【HSP境界問題のホント】 人の事情やホンネを背負いすぎあるある。 | HSP2.0・育成者、支援者、サポート者のための〜非認知能力アップ実現のためのポリヴェーガル理論理解

HSP2.0・育成者、支援者、サポート者のための〜非認知能力アップ実現のためのポリヴェーガル理論理解

敏感、繊細、感受性の高いHSP(highly sensitive person)が、生まれ持った感性と強みを仕事に活かして生きていくことをサポート。
日本で最初にHSPとポリヴェーガル理論を結びつけ、生きづらさは自律神経系のケアで解消できることを説いている。

HSP/HSCプロデューサー 
国家資格キャリアコンサルタント ギャラップ認定ストレングスコーチの皆川公美子です。


今日のテーマは、HSPさんあるあるの

 

まわりのひとのホンネや事情を背負いすぎる。

です。

 



かくいう私も人の気持ちがわかるので、過剰な同調がおきるのですが
最近は自分の体とのつながり・連動っていうのを完全に取り戻してきたので
頼まれてもいないのに周りの人達に対して極度の背負い感みたいなものが出てくると
体に痛みとなって現れて教えてくれるようになりました(笑)


肩が痛い時ってだいたい背負いすぎとか不要な責任を感じていたりすることが多いんだそうです。

身体と精神のつながりについてご興味がある方は
リズ・ブルボーさんの著作「自分を愛して!」をご覧になると
エネルギー的、精神的な話で どうしてこの不調が起きるかっていうことの大原則みたいなもの(もちろん例外もありますので、すべてがそうだと決めつけるわけではないです)
が辞典のように書いてあって参考になります。

 

 

 

 


思考の癖とか自分の考え方によって不調が現れることは

今までは世間的にはそれほど言われてなかったですよね。
この本は何十年か前に出ていて、それが現代社会にはなかなか一般的には

受け入れられてこなかったかもしれません。


自分の出しているエネルギーとか自分の思考のエネルギーというのは
完全に自分の体と連動してると思うんですよね。
これについては賛否両論だと思うので今日の話はちょっとって思う方はどうぞスルーなさって下さいね。



この体の調子と精神、またはその人のエネルギーみたいなものが連動しているという話、
私はとっても腑に落ちるものがあります。

これまでは、病気や不調というのはめちゃくちゃ悪いことであって
それを切り取らなければいけないっていうのが

主な思想でこれは西洋医学の考え方ですよね。

けれども、身体を全体的なホリスティックな有機的生命体と捉えれば

体が悪いことしてその人に苦痛を与えるみたいことではないわけですよね。

 

 

体の不調っていうのは、

 

いやいや、あなた潜在意識の本当の望みと違うことやってますよね

今の環境を変えてくださいよーとか、
いやいや、あなた本当は違和感があってガマンしていますよねとか

そういうことを教えてくれている、という考え方です。

 

 

ですが、不調を無視して頑張ること、

社会に合わせて自分の軸から外れたところで頑張るということが

この日本で求められてきた傾向があり、

わたしたちはそういう教育も受けてきて、

私達は体の不調を無理して見て見ぬふりして頑張る習慣ができちゃったかもしれないですよね。

 

特にHSPさんは敏感なダウンタイムが必要な神経系を持っているのに

 

幼少から、みんなと違うことで、

 

「どうして自分だけみんなと同じようにできないんだろう」

「もっと強くならなければ」

 

という、間違った方向の想いにはまりがちです。

 

 

身体の不調のサインは

個人の自律神経、潜在的な意識というのが連れてくる

本当にわかりやすい信号である場合も多い。


だから私は最近になって

(これまで本当に沢山の不調を乗り越えてきたので他人ごととか上から言うつもりないです)
自分事として

この不調たち全部

私に進む道の方向性を教えてくれてたんだってことがリアルにわかるようになりました。

自律神経さん(身体さん)いじめてごめんね。今までありがとう。無視してごめん。

っていう気持ちでいっぱいです。

 HSP を探求していて、その自律神経との関わりっていうのが
大きく浮上したので、

私は日本ではじめて
HSPのセミナーをポリヴェーガル理論とセットにしました。

(ポリヴェーガル理論については以下の2冊が入門にはとてもいいです)

