アーロン博士のHSPバイブル本を読む⑫〜他のHSPはどんな仕事に就いているのだろうか | HSP2.0・育成者、支援者、サポート者のための〜非認知能力アップ実現のためのポリヴェーガル理論理解

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敏感、繊細、感受性の高いHSP(highly sensitive person)が、生まれ持った感性と強みを仕事に活かして生きていくことをサポート。
日本で最初にHSPとポリヴェーガル理論を結びつけ、生きづらさは自律神経系のケアで解消できることを説いている。

このHSP/HSC理論はアーロン博士によって1996年に提唱された理論ですが
そのおおもとの本は『ささいなことにもすぐに「動揺」してしまうあなたへ。』です。

 

忙しい方のために、

大切なところだけ抜き出し、まずは全体を俯瞰することを目的として

連載を組んでみます。

 

 

 

 

highly sensitive personは神経系の特徴であるため

パッと見てわかる外見や行動などの特徴から一歩進んで

身近な人を「観察」し、「理解」していくものです。

HSPを理解するためのシンプルな疑問に対し、アーロン博士はどう言っているのか?を記します。

ピンクの文字はわたしのコメントです。

 

わたしはHSP?という方はHSPセルフチェックテストをどうぞ

https://kanseikids.com/wp/wp/wp-content/uploads/2018/05/HSPcheck-1.pdf

(アーロン博士のチームに許諾をいただいています)

 

 

HSP理論は1996年に発表されたものですが、HSC(子どもの理論)をアーロン博士が出版したのは2002年。

 

日本版が出版されたのは2015年になってからのことです。

そちらには新しい研究成果が付与されていますので、

最新の学説としてアーロン博士が「この4つがすべてそろうことがHSPの特徴です」と発言する、
その4つの面について触れていきます。


4つの必ず兼ね備えている特徴とは・・・

 

 

1、 深く処理する
2、過剰に刺激を受けやすい 

3、感情反応が強く、共感力が強い 

4、ささいな刺激を察知する 

  

 

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今日は以下についての部分紹介します。

 

■他のHSPはどんな仕事に就いているのだろうか


他のHSPがどんな仕事を選んだかを知るのかも、あなたにとっていい参考になるだろう。

もちろん、何をするにしても私たちはHSPらしさという風味を仕事に添える。

例えば、HSPはあまりセールスマンには向いていないと思われるが、
私の調査したところによると、上等のワインや不動産のセールスマンなど
何人かはうまくやっている人がいた。不動産セールスマンは、
顧客に合った家探しをする時に、自分の直観力を使うのだと言っていた。

 

HSPが選ぶ仕事はさまざまだ。

教師、美容師、不動産屋、パイロット、スチュワーデス、大学教授、俳優、幼児教育者、

秘書、医者、看護師、保険代理店業務、プロのスポーツ選手、調理師、コンサルタントなど。

これらの仕事をHSPはHSPらしく静かに、思慮深く、良心的にこなす。


他にも明らかにHSP向けの仕事がある。

家具職人、ペット美容師、心理療法士、牧師、重機オペレーター(音はうるさいが、人と関わらなくていい)、

農業、ライター、編集者、アーチスト(たくさんいる)、レントゲン技師、

気象学者、植木職人、文系の学者、会計士、電気技師など。

 

ある調査によると、いわゆる「内気な人」は、

そうでない人に比べて収入が低いということだが、その実多くのHSPが
銀行家や企業の管理職、組織の上級管理者など稼ぎのいい仕事にも就いている。

 

これはどういうことだろうか?

 

いわゆる「内気な人」が収入が低いとする調査は、おそらく私の調査と似たような

データ上の"溝"があるのだろう。

私の調査したところ、非HSPの二倍の数のHSPが、

自分のことを「主婦(主夫)」だとか「フルタイムの子育て屋」などど呼んでいた。

 

彼らがお金を稼いでいないと考えれば、確かに、HSPの平均収入は、

そうでない人たちの平均収入より低くなるだろう。しかし、家事や育児といった仕事に対して
賃金が支払われるとしたら、かなりの高額になるはずだ。

 

家事や育児を過小評価しようとする社会の傾向を無視すれば、

こういった仕事に就いているHSPは、かなり自分に適した場を探し当てたといえるだろう。

育児についてのさまざまな調査が、

「敏感さは子育ての成功の鍵」であると報告している。

 

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ささいなことをキャッチする

人の気持ちがわかりすぎる、

洞察力にすぐれ、哲学的な思索をできる

考える量が膨大すぎるほど膨大

 

最近つくづく思うのは

ひろーーーーい世界を持っているのだけど、

自分の思考と他人の思考の量を比べられないので

「自分の思考がどんなにたくさんのことをカバーしているのか」を

わかっていない、ということがたくさん起こっているなあ。ということ。

 

人より見ている世界が広い場合、

そこで「共感が起こりにくい」と感じる人がでる。

➡︎https://ameblo.jp/kumikokkkn/entry-12422368832.html

この問題をどうするか。(笑)

 

共に追求していきたいと思っています。

HSPが社会へ接触していく、社会で仕事をしていく

そこのところを扱う会をやります。

↓↓↓↓


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お昼にHSP会をやります。

パート2と銘打っていますがはじめてさんももちろん歓迎。

HSPの困りごと対処をパート1でやりました、今回は

HSPとしての個性、素質、才能を見つけて心地いい人生を開花していきましょう!
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(パート1・パート2どちらから受けてくださっても大丈夫です。

全2回で人生へのアティチュードを身につける構成です。)
ぜひご一緒に時間を過ごしましょう。

どうぞ会いに来てくださいね。東京・品川開催の予定です。


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自分のエゴを捨てて、ラクに力を抜いて生きていきたい方へ
次回は12月19日水 10時~都内にて


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 場所・東京23区内  講義は11月16日と12月7日の2日間

 あとはメッセンジャーでおひとりおひとりの進度に寄り添います

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