HSP/HSC 専門 国家資格キャリアコンサルタント・ギャラップ認定ストレングスコーチ の皆川公美子です。
先日スタンドFMで
「（HSPで繊細って）それ言い訳じゃない？！」って言われたときどうする？
というのを話題にしてました。
あるあるですよね。
反響をたくさんいただいたのですが
今日はまた違う視点でこの
【それ言い訳だよね】と言われる言動、
やっちまったーーーー‼️‼️
を扱ってみたいと思います。🤣
敏感な人と
そうではない人。
感覚がズレるので
分かり合えない。
このテーマはHSP さんのこの社会との関係で、一番難しいと感じている人が多いと思うんですけれども
私も、つくづくそう思います。
こ メッセージをいただきましたのでちょっとご紹介させてください。
「実は私自身言い訳が大嫌いで自分や子供周りの人にも厳しく接するためにたまにざわざわするんです。『子供時代に人から助けてもらったり安心感もらう経験をすることで打たれ強くなり親からの自立を促す』と聞いて真逆だと気がつきました。
時には言い訳したくなる自分を許して今まで本当によく頑張ってきたねっと自分をよしよししながら、みんなで助け合う優しい世界を実現していきたいです」
心から大共感ですよね 。
助けてほしいと思った時の助け
（こうした方がいいっていうのじゃなくて）
”困った”と言った時に
そこに寄り添ってくれたかどうか
これが安定した自律神経を育てます。
でもその環境が得られなかった人もいますよね。
という上での
お話です。
でも今日は逆の
HSPさん、これだけは言わないほうがいいかも
というテーマについてお伝えてみたいと思います
皆さん SNSは使っていますか？
すっごい便利なものだけど ネットニュースやSNSでこんなつぶやきを見たことありませんか？
HSP さんに性格の合う人は
・寛容な人感情的にいつも安定して穏やかな人、
・礼儀正しくてずかずか入ってこない人
・失敗を前向きに捉えてくれる人
・悲しい時に寄り添って聞いてくれる人
これが HSP と相性が合う人で～す。
こういうの見ると、
この方、、おーのー、やっちまった、、、
と思いませんか？
こういう事を言ってしまうと
社会でHSPってめんどくさい人たち、
会社で使い物にならないと思われる
ことにつながってしまう。。
確かに事実だと思うんですよ。
周りにいる人は
だれだって優しい人がいい。
寛容な人で感情的にいつも安定して穏やかな人で
礼儀正しくてずかずか入ってこない人で
失敗を前向きに捉えてくれる人で
悲しい時に寄り添って聞いてくれる人。がいい。
追加して
職場が皆穏やかな人だったらいいなとか
上司がさんまさんみたいな人だったらいいなとか。
だけどこれを呟いた瞬間に、
この人は社会人としてどうなのよ
って
確実に思われますよ、、、ねえ。
匿名で吐き出すとか、
匿名で自分のトラウマにならないように
ちゃんと感情の完了という形でネットやブログとか書いてもいいと思います。
親しい人に相談したっていいし、
家で大声で言ってもいい。
でも、本当に注意必要です。
会社の人事部は採用面接に来た人のことは結構調べています。
SNSでもちろん本名ではつぶやいてないかもしれないけど、調べたらわかっちゃう事ってあるんですよね。
大人なのに、この子供みたいなつぶやきを堂々としているっていう時点で
うわ、ややこしいこいつ絶対採用ないわ
ってなります。
社会は安全なところに変わらないといけない
私も心からそう思う！！
でもそれと
この社会が悪い、周りが変わってくれないとやっていけないと呟く、
というのはちょっとだけちがうよね。
私もつい人のせいにすることがある
絶対ある
なんだよあいつのせいでって。
でも
人のせいにしないっていう自分拡大力、自己効力感みたいなものをつけていくのに
自分の癒しを一つずつ進めていけたらなって思います。
ひとつの訓練は
【何が今、私の心に引っかかった？】
とトリガーを認識して
これはパターン
これはパターンと
自分に言い聞かせることです。
例えば
セラピストはそういうことに対して訓練を受けてる人です。
だからその人の現在の状態っていうのもチェックしながら
どうやったら視点が変わるかっていうことをスキルとして習得しています。
最初の一歩でないとか不安になっちゃうってことに関してもその人の性格のせいじゃないよねって事を分かってる人達です。
一般社会ではそういう心の仕組みっていうのはわかられていないので
大きな声で感情をつぶやいちゃうと、
この人ダメな人だって言うレッテルを貼られることにもなってしまうということも
事実としてあるんですよね。
浅い処理か深い処理かとういことにも関係あると思うんですけど、
周りが穏やかな会社がいい！と思ったとき
上司や同僚が
【自分を尊重してない】がいやだったのか
【理解されてないこと】がいやだったのか
【圧力かけられたことにむかっときたのか】
よくよく自分を感じてあげるといいかもしれません。
そこには昔パターンを持ったときの
原体験が必ずありますし、
それを自分に対して理解してあげると
もっと自分のレジリエンスに対してヨシヨシしてあげられるんじゃないかなって思うんです。
ここからは現実論で。
2000年以降に生まれた人っていうのは
ネット上にすべてのデータが残っているって言われるぐらい、
流れて行ってしまっただろう投稿やつぶやきの大体は、調べるとわかってしまうと言われています。
SNSで呟いてもいいと思うけれども、
それを誰か見ている人がいるって言う事を想像した方がいいかもしれないですよね。
転職やステップアップする前にいるタイミングでは特にそのことをオススメしたいと思います。
社会の中で働くっていう現場で
良い人材を探すときには、トラウマを脱しているとかレジリエンスをちゃんと自己回復力として学んだとかが大事になります。
幼少期のトラウマは辛いことですが
人生を台無しにするような問題じゃないです。
HSPの方は 大体通ってますし、私も含めてです。
なので幼少期トラウマが悪いんじゃなくて、
人を大きくするピンチはチャンス、器を広げる機会として
その人が誰かを癒せる・誰かの役に立てるっていうことへの一つのステップだったと捉えることもできます。
実際、ずっと長いこと私が伴走させていただいた方で、
目の周りの微笑みの時の筋肉、
＝眼輪筋がめっちゃ動くようになったなって人がいます。
この間もちらっと写真を拝見したんですが、こんなに華やかな笑顔になってるんだ、
とその人の歴史としてレジリエンス（気持ちの回復力）に現れてきてるのを見て、
ああ、よかった💗
人間って本当にすごいな！
神経の癒し力＝可塑性、戻り力、前進力っていうのは本当に誰にも備わっている生命なんだなって感じます。
辛かった体験は
人の気持ちを理解できる
人を癒せる器を保つための
プロセスだ！
（いやー人の気持ち全くわかんない経営者とかもいるからね(^_-)）
今日もお読みくださりありがとうございます。
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