くんたんの総評
すべて忘れてしまうから:
ミステリー作家:M(阿部寛)が突如失踪した恋人を探す日々 通うBarに集まるキャストは
味がある 内容はもう一度見ないと把握しきれないまま終演も Mの日常はちょっと滑稽
だったり 結末もちょっと同情もあり 未来への光もあり 良かった
秘密を持った少年たち:
海音(光石玲矢)ら”夜行(吸血の種)”として生きる人といわゆる普通の人との戦いと共存を
テーマにしたドラマ 多様化の時代を違う形で見せたのが凄く解り易くて良かった 妖艶と
闇 絵が綺麗 メインキャスらがまだ演技経験が浅いので 実力派でも見てみたいと思った
きのう何食べた?2:
史朗(西島秀俊)と賢二(内野聖陽)との同棲生活 今回は老後を考える料理レシピドラマ
今までの2人の暮らしも見え 料理も試したくなるほど美味しそう 男性同士だからこその
困難も描かれ 2人がどう向き合い生きていくかを考え結論を見出す姿が良かった
ゼイチョー:
公正公平に税金の取り立てる いろいろな公務員の仕事のドラマを見てきたけれど リアルで
減税より増税のイメージもあり 複雑さ強かった 饗庭(菊池風磨)のキャラクターが最後
まで馴染めなかったけれど楽しく見れた しかし 納税し易さも大事ですが と思うことも
泥濘の食卓:
毒親に抑圧され育つ深愛(齊藤京子) 自分を肯定する男と不倫 その息子や妻の懐にも
入り 当人はいたって真面目 穏やかな表情とは裏腹に異常 息子に執着する同級生をも
逆上させ怖過ぎる その同級生は違う意味で怖く 最終話までとにかくヤバい
単身花日:
桜木(重岡大毅)に中学時代の鹿児島へ単身赴任の辞令 再会した初恋:花に翻弄される
ミステリーサスペンス要素と不倫ギリ(?)の展開 ちょい喜劇は無くても良かったかと
花に起きた内容は衝撃的と 何故この展開という疑問もありながらも まあ最後まで見れた
セクシー田中さん:
内向的で地味な田中(木南晴夏)とは対照的なベリーダンスが良かった 当初は朱里が際
立っていたが 田中の的確な言葉や言動の強さがとても素敵で 未来や凝り固まった思考
から第一歩踏み出したくなるドラマ 恋愛は曖昧だったが 将来 素敵な縁があるかと
たとえあなたを忘れても:
記憶を失くした空と美璃(堀田真由)がどう向き合うか だけに限らず人とのかかわり方
を考えさせられるドラマ 何故か消えない記憶から 様々な記憶を辿るという発想は今まで
あまりなかったかもしれない ラストのシーンの空が動画を見るシーンは印象的
あたりのキッチン:
”絶対味覚”を持ち唯一のコミュ手段の料理で自分を変えたいと定食屋でバイト コミュ力
ゼロが不憫に見える辺(桜田ひより)だが 才能を開花していく過程や 粋でイケオジの
店主や亡き妻と辺の縁もグッとくる 店主の1人息子とのホームドラマもほっこり
女子高生、僧になる。:
元アイドルオタク:麦(畑芽育)が売却寸前に条件付きで亡き祖父の『白石寺』を継ぐ決意
人見知りな新住職:柊と共に再建に奮闘 苦戦もJKらしい発想で楽しく 味方と装い寺を
狙う業者との遣り取りも面白い 伝統にも配慮し 敷居が住民ら目線に並ぶのも良かった