2022年のスタート、みなせさんの住む京都嵯峨は銀世界で迎える新年になりました。

 

昨日の大晦日、旅先からの帰り道。

下車した地元の最寄駅から自宅までの約20分の帰り道は、遭難の危機を感じるほどにけっこうな雪でありました。

18歳の頃から20年間新聞配達をしていた身には、「元日の新聞配達」は一年の内でもとりわけビッグイベントであり、また大変さもビッグでありることは身に沁みております。

 

当時と比べて、良くも悪くもその大変さは軽減されているのでしょうけど、こんな雪降りの中の新聞配達は、ほんとうに大変だっただろうな…と、思いを馳せた次第です。

そんなわけで、みなさまあけましておめでとうございます~。

昨日上げた「大晦日のごあいさつ」に並ぶ年末年始の恒例行事が、「元旦のごあいさつ」でしてね。
過去数年の記事をご覧になってお気づきと思いますが、毎年元旦には、その年の干支にちなんだネタ記事を景気よくぶっ放しております(笑)

 

↓過去の記事

2019年(猪年)

2020年(子年)

2021年(丑年)

 

※2018年以前は、アメブロ移行前のSNSにて公開

 

今年の干支は寅(とら)。
関西で「トラ」とくれば、何は無くとも真っ先に「阪神タイガース」。

 

 

それ以外の回答を口にする奴は非国民ならぬ非関西人として迫害を受ける。

…とゆーよりは再教育施設にぶち込まれて「六甲おろし」毎日斉唱してタイガース愛叩き込まれるのみならず、ボケとツッコミの会話テンポ、語尾には「知らんけど」をつける、ピストルで撃つ真似をされたら必ず死んだふりをする…等々、関西人のイロハを叩き込まれる…。

 

関西たぁ恐ろしいとこだで…などと、広島から出てきた20年前のみなせさんは色々と怯えていたのですが、何のことはない、関西のみなさまは至って優しく接してくださいました。

 

実際、職場の同僚だった野球好きのおっちゃんに、甲子園球場へ野球観戦に連れて行っていただいていたことが一時期ありました。

 

関西人ながら熱烈ジャイアンツファンのおっちゃんに、タイガースファンクラブ会員の奥さま、そして両親から「伝統のTG対決」の英才教育?を日々受けている息子ちゃんとゆーご家族。

 

奥さまの会員特典で入手したチケットですのでね、当然座席はタイガース側になる。

そもそも、甲子園のアルプススタンドの98%は黄色と黒で埋め尽くされている。

で、居並ぶタイガースファンの間でおっちゃんは小さくなっているw

 

横でタイガース以外の応援でもしようものならたちまち叩き殺されるのではないかなどと思えますが、意外とタイガースファンのみなさん優しくてですね。
実際、タイガース応援席にも、ジャイアンツのレプリカユニフォームを着ている観客もけっこうおりまして、極端に露骨なことをしない限り、仲良く共存していたりしますし、少々ヤジっても一緒に笑ってくれる等々、なかなか優しかったりしたのを思い出します。

 

勝ったら勝ったで盛り上がるし、負けたら負けたで盛り上がる。

地元大阪、兵庫ほどではないにしても、ここ京都でも、タイガースファンの方の熱烈っぷり、そして随所に現れる人情味は、「怖そうに見えてけっこうエエやつやん…」と、日々肌で沁みております。


特にシーズン初めの恒例行事として、「今年は優勝決定や!」と、ファンばかりか地元マスコミまで「景気よくぶっ放す」辺りは、みなせ自身とも重なるところが多くてですね。

 

尼崎中央商店街名物「日本一早いマジック点灯」(なお、シーズン開幕初日です)

「優勝記念セールまでマジック143」

 

 

「胴上げ待ったなし!」の文字が眩しい、知る人ぞ知る優勝目前号「Vやねん!タイガース」(2008年9月)

 


とりわけ記憶に新しいのが、昨年6月ABC朝日放送にて放送されたこちら。

 

元はツイッターでトレンド入りしたワードを、そのまま番組名に使用したようなのですが、確かに語感がイイ。

 

「あかんみなせさんアラブの王子様に見初められてまう」

「あかんみなせさんイケメンハーレム作ってまう」

「あかんみなせさんウッハウハになってまう」

 

