指定された。はっきり意味も分からずとりあえず寝床が確保できたことに安堵し、重い荷物を肩からおろせて、出発してから着替えていない服を着替えて荷物の整理をした。
この記念すべき最初の宿の名前は「キムチハウス」泊まった部屋は6人の相部屋(ドミトリー)で、自分以外は韓国人の旅人が3人同室だった。2段ベッドが2つあるだけの殺風景な部屋。荷物を整理し終えてどうしたらいいのかと思っていたら、隣のベッドで寝ていた韓国人が起きて話しかけてきてくれた。まだ英語に全然慣れていない時期で全然噛み合なかったが、笑顔で打ち解けることができた。
彼にテーブルのある部屋に連れて行かれると、他の部屋に泊まってる人が朝食の用意をしていた。10人弱が一つのテーブルを囲み、ウィーンで最初の朝食をとる。
日本人は一人で他は全員韓国人だった。食事のメニューはキムチ、激辛スープ、ご飯だった。さすがに韓国人宿だけあって、スープが異常に辛かった…
熱いご飯と相まってさらに辛さが増長されたが、汗をかきながら食べきった。
ヨーロッパでの最初の食事がご飯にキムチとは変な感じだなぁと思いながら、旅はキムチで始まった…
食事も済むといよいよ、ウィーンの街に出かける…
*写真はウィーン市内でみかけた馬車*
ウィーン
空港のベンチでバスを待ってると、前方から大きなバックパックをかつぎ、前には小さなリュックをかけ(典型的なバックパッカースタイル)て近づいてくる一人の男性・・
「日本の方ですか?」
「この辺で率の良い両替所はありますかね~?」と日本語で聞かれた。(旅で出会った初めての日本人^^)
まだヨーロッパに着いたばかり…両替所によってレートが違うことすら分かってなかった…
「ごめんなさい…まだ着いたばかりで何も分からないんですよ、どちらから来られたのですか?」
「アジアを8ヶ月かけて回って、今ヨーロッパに来たところで今から一気にハンガリーのブダペストに行きたいけどユーロ持ってないから両替えしたくて…」
不安だらけでウィーンの市内にも出ていない僕は、この日本人と話したかったがゆっくり話すこと無く、両替所を探すと行って風のように去っていった…
さすらいの旅人…(この後再会することになるとは思っても無かったが…)
初めての日本人との出会いは一瞬の安堵感と共に去り、一人で不安なバス待ちを過ごす。
AM7:35 電光掲示板で時刻と、乗り場を確認し、やっと市内に向かうバスが運行^^
空港内のベンチからバス停に向かう。バス停は空港の外にあり、初めてヨーロッパの空気を吸う。天気は良いが人は誰もいない… 確認した乗り場でバスを発見し乗車すると乗客は一人もいない。運転手に行き先を確認し、料金を支払う。いくらかかるか分からず、小銭の硬貨はなく紙幣で払うと初めてのユーロ通貨をお釣りとして受け取る^^出発の時間になるが乗客は独りだった…期待と不安を抱きながらバスは動き出す。
空港周辺は郊外であり、まだここがヨーロッパだという自覚が湧かない。郊外の風景はどこでも似てる気がする… 市内に向かう高速道路… 全般的に危険な割り込みだらけで運転マナーが悪く、バスの運転もかなり荒い… 大丈夫かと不安になるが外の風景の変化に目を奪われる☆ 30分ほどバスに揺られると景色が一変し、市内に入った。
写真でしか見たことのなかった石造りの建築群、朝の通勤時間で大勢の人たちが乗ってる満員のトラム、見るもの全てが今まで見たことのないもので心が躍りワクワクしてくる。
市内の渋滞を抜け、目的地のウィーン西駅に到着^^
バックパックを背負い、バスから踏み出す緊張の第一歩…
*写真はバスから見たウィーンの街の風景*
「日本の方ですか?」
「この辺で率の良い両替所はありますかね~?」と日本語で聞かれた。(旅で出会った初めての日本人^^)
まだヨーロッパに着いたばかり…両替所によってレートが違うことすら分かってなかった…
「ごめんなさい…まだ着いたばかりで何も分からないんですよ、どちらから来られたのですか?」
「アジアを8ヶ月かけて回って、今ヨーロッパに来たところで今から一気にハンガリーのブダペストに行きたいけどユーロ持ってないから両替えしたくて…」
不安だらけでウィーンの市内にも出ていない僕は、この日本人と話したかったがゆっくり話すこと無く、両替所を探すと行って風のように去っていった…
さすらいの旅人…(この後再会することになるとは思っても無かったが…)
初めての日本人との出会いは一瞬の安堵感と共に去り、一人で不安なバス待ちを過ごす。
AM7:35 電光掲示板で時刻と、乗り場を確認し、やっと市内に向かうバスが運行^^
