"視覚"から見つめ直した、HSP×HSSの自分の過去と今~HSP*HSCカウンセラー上埜典子さん | HSP2.0・育成者、支援者、サポート者のための〜非認知能力アップ実現のためのポリヴェーガル理論理解

HSP2.0・育成者、支援者、サポート者のための〜非認知能力アップ実現のためのポリヴェーガル理論理解

敏感、繊細、感受性の高いHSP(highly sensitive person)が、生まれ持った感性と強みを仕事に活かして生きていくことをサポート。
日本で最初にHSPとポリヴェーガル理論を結びつけ、生きづらさは自律神経系のケアで解消できることを説いている。

HSP/HSCプロデューサー 国家資格キャリアコンサルタント
皆川公美子です。

HSP未来ラボでご一緒させていただいてます、

 

HSP*HSCメッセンジャー・カウンセラー 上埜 典子さん
感覚過敏(聴覚・嗅覚・触覚・視覚)の特性について書かれた記事をご紹介します。

 


カウンセラーであり、ご自身もHSPである上埜典子さん

 



▼聴覚について

 

 

▼嗅覚について

 

 

▼触覚について
 

 



▼視覚について
~以下 上埜典子さんのnoteより転載~

 

"視覚"から見つめ直した、HSP×HSSの自分の過去と今

 

 

HSP*HSCカウンセラーNoriko

HSP*HSCメッセンジャー・カウンセラー 上埜 典子です。
 
今回は、視覚の敏感性を感じた瞬間について書いていきます。
 

まずは、日常面でよく感じることから。

わたしは、蛍光灯の光が苦手です。
対して夫は、蛍光灯で明るくするのが大好き。
 
平日は、息子達と先に夕食を済ませることが多く、
その後は照明を消し、静かな時間を持つようにしています。
 
一旦、暗い中で落ち着いた後の、帰宅した夫が点ける蛍光灯の光。
せっかくのダウンタイムを裂くような、
人工的な眩しさが、容赦なくわたしを刺してきます。

そこから、交感神経が奮い起こされ、なかなか眠れなくなることも。
電灯のスイッチONと同時に、刺激スイッチもONとなり、
ゆるんだ心身のバランスが、揺らいでしまいます。

 
それから、テレビも苦手です。
特に、原色かつ様々な映像とフォントが飛び交うCMは、
短時間にもかかわらず、つらく感じるようになりました。

現在、Eテレで日曜18時~放映中の、
ベニシアさんの「猫のしっぽ かえるの手」など、
映像も音も穏やかなものであれば、楽しむことができています。

 
PC・スマホ・タブレットの眩しさも、刺激を強く感じます。
HSPさんでなくても、こう感じる方は多いかもしれないですね。

ディスプレイの輝度を下げたり、ブルーライトカットのメガネを使用する、
使用時間帯を考える(日中は、夜間より刺激をソフトに感じます)、
長時間使わない、使用頻度を見直すなど、
自分が消耗しない工夫を、積極的に見いだしていきたいものですね。
 

こう綴ってきて、25才から31才頃にかけて、
携帯キャリアの販売支援とマネージメントをしていた、
派遣会社時代を思い出しました。
 
土日祝日、お盆・年末年始は連日、
北陸3県の家電量販店や、ショッピングモール内の携帯コーナーに立っていました。

大勢の人が往来する、過剰な照明に眩しさを感じる店内。
派手なPOP・様々な色やデザインの商品やパンフ…
激しいコントラスト、刺激の強い原色が溢れる環境で、
長時間よく仕事していたなぁ…と、振り返っています。

おまけに、店内の至るところから、そのお店のテーマソングや、
多種多様な電化製品からの音声が、混じり合って聞こえてくるんですよね。
それが、就業中ずっと耳に入ってくるという、HSPには超!刺激過多な環境。

高速で向かう遠方の店舗、初めて立つ慣れない店舗まで運転していった日など、帰宅するやいなや、バタンキューでした。

HSPを知った今は、あの時の自分の体調に頷くばかり。
「よくがんばってたよね…!」と、ねぎらう気持ちでいっぱいになりました。

 
現在はライフスタイルが大きく変わり、住む土地も変わりました。

電車に乗る時を思うと、
阪急電車は、一番落ち着いて乗っていられます。

壁が木目調、座席もゴールデンオリーブという、落ち着いた色。
車内広告も、落ち着いたデザインのものばかりで、視界に入っても消耗しません。

→【阪急電車の車両のこだわり】
https://www.hankyu.co.jp/sp/global/ja/characteristic/good_for/index.html

→参考記事【いつ見ても美しい阪急電車】
https://www.sankeibiz.jp/gallery/news/150927/gll1509271702001-n1.htm

これが大阪メトロだと、車内広告などが目に激しく飛び込んでくるので、
いつも目を閉じ、視覚情報を遮断しながら、乗車しています。

皆さんが普段乗っておられる電車は、いかがでしょうか?
 
 
さて、今度は家の中。
見渡すと、やはり目にやさしい単色や、無地のものが多いです。

リビングで過ごす時は、庭の緑が目に入るようにしています。
視界から、天候や季節を感じられるのって、なんだか落ち着きませんか?

 
カウンセリングの際は、クライアント様のお話に集中できるよう、
細々したものが視界に入らないよう、整えてから行っています。

 
zoomを使用する際も、背景やPC周りがスッキリ見えるようにしています。
参加時には"スピーカービュー"にするなど、その時間に集中できるよう、
視覚情報が少なくなるように、調整しています。
 
 
視覚の受容器である、目。そして、視神経。
そこから得た情報から、刺激を受け、些細な違いを察知したり、
神経系で深く処理をしている、わたしたち。

少しでも快適な毎日を送るために、
まずは、自分の心地よく感じるものと、不快なものを把握してみる。
 
その上で、過度な刺激、不快感から自分を守るにはどうしたらよいか、
快適な方に向かう術を考えてみる。

 
もし、「なんか目が疲れるなぁ…」という方がおられましたら、
一度、視覚という観点から、毎日を見つめてみるとよいかもしれません。

こうして書いてみると、
連日、長時間にわたる端末使用により、睡眠時間が短くなりがちな自分、
感覚器である目だけでなく、脳疲労も伴っている自分に、氣が付きました。
改めて、自分の内側とミーティングしてみようと思います。
 

大切な目、視覚、視神経。

自分が感知する、ちょうどよい感覚を探り、
いたわることって大切だなぁと、つくづく感じます。

心身をすこやかに保ち、
今、この瞬間から、軽やかに時を重ねていきたいものですね。

 

~転載以上~

 

 

典子さんの元記事はこちら

 

 
HSPさんの話題といえば
人の気持ちがわかりすぎてしまう、のところに世間的には
とてもフォーカスがあたっていますね。
もちろんそれもあるのだけれど
感覚の敏感性のことや
洞察性のことも同じくらいの人数の方がいらっしゃると感じます。
 
典子さんのこちらの感覚の敏感性の記事、
とてもとても興味深く
そして
典子さんは心理カウンセラーさんでいらっしゃいますので
困っていらっしゃる方がいらしたら
ぜひ典子さんのブログを訪れてみてくださいね。

 
 
 
 

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