けっこう使えるんだ、これがw

…しかし、どっかで見覚えある内容だな、コレww

 

駄菓子菓子。
…もとい、だがしかし。

野球好きのみなさまはお気づきの通り、そうした「阪神優勝確定」フラグを立てたとたんにズッコケるのもお約束。

上記に挙げた2例いずれも失速。

とりわけ、シーズン前半に早々と組んだ優勝特番「あかん阪神優勝してまう」は、放送した直後から負けが込みだすとか、もうネタとしか思えないw

そうして結局、ヤクルトスワローズに優勝をかっさらわれたのは記憶に新しいところです。

そのあたりの詳細に興味ある方は、こちらの動画をどうぞ。

 

こんな風に「なんでやねん」とゆーオチがつくことも、ある程度想定しながら景気よくぶっ放す。

ぶっ放される側も、「んなアホなw」と内心ツッコミ入れつつも、ついつい買うてまう観てまう…とゆー流れで、これもまた愛すべき関西の文化なのだな…と感じております。

 

とはいえ、真面目な話、みなせさんもこの一年はけっこう気合入れて色々チャレンジしたいと決意しているのでね、早々にズッコケフラグ立ててしまってはたまりません。

 

一年の計は元旦にあり。

そんなわけでせっかくの寅年ではありますが、タイガースとはとは違ったところからネタを引っ張ってくることにします(笑)

もうひとつ、「虎」で忘れちゃならないのがこちら。

 

 

タイガーマスク。

本名伊達直人。

身寄りのない子どもたちを引き取り、悪役殺人レスラーとして訓練する「虎の穴」で鍛えられた彼は、悪徳組織の意向に背き、得たファイトマネーを命の危険を冒してまで孤児院へ寄付し続ける。

それは、クリスチャンの家庭に育った原作者、梶原一騎が「キリストの自己犠牲的愛」を、主人公に伊達直人に反映したものなのだとか…。

 

そー言えば、数年前から、全国の恵まれぬ子どもたちに匿名でランドセルを送って回った人物も、「伊達直人」を名乗っていましたっけ。

コロナ騒動が始まったばかりの2020年春には、大量のマスクまで寄付するとか…えらいっ!!

 

そうして考えると、タイガーマスク(伊達直人)、「強く、しかし慈善の心に満ちた」正義のヒーローと言えるかもしれません。

実際のプロレス界でも 「タイガーマスク」は伝統あるリングネームのようで、2代目を襲名されている選手がいらっしゃるようです。

そんなことをつらつら考えていたら、「今は女性版タイガーマスクもいるヨ!」と、とある方から教えてもらったことを思い出した。

女子プロレスラーと言えば、その昔の「極悪同盟」(←懐かしい)みたいな怖いイメージがありましてね。

どんなにイカツイのが出てくるかと恐る恐るググってみると…ををっ!!

纏っているドレスのせいもあるでしょうが、なんとエレガントなスタイル!

 

それだけでなく、実際のプレーも虎のような強さだけでなく、

パンサー系の素早さやしなやかさも兼ね備え、優れた運動能力を遺憾なく発揮した闘いっぷり。

 



華麗に、

しなやかに、

美しく。

 

「強さ」とひと言で言っても、その現れ方は人それぞれですし、現わす対象もまた違うものです。

 

彼女はじめ、実際の格闘における文字通りの「強さ」はしょせん無理ではありますが、「わたし自身の一年」、「わたし自身の人生」という、いわば「白いマットのジャングル」で、面倒ごとや困難という「相手」と、どう取り組み、勝利を納めるのか…。

 

「元祖」タイガーマスクの伊達直人氏のように、「慈善」やら「自己犠牲的愛」やら高尚な領域には到底いつかないにしても、

 

わたしが、わたしらしくあること。

わたしのことを好きでいてくださる、大切な友人たちとつながっていること。

 

ご縁をいただき、ご一緒させていただく人々の笑顔やしあわせを紡ぐ一本の糸になることができれば…。

 

今年一年、そんな願いを抱きつつ、「みなせくみこ」の2022年の日々を駆け抜けてゆこうと思います。


本年も、どうぞよろしくお願いいたします。

こころをこめて…
みなせくみこ