空港内のベンチからバス停に向かう。バス停は空港の外にあり、初めてヨーロッパの空気を吸う。天気は良いが人は誰もいない… 確認した乗り場でバスを発見し乗車すると乗客は一人もいない。運転手に行き先を確認し、料金を支払う。いくらかかるか分からず、小銭の硬貨はなく紙幣で払うと初めてのユーロ通貨をお釣りとして受け取る^^出発の時間になるが乗客は独りだった…期待と不安を抱きながらバスは動き出す。
空港周辺は郊外であり、まだここがヨーロッパだという自覚が湧かない。郊外の風景はどこでも似てる気がする… 市内に向かう高速道路… 全般的に危険な割り込みだらけで運転マナーが悪く、バスの運転もかなり荒い… 大丈夫かと不安になるが外の風景の変化に目を奪われる☆ 30分ほどバスに揺られると景色が一変し、市内に入った。
写真でしか見たことのなかった石造りの建築群、朝の通勤時間で大勢の人たちが乗ってる満員のトラム、見るもの全てが今まで見たことのないもので心が躍りワクワクしてくる。
市内の渋滞を抜け、目的地のウィーン西駅に到着^^
バックパックを背負い、バスから踏み出す緊張の第一歩…
*写真はバスから見たウィーンの街の風景*
オーストリア 入国
2004年6月14日(月)
前日の7時間待ちの乗り換え後、約12時間のフライトを経てオーストリアのウィーンに到着。マレーシアからの時差は6時間、日本からだと7時間(サマータイム)になる。昨日の夜中に飛行機に乗り、ウィーンに到着したのが現地時刻のAM 5:00で感覚的には変な感じだった…これが時差かぁ~と思いながら入国審査の列に並ぶ。
ゲートが二つあり、片方はEU圏の専用、何が書いてあるのかよく分からないがとりあえずそちらではないほうに並ぶ。周りを見ると日本人らしき団体を発見… 日本人かなと思うとこれから先、何度も聞くことになる中国語だった… 入国審査では渡航目的、滞在期間の質問を受け入国のスタンプを押してもらった。初めての英語でさっぱり意味が分からなかった…
次は日本で預けた荷物がしっかり届いているのか、ベルトコンベアの前で待つ…なかなか出てこなかったことでかなりの不安に襲われたが、無事に出て来て一安心^^いきなりのトラブルは御免だから;
ここからは、重い荷物を背負って空港から市内に向かうことにするが、まだ早朝…バスも運行していない…とりあえずバスの始発までベンチに座って待つことにする。
ベンチに座って南京錠で閉じられたバックパックを開けて、旅人の必需品『地球の歩き方』を取り出す。
~この時はまだ分からなかったが実はガイドブックは航空券、パスポートの次に大事ではないかと何度も思うこととなる~
*写真はウィーンのオペラ座前の並木道*
前日の7時間待ちの乗り換え後、約12時間のフライトを経てオーストリアのウィーンに到着。マレーシアからの時差は6時間、日本からだと7時間(サマータイム)になる。昨日の夜中に飛行機に乗り、ウィーンに到着したのが現地時刻のAM 5:00で感覚的には変な感じだった…これが時差かぁ~と思いながら入国審査の列に並ぶ。
ゲートが二つあり、片方はEU圏の専用、何が書いてあるのかよく分からないがとりあえずそちらではないほうに並ぶ。周りを見ると日本人らしき団体を発見… 日本人かなと思うとこれから先、何度も聞くことになる中国語だった… 入国審査では渡航目的、滞在期間の質問を受け入国のスタンプを押してもらった。初めての英語でさっぱり意味が分からなかった…
次は日本で預けた荷物がしっかり届いているのか、ベルトコンベアの前で待つ…なかなか出てこなかったことでかなりの不安に襲われたが、無事に出て来て一安心^^いきなりのトラブルは御免だから;
ここからは、重い荷物を背負って空港から市内に向かうことにするが、まだ早朝…バスも運行していない…とりあえずバスの始発までベンチに座って待つことにする。
ベンチに座って南京錠で閉じられたバックパックを開けて、旅人の必需品『地球の歩き方』を取り出す。
~この時はまだ分からなかったが実はガイドブックは航空券、パスポートの次に大事ではないかと何度も思うこととなる~
*写真はウィーンのオペラ座前の並木道*
出国
2004年6月13日(日)
AM 5:00 前日は不安と緊張でしっかり熟睡出来ず、フライト時間に間に合うよう早朝の起床 最寄りの駅のホームで電車を待つ間に忘れ物に気づく… しかし、携帯は自宅の机の上に電源を切って留守番中… 連絡を取ることも出来ずあきらめることにする。
