【開催報告】HSPセミナーPart1〜自分トリセツを作る | HSP2.0・育成者、支援者、サポート者のための〜非認知能力アップ実現のためのポリヴェーガル理論理解

HSP2.0・育成者、支援者、サポート者のための〜非認知能力アップ実現のためのポリヴェーガル理論理解

敏感、繊細、感受性の高いHSP(highly sensitive person)が、生まれ持った感性と強みを仕事に活かして生きていくことをサポート。
日本で最初にHSPとポリヴェーガル理論を結びつけ、生きづらさは自律神経系のケアで解消できることを説いている。

HSP/HSCプロデューサー 皆川公美子です。

 今日はHSPセミナーを開催させていただきました。

 

 

4回目の開催です。

毎回20名弱の方がご参加くださっています。

 

こんな感じの会です。

https://ameblo.jp/kumikokkkn/entry-12434008827.html

アーロン博士の学説の基本の紹介から


感覚の敏感性

共感性

洞察性

 

それは自分の中ではどういう割合なのか。

どこが一番強い特性なのか。

 

HSPの特性やよくある社会的な困りごと、

こういうこと感じたことある?

こういうエピソードある?等、幼少期からの答え合わせをするような感じで

進んでいくと

みなさまブンブンと首を振りながら聞いてくださいました。(笑)

 

image

 

HSS(刺激追求型)の話も出ました。

約半数の方がHSS×HSPでいらっしゃり、

呼びかけた私がそうであるからなのか、

人口の6%であるHSS×HSPのはずが、この会場では50%の割合で存在するって

日本広しといえどもここだけでは?!?!などと頭をよぎるのでした。

 

今日特にみなさまが聞き入ったトピックはこちらでした。


・聴力敏感性

会社などで同じ部屋にいる周囲のことがすべてわかってしまう。
電話でこれを話している、怒られてる、トラブってる等々すべて入ってくる

ずっと皆も普通に気付いているもの(と思っていたから)何故対処しない?
と不思議だった。


・親子ともにHSPのグループでは

子どもの体育授業
みなの声が耳に入ってきすぎて、うるさくて先生の指示がわからないということがあった。

修学旅行で親への手紙を書くところがあり、
「早く帰りたい、、お腹痛い、、」と正直に書いた息子に
先生の検閲があり、「頑張りました」「楽しかったです」書き直しさせられるということが。。。

HSCの子には虐待じゃないだろうか!?生きづらいね、という声がありました。


***************

image

 

image

 

ご自身の問題を皆様でシェアするコーナーを設けました。

Q.洞察系で深く考えるのは好き、そういう自分を受け入れたら、
その後に周りとの会話がつまらなく感じる。
つながりひろがりがなくなっちゃうなと感じる。。
どうしたらいいでしょう?


A.違和感のあること、もの、に関して手放していくという段階を経ていくと

 自分の「本当のこと」が出てきます。

 そのときに「周りとの会話がつまらない」と感じたら、その人たちはずっとこの先も繋がりたい人なのかを

 考えていただけたらと思うんです。

 

 繋がりたい人、であったなら、違いを認めて相手のいいところ、刺激的なところ、自分にはかなわないこと、

 というのを拾ってうまい関係を築いていけると思います。

 でも繋がりたい人ではないかも・・・と頭をよぎるなら、一考の価値ありでしょう。

 もし嫌われるのが怖い、という感じでしたら、そこは越えていった方が人生はいいものに

 なるのではないでしょうか。嫌われた人数だけ近寄ってくる人数がいるからです。

 嫌われる勇気!ですね。

 

 そして自分の世界観を発信していきましょう。そこで「ほんとの自分」と繋がってくれる人と繋がる、

 というのはどうでしょうか。



Q.HSP心配性である。娘に教える→10いうと100くらい気になってしまうHSC。
教えてあげたい気持ちと必要最低限にしようという想いで揺れるんです。

というご質問に一同うなづきました。

 

A. HSPは扁桃体の働きが強い、危険察知型の特性です。

「親が危険を伝えているからこそ、子どもが安全でいられると思っていた」というのはほんとーーーーーによくわかりますよね!危険を取り除くのは親の役目。というより、危険な事件が起こってるのは事実なので、それを子どもに伝えるのは親の役目。。。というのは考え方の一つです。けれどもそれは同時に「危険があるという言葉の呪縛」として届いていないか、それを振り返る必要もあるかもしれません。

 

子ども側から見ると、まだ出会ってない危険ばかりに気持ちが行くようになるとそれはそれでしんどいことです。

 

未来を心配する、しないというのは国民性にもよりますね。

日本人は概して心配性が多い。

国が変われば「なんでお前はそんなに未来に対して懐疑的なんだ」という話にもなります。

外国人が日本はどうしてネガティブな面にばかり目を向けるんだ、と疑問に思う場面もあるそうです。

 

心配は自分の世界に対する不安、という側面もあります。


こどもと親の世界は異なる。

信じること。をできるようになっていく。そういう自分を作っていく。

子どもが出かけるときに意識の上でカプセルを作って「よし!大丈夫!」と信じるということも

ときには必要かもしれません。

私も人のことを全く責められません。でも子どもが怖い目にあうというパラレルワールドを意識で作ってしまうことをやめようと努力している一人です。

image

Q.外の情報への好奇心強い HSSなんですが
外の世界を知ることは好きだけど
いっぱいになりすぎて次々に言葉が湧いてきちゃう、セーブできなくなり、

頭が回転しすぎてしまう。

A.これはよくあるお悩みです。

瞑想の時間を必ずとるといいですよ。(本日は呼吸瞑想をみんなでやりました)
自分の中を流れ続ける言葉の動画。そのスイッチを切ることができるようになるように。

散歩やヨガ等もいいし

自分に合うものを見つけるのがいいですね。

からだに意識を向けるということを習慣にすると

頭が回転しすぎてしまって、寝ている時も止まらないような気がしたり、

そもそも眠れなくなってしまうようなことから離れることができるようになります。


他にもたくさんのシェアがありました。

自分の扱い方を知る、トリセツを作る。

そしてHSPとしての固有の才能を開いて、生きていきたいものですね!

 

ご参加いただきました皆様、ありがとうございました!

 

・・・・・・・・・・・・・・・

 

 

次回のHSPセミナーPart1はzoomにて3/19

・2019年3月19日(火) HSPミニセミナーPart1@オンライン
「HSPってどんな人?自分トリセツをつくろう」
詳細・お申込みはこちらから
 

 

その次は4/25にリアル会(東京都内)で開催します。

お申込みはこちらから

 

一歩踏み出してあなただけの才能・強みを発見したい方は少人数グループセッションがあります。

2019年3月25日(月) HSP会Part2 グループセッション 
  ~あなたの才能と特性はどこ?~午後満席・午前増席中
詳細・お申込みはこちらから
 

この先のイベント・セミナー

https://ameblo.jp/kumikokkkn/entry-12059591443.html