HSPの発達性のメンタルブロックを扱えるカウンセラー、コンサルが圧倒的に足りない | HSP2.0・育成者、支援者、サポート者のための〜非認知能力アップ実現のためのポリヴェーガル理論理解

HSP2.0・育成者、支援者、サポート者のための〜非認知能力アップ実現のためのポリヴェーガル理論理解

敏感、繊細、感受性の高いHSP(highly sensitive person)が、生まれ持った感性と強みを仕事に活かして生きていくことをサポート。
日本で最初にHSPとポリヴェーガル理論を結びつけ、生きづらさは自律神経系のケアで解消できることを説いている。

・国家資格キャリアコンサルタント

・Gallup認定ストレングスコーチ

・TRE(トラウマ&テンション・リリース・エクササイズ)国際認定アドバンスプロバイダー

・自我状態セラピー(パーツ心理学)セラピスト 

皆川公美子です。これまでにのべ7,100名ほどの方のご相談を伺ってきました。

 

 

 

長期性トラウマの解決ができる対人支援家が足りていない

 

 

今日は、長期性メンタルブロック(発達性トラウマ)=長期性のじわじわトラウマについてお伝えをしてみようと思います。

 

何でこの話をしようかなって思ったかというと、社会のなかで発達性のメンタルブロック=
発達性のトラウマを扱える対人支援家が圧倒的に足りないから、というのが一つです。
 
コロナ期以降、
そのような需要が圧倒的に増えました。

 

腕のいいセラピスト、カウンセラー、コンサルタントは
とても忙しくなって予約が取れなくなっています。

 

きっと時代のニーズなんだと思います。

心理学用語ではありますが、発達性のトラウマとかいうと

すごく重い症状??と思われる方や、
トラウマという文字がつくので

天災とか事故にあった後のフラッシュバックのあれでしょ?

と思われる方もまだまだおおいかもしれませんが、
ちょっと違います。

 

生きづらさ、はだいたい長期性のメンタルブロック(心理学的にはトラウマと呼ぶ)から

くることが多い表現形です。

 

 

発達トラウマは、幼少期の経験が人間関係の基礎パターンに深く影響を与える

心理的身体的な問題です。

特に、不適切な養育を受けた人々は、常に体調不良を感じたり、

生きづらさを抱えることがあります。

これには自己否定の言葉が湧いてくる、ことが起こり

とてもご本人は生きづらさを感じて辛いです。

 

けれどもこの神経パターンはご本人の「性格」じゃありません。
その人が弱いわけでも劣っているわけでもありません。

 

 

 

そもそも、生きづらさってなに?

 

生きづらさの出方や感じ方は

ご本人の言葉によるので
ある決まった感じ方とは限りません。

 

社会の中で孤立した感覚を抱くときに感じることで
今ここにいて安心・幸福の感じが抱けない。

不安な状態であることを示します。

過度に怒りや攻撃性がでたり、

逆に切り離された感覚がしたり、
健やかな好奇心が持てない状態です。


社会においては

人とコミュニケーションが取れないと思ってるとか

人と親しくなるいうことに対して、抵抗があって、
例えば「どこの部の所属?」など聞かれだけでも、過度に抵抗感があるなどです。

自分の長所、いいところを見るのがとても難しくて(褒められてもありがと!と言えず否定してしまうなど)
自分は何を着ても似合ってないし、可愛くないし、みたいに自分を下げすぎたり

ふさぎがちで積極的になれないとかです。

働く現場だと、どのチーム、どのコミュニティに属していても

自分は重荷であると感じたりとか自分が迷惑をかけてるんだなって感じてしまう、ということもあります。

 

ここまで読んで
そんなの誰だってあるでしょ?と思われた方もいるかもしれません。

そのとおりです。
誰にも起こる心の動きです。


ただ、何も起こってないのにいつも不安でざわざわしたり

長期的にイライラしていたり
ご機嫌の状態に戻れない
戻るのに何日もかかってしまう、
などは
健やかとは少し違う状態かもしれません。


けれども丁寧に紐解きをして日常がとてもラクな状態にクライアントさんを

移行させることが技術であり、それはできることです。




 

 

発達性(長期性)のトラウマとは?