AM 8:30 名古屋空港に到着 6月の半ばということもあり空いていると思いきや、なぜかかなり混み合っていた… 海外に飛ぶ飛行機に乗ること自体が初めてであり、出国手続きから若干の不安を胸に行列に加わる。荷物を預ける際、パンパンに詰め込んだバックパックの重さが20キロと判明… これから先20キロをかついで歩き回るのか…
AM 11:00 無事に出国手続きも済み、一つも判が押されてない新品のパスポートに出国の判が押された… (これからいくつスタンプが押されるのかこの時はまだ想像もできなかった…) 名古屋空港を予定通り出発 チェックインの際に窓側の席を希望し、名古屋の風景を眺めながら離陸…
今回の旅で購入した航空券はマレーシア航空の3ヶ月OPEN(帰国は3ヶ月の間ならいつでも変更可)のチケットである。初めて格安航空券なるものを購入したが、海外の航空券事情を全く知らなかった僕は、航空券を購入するだけで大変だった… 僕が航空券を探していた時期の相場は6月出発の3ヶ月有効のチケットで約10万~13万ほどだった。情報収集し、諦めずにしつこくネットで検索することで運良く7万円代のものが見つかり出国の1週間前に予約が取れた。
*ヨーロッパに行くには直通便と経由便があり、アジア系の航空会社で行くと乗り換えが必要で時間もかかるが安く行けるのがメリットである。直通の日本の航空会社や欧州系の航空会社で行くと乗り換えることなく早く行けるが、料金はアジア系に比べると割高である。6月だと一番安いものでも18万くらいだったと思う*
PM 4:30 マレーシア航空を利用するとクアラルンプール国際空港で乗り換えることになる。日本からのフライト時間は6時間半、時差は1時間だから、到着前の機内で時計の針を1時間戻す。2回の機内食(朝食・昼食)を取り無事に到着。しかしここから次の便への乗り換え待ちは7時間… 長いけど安く行くにはこれくらいの待ち時間は覚悟しないといけない… 到着して無事に次に乗る飛行機の搭乗口にたどり着きホットするが… まだまだ不安だらけのなか… 周りに日本人も見当たらず独りで乗り換え待ちの時間を過ごす…
AM 5:00 前日は不安と緊張でしっかり熟睡出来ず、フライト時間に間に合うよう早朝の起床 最寄りの駅のホームで電車を待つ間に忘れ物に気づく… しかし、携帯は自宅の机の上に電源を切って留守番中… 連絡を取ることも出来ずあきらめることにする。
AM 8:30 名古屋空港に到着 6月の半ばということもあり空いていると思いきや、なぜかかなり混み合っていた… 海外に飛ぶ飛行機に乗ること自体が初めてであり、出国手続きから若干の不安を胸に行列に加わる。荷物を預ける際、パンパンに詰め込んだバックパックの重さが20キロと判明… これから先20キロをかついで歩き回るのか…
AM 11:00 無事に出国手続きも済み、一つも判が押されてない新品のパスポートに出国の判が押された… (これからいくつスタンプが押されるのかこの時はまだ想像もできなかった…) 名古屋空港を予定通り出発 チェックインの際に窓側の席を希望し、名古屋の風景を眺めながら離陸…
今回の旅で購入した航空券はマレーシア航空の3ヶ月OPEN(帰国は3ヶ月の間ならいつでも変更可)のチケットである。初めて格安航空券なるものを購入したが、海外の航空券事情を全く知らなかった僕は、航空券を購入するだけで大変だった… 僕が航空券を探していた時期の相場は6月出発の3ヶ月有効のチケットで約10万~13万ほどだった。情報収集し、諦めずにしつこくネットで検索することで運良く7万円代のものが見つかり出国の1週間前に予約が取れた。
*ヨーロッパに行くには直通便と経由便があり、アジア系の航空会社で行くと乗り換えが必要で時間もかかるが安く行けるのがメリットである。直通の日本の航空会社や欧州系の航空会社で行くと乗り換えることなく早く行けるが、料金はアジア系に比べると割高である。6月だと一番安いものでも18万くらいだったと思う*
PM 4:30 マレーシア航空を利用するとクアラルンプール国際空港で乗り換えることになる。日本からのフライト時間は6時間半、時差は1時間だから、到着前の機内で時計の針を1時間戻す。2回の機内食(朝食・昼食)を取り無事に到着。しかしここから次の便への乗り換え待ちは7時間… 長いけど安く行くにはこれくらいの待ち時間は覚悟しないといけない… 到着して無事に次に乗る飛行機の搭乗口にたどり着きホットするが… まだまだ不安だらけのなか… 周りに日本人も見当たらず独りで乗り換え待ちの時間を過ごす…