 

 

 

 


ポリヴェーガル理論を含んだHSP のコースは昨年の12月までやっていたHSPメッセンジャー講座が日本初でした。

完全に神経の特徴である HSP をサポートするには

自律神経の活性度をきちんと扱えるようにならないと

その人の生活や人生がかわりません。

 



自律神経の働きは、頭で考えていること意識とかその文字かとか計算とか認知の構造=
大脳新皮質の構造とは違うわけです。
自律神経は脳で考えていること(私たちが言語化して考えていること)ではさっと

変えることはできないので

 

不安が過剰に出たり、

 

同調が過剰にでたり、

 

それはその人の命を守ってきた愛しい防衛反応なんだけど

 

心地よく働くためには

自律神経のことをきちんと知りましょう💓というわけです。

 

 

 


これらを考えると 

例えば

「人の気持ちに同調しすぎるんです」とか
「人の悩み話苦労話が全部寄ってきちゃって全部一人で聞いて全部一人で抱え込んで…というところでめっちゃ苦しくなっちゃうんです」

って
HSPさんの中ではあるあるですね。


人の気持ちが入ってきちゃってよくわかるから自分の気持ちにリーチする前に人の気持ちを感じ取ってしまう。


だから人に何か言われた時に、それが結構ひどいことであったとしても
「どうしてそんなこと言うのよムキー

みたいな怒りの気持ちにならないで、

それをしれっと聞いてから、

後から時間が経ってだんだんに怒りが湧いてくるってことありませんか。

 

世の中で境界線を引くにはアクリル板のようなものをイメージしましょうとか
簡単に防御法が言われていて

それが刺激調整としてそれでもう解決!!という方は

それでいいと思うんですけれども
相手の気持ちを察知してそこにさっと入ってしまう癖がある人は



自分の気持ちをちゃんと見る

っていうことに関して訓練をし直して
神経の通りを再構築していかないと

結局なんでかわからないうちに

よく人間関係がおかしくなって

仕事がうまくいかないとか

言いたいことを言えずに

言っても相手はそれほど深く考えないので大丈夫なんですけれども

そこに自己防衛がでてしまう、

それが人生をおかしくしている、ということが起こります。


でもそれはその人のせいではない。

幼少期に通った環境によって

できた防衛のパターンだっていうことです。

 


相手の言ってることをまず置いといて、

「ちょっと待って今何か言われたぞ自分の心はどう」

って先に自分を見てから相手の言葉を聞く。頭の中で反芻する。
そのぐらい極端な自分の心の中を先に見る、自分の感情を先に感じる努力っていうのをしないと
なかなかに持ってかれちゃいますよね。


自分の人生がかき消されないように

まず自分の人生を先に立てていく。

 

 




溺れている人を助けるには

 

まず自分が浮き輪を掴むんだよっていう事って救命法ではよく言われていることですよね。

 


飛行機が離陸するときに非常時の対応の放送がでも

お子さんがいる場合はまず保護者が先に酸素をつけてくださいみたいなことアナウンスにあるんですよね。

人をサポートしようっていう気持ちってHSP さん達には共通だと思うんです。

人が良くなることに対して

脳の活性度が一般の人と比べてとても高いということは実験結果でわかっています。



そういうサポートする素晴らしい気持ちがあるというのは
私たちHSPの持って生まれたギフトですよね。
そこのギフトをうまく使い切るためにはやっぱり自分が先に自律神経のケアをし
自分を先に立てなければいけない、ということかもしれません。


この原理に気がつくと私たち HSPは、ちょっと楽になるかもしれないですよね。

容易に人を背負い混みすぎあるあるにハマることもあるけれど

人のためにみんなのためにどういう風にしたらいいだろうかとか考えすぎちゃうこともあるけれど

自分軸をしっかりと持ち、


自分の心地よさをキープし、自分のコンディションが最高!!となれる

 

技術(自律神経ケア)がとても大切、というお話しでした。

自律神経をきちんと知ると

 

人の事情やホンネを背負いすぎあるある。 は自然になくなってきます。

 

自分を防御する から

自分の軸が安定することによって

過度な情報侵入がなくなる へと変容するからです。

 


今日もお読みくださりありがとうございます。

 

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