HSP/HSC 専門 国家資格キャリアコンサルタント・ギャラップ認定ストレングスコーチ の皆川公美子です。
先日、 HSP さんの言葉の中で
・周りにいるのが穏やかな人がいい
・なんでも優しく聞いてくれる人がいい
のようなことは、
結果を求めたいとき、就活や転職の時は言わない方がいいかもっていう話をしました。
それについてメールをいただきましたのでご紹介します。
1年間の就活の間に 非HSP の担当スタッフとの面談があって
”自分自分”で主観的にしか見ていなかった私は現実の人事の見方を知りました。HSP との現実の差を理解するということを徹底的にできたと思います。
「なぜ分からないんだ？？」と思えて気になったりしましたが
今は自分を整えるための妥協点としてそ落としどころをつけてこられたと思います。
ありがとうございます！
HSPさんの持っている感触と世間の持っている見方のキャップ。
これを認識しておくと役に立つことがいっぱいありますよね。
そして採用側と採用される側って全然見てる世界が違っちゃってるんですよね。
採用側が欲しい人がどういう人かは、もちろん戦略的には知っていたらいいと思います。
社是や会社のビジョンはホームページなどに凝縮されて掲載されていることが多いです。
ただ、そこに合わせて自分を作り変えなきゃいけないと思うと
HSP ってめっちゃ辛い。
そんなことしなくて、いい。
そうではなくて、過去の防衛パターンを見つけて、
自律神経を整えていくと自然にそこの所って折り合いがついていきます。
違和感を感じる人からは離れよう。
これを実践中です。やはり地の時代から風の時代へ徐々にですが変化していってるのを感じています。これまで抱いていた違和感は私だけの感情ではなかったんだ。そう思える出来事が増えている今日この頃です。
レターありがとうございます。
防衛反応の一番軽いところ、一番淡いまたは一番繊細な一番入口の所が
「ザ・違和感」なんですよね
なぜ違和感が言葉にならないかと言うと、
人間の自律神経の一番中枢のところから身体反応として来てるからなんです。
これまでにも何回かお伝えしていましたが
自律神経は外の世界を査定しています。
外の世界の査定するという体の能力で私たちは
もう一緒にいちゃいけない人とか
この先どこかで別れ別れになる人は、わかるようにできてるんです。
要するに、この人からは 心的安全または身体的な安全が得られないって
体が判断した人、です。
これってすごい不思議なことですよね。
認知としては、
「いやいや、この人を自分のことを思って言ってくれてるんだから」とか
「私のためにこんなことしてくれてるんだから」とか
そういうふうにとらえていたとしても
なんかざわざわする
なんかこれ、100%体がイエスと言ってない感じってたまにありませんか？
その人が何かをやってくれた人っていう場合、
申し訳なくてそれを感じている自分の感情に蓋したりしますよね。
私が間違ってるに違いない、それは思い過ごしだっていう感覚。
日常で
違和感があるとか
色んな違和感抱く時、ほんとあります！
でも
今ここで言ってるのは、
物の道理などを判断するにあたってその考え方には違和感があります
という場合の違和感 というより
言葉にならないけどザワっとした感じ。
人への断り方や謝り方とか、そういう場面で
ザラっとした感触を得ることってありますよね。
その違和感のことについてのお話です。
言語化できない、いわゆるノンバーバルな領域です。
それは相手の方の背負っている長期性のストレスやトラウマがトリガーとなって
こちらに向かって攻撃をしかけている、というときもあります。
自分の感情が揺さぶられたときは 自分自身を見た方がいいですよね。
今私は何に揺さぶられたのかなって。
自分がなんか踏みにじられたように感じたこと、
それとも大切にされなかったとか見てもらえなかったってこと、
とかそういうことをちょっと通ってみると
自分のトリガーもそこではっきりするかもしれませんよね。
そうではなく、その人の存在そのものに違和感、
嫌味とか
マウントっていう具体的な攻撃じゃないのに、
なんでか理由がわからないけど
ザワっていう感じを持つ時も要注意です。
もちろん人生にはいろいろなタイミングがあるので
ザワっとしても今すぐ会社をやめられるわけじゃない、
ざわっとしても今すぐこの人間関係をやめられるわけじゃない、
というのが大人の普通かと思います。
そういうときには
こういうふうに自分に声をかけてあげるのはどうでしょう。
今ざわっとしているよね、
この関係やこの場を違和感に感じているけど
今は自分が選んでこの場にいる、とはっきり意識してるもんね。
このザワ、は解消できるタイミングになったら
きっとわたしは動くし、
または解消する方向に向けてまわりがかわったりもするってこと
わたしは知っている。
だから自分の心の違和感にフタをしないで
オープンにしてあげたわたし、えらい！
自分が悪いことにして
自分の気持ちを見なかったことにしたわたし、
えらい！
って。
違和感に出口のフラグをたててあげることが大事です。
違和感をなしにしなければ、いつかその状態は
解消されます。
でも違和感にフタをして、なかったことにしたら
その状態はそのままずっと続きます。
いつもクリアな体感でいられたら、楽ですよね。
刺激量というのは、わたしたちHSPにとって一生のテーマ。
今日もお読みくださりありがとうございます。
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