 

 

発達性のトラウマ=広義の防衛反応は家族の病気、事故、医療処置など、様々な外的要因が関与しています。

 

多くの場合、愛着とも関連しており、

(アダルトチルドレンとかインナーチャイルドのキーワードもあります)

親との関係から生じる人間関係の基本的なパターンに問題が生じることがあります。

これは主に母親による影響が大きいとされています。

 

社会的には、この問題を理解し、対話を通じて解決の糸口を見つけることが重要です。

例えば、職場でのパワハラやセクハラが問題になる場合、加害者の背後にある発達トラウマを理解することで、

より適切な対応が可能になります。

(ただし、過度のハラスメントは懲戒免職につながることもあるため、注意が必要かも。)

 

 


発達性とか長期性のトラウマって

わかりにくいです。

生きづらさ を感じているのはご本人なのですが

それが理解されず


「気のせいじゃない」など言われたり

 

「考えすぎないで」
「くよくよしてないで行動したら」

 

など言われる場合が多く

自己否定に陥ってしまったり

「自分なんて」みたいな感じが定着してしまうと
それは少数派であることによる誤解なのに
違う神経系の人の真似をせずに、

自分らしいやり方を通していいのに、

 

長期性のトラウマに陥ってしまったりするのは

なんとも不公平なことです。

 2 :8 の壁
(HSP: 非HSP)


とわたしは命名しておりますけれども 笑
今日インスタのリールの撮影もしましたので、
よかったらインスタのほうもご覧ください。
(鼻息の荒い皆川が見られます🤣)

 

 



神経のバランスが崩れていると

小さな刺激でも過敏が出ちゃったりするっていうことがあるので、

例えば、発達性トラウマとの関連が指摘されている症状などがあります。
いわゆる自己愛性パーソナリティとか、解離性障害だけではなくて、

化学物質の過敏症や、がんや、睡眠障害、慢性疲労症候群、恐怖症、線維筋痛症など(線維筋痛症は体中が痛い疾患)なども

そうです。
もちろん長期性のトラウマだけが原因ではなくて食習慣などもからんでいることは確かだろうと

推察できますが

身体と心は

それほど深く結びついているということが

最近になって西洋医学のほうでもわかってきています。
(身体の全体性を重視する東洋医学では

そんなのとっくに当たり前ですけれども💦)

 

 

社会の誤解「あの人はああいう性格なんだから」

 

 


この発達性トラウマは、どういうふうに物事を捉えるかという感受性の問題に直結しているので、

職場とか社会では

 

「あの人はそういう性格なんだからそこに触れちゃいけない」

「家庭の問題なんだから関心を持つな」

「弱いものはもういつまでたっても弱いんだからほっとけ」

 

と避けられることがほとんどです。

 

もちろん何も不都合を感じていない人に向かって

発達性のトラウマありますよね?

などと決めつけるのは無礼の極みですし
大きなお世話ですが

 


でも、発達性のトラウマはその人の性格じゃない、
生きづらさに苦しさを感じる人には

それは変えていけると

伝えていけます。

 

それは神経パターンであって、幼少期を生き延びたその人のことを守った神経系。
(昔の彼氏と私はよく言います笑)
生き延びるための命のプロテクターでもあるわけなんです。

 

 

メカニズムをよく知っていただくと、

みなさまのご相談の中で不可解に落ち込む方がいたりとか、

不可解に攻撃性がある人がいたりしても、
それに対する対処法を知っていただけると思います。

 



そして、生きづらさを感じている人が増えています。
社会が緊張を増しすぎて
不安や先行きの不透明さが増しすぎると
動物はシャットダウンを起こすというのが

生き物としてのメカニズムですので

生きづらさに変化を起こせる対人支援家が

これほど社会に必要とされている時代はないと

痛感しています。



生きづらさに変化を起こすには、
ほんとうに技術が必要。
この方法!シンプルです!

というよりは

かなりたくさんの情報がつまった

大きな理論が必要ですし

身体(身体感覚)と
心(マインド)の両方から

アプローチする必要があります。

さらにお伝えしていきます。

 

 

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>>>セッションご感想はこちら

  

 

 

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ながら聞きができるので、車での往復やご飯作りのときに
お風呂のあとのリラックスタイムなどに聞いてくださっている方が多いです。
 

 

 

 

本の使い方説明動画(約3分)


 

◆集英社(オンライン)さんに取材していただきました。この記事めっちゃくちゃわかりやすいです!
【自律神経とHSPの関係をとてもわかりやすくまとめてくださいました】
 

 

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