※今宮神社にて

 

2021年、改元の初っ端から凶悪事件だの天災だのコロナ禍だの色々と飛ばしまくりの「令和」も3年目のお正月です。
みなさま、あけましておめでとうございます~(^▽^)ノ

アメブロを始めてから、初めて地元京都で過ごすお正月。

大晦日の「今年もお世話になりました」記事も、元旦の「あけましておめでとう」記事も、昨年までは遅くとも日中にはアップしていたのですけどね。
帰省がままならなかったこの度だけは、色々とイレギュラーづくしなのはお許しくださいませね(^^;

 

元旦の本日は春色の着物に身を包んで、「バス一日券(¥600)」を駆使して、お正月の神社巡りをしておりました。

※祇園新橋、辰巳大明神前

※”21.1.1”の刻印が、みょーに嬉しいw

 

さて、これもSNS時代からの恒例として、毎年元旦には、干支からイメージした内容を、新年のごあいさつと個人的な抱負に絡めて記事の形にしております。
今年は丑年、「牛さん」が主役であります。

ちなみに、みなせの干支も「うしさん」です。
ハイ、人生2回目の年オンナですわオホホ…♨️

…ちなみに、異議は認めないんだなw
これ以上グダグダゆー奴はしばくぞww


冗談はさておき、昨年同様に、誰でもおなじみな「牛」のキャラクターを探してみたのですが、意外にないんだな、これが(・・;)
せいぜい、京都市上京区のローカルキャラ「かみぎゅうくん」くらいでしてね。

…そもそも、みなせは右京区の人やしな。
ちなみに、右京区のキャラは「うーちゃんきょうちゃん」のコンビな模様。

 

…うん、なんかもうちょっと、がんばってヒネろうよ… ( ´・ω・`)

 

いずれにしても、これではネタにならないので、「牛」のイメージを広げてみた。

ひと口に牛と言っても、いろんな種類がある。
美味しいミルクを出してくれる、乳牛。
我が身を犠牲にして、美味しいお肉を楽しませてくれる、肉牛。
(賛否両論ありますが)ラテン系民族の血を滾らす伝統的なショーである「闘牛」。
そして、勇猛でたくましい、野生の「水牛」(バッファロー)。

出典はこちら


…せや!バッファローがあるやんけ!!
古典的パソコン自作民としては、"BUFFALO"ブランドのインターフェイスに、どれだけお世話になったかしれません。
(ちなみに、みなせ自身としては「玄人志向」が好きだったけど)…って違うw

 

親父たちの”ON”時代の余韻を引きずり、何と言っても「プロ野球選手」がカッコイイの代名詞である「団塊ジュニア世代」(←ここで「二度目の年オンナ」が大嘘であることがバレるw)にとって、バッファローといえば、そう、今は無き「大阪近鉄バファローズ」である。

 

 

(現在の「オリックス・バファローズ」は、2004年に当時の「オリックス・ブルーウェーブ」と「近鉄バファローズ」が合併してできた球団。
さらに言えば、「東北楽天ゴールデンイーグルス」は、この合併騒動のゴタゴタの中から新たに生まれた球団である)

近鉄沿線、それも藤井寺市という、大阪南部の河内地方を本拠地とするこの球団…とにかく色々と豪快でした。
あまりマニアッキーなことを書くのもナンですので、みなせ自身が最も記憶に残っている、2001年に最後の優勝をした年を例にとりましょう。

チーム防御率4.98(パリーグ最下位)
つまり毎試合、相手チームに平均5点は奪われているとゆーこと。

でも、他の5チームを抑えて優勝した。
つまり毎試合、「5点取られたけど、6点以上取り返して勝った」試合がどこよりも多いとゆーこと。

もっと言えば、かなり弱みのある守備陣を、極端に強い攻撃陣でカバーしていたとゆーことになります。
その攻撃陣を、「いてまえ打線」と呼ばれていました。

いてまえ…「やっちまえ」を意味する、大阪のスラング。
つまり相手に5点も差をつけられても、平気でそれ以上取りかえしてくるかもしれない…つか、ほぼ確実に取ってくる。

相手チームの立場とすれば、これほど恐ろしいことはないと思います。


その中核だったこの二人。

2001年シーズン、たった二人で100本以上のホームランをぶっ放した。

 

タフィー・ローズ

※画像の出典はこちら

中村紀洋

※画像の出典はこちら

 

…「打った瞬間にホームランを確信する」動作は、理屈抜きで周囲を納得させられる「ドヤ顔」の極致。
その技術とパワーを持ち、かつこれ以上に無い分かりやすい形で「結果」を作る彼らほどカッコイイものはなかったと、まだ「男」の部分が多少なりとも残っていた当時のみなせくんは感じましてね。


当時、時折気晴らしに通っていたバッティングセンターで、彼らの「キメポーズ」を真似していたものです。
(ゆーまでもなく、球はバットにかすりもせず、みなせくんの背面に吸い込まれているww)

そんな「いてまえ」の極致が、2001年9月26日優勝を決定した試合。

5-2と3点リードされた最終回。
おまけに抑えのエースが出て来て、どう考えても「万事休す」のシチュエーション。
それをわずか10分で、それも「代打逆転サヨナラ満塁ホームラン」でひっくり返して優勝を決めてしまうとか。

また当時のバファローズは、「他球団から放出(トレード)された選手」が多かったチームでした。

この回の先頭打者、吉岡選手は読売ジャイアンツを。

3番手の益田選手は中日ドラゴンズを。

そして、劇的なサヨナラホームランを放った北川選手は、阪神タイガースから、それぞれ放出された選手たちでした。

実はこの試合、当時徒歩3分の距離にあった王国会館での書籍研究の司会をさっさと終えて、急いで帰ってラジオで聞いていました(笑)
この瞬間、ただただ観客とアナウンサーと解説者の絶叫が2分ばかり続いて、何が起きたか全くわからず、ようやく事の次第を理解したのはさらに3分後のこと。

「今年の近鉄、何かが起こる!!」…実際に起こりました。

なお、この当時の、2001年のみなせ兄弟、10代の頃から続けてきた「模範的JW2世」の人生と価値観に最大の挫折を味わい、(今から思えば決してそんなことはなかったと思うが)自分が「お払い箱」になったと思い込んだ末、「人生を変えるため、広島を離れて京都に行こう」と心に決め、この月の上旬に京都への下見を決行していたりしました。
(この辺りは、いつか「回想記」の形で記事にできればと思っております)

そんな時期、神がかりとも言える、「いてまえ打線」のど派手な勝利と優勝決定は、何かに突き動かされるかのような焦燥感の下、転居計画を立てていた当時のわたしを「後押し」…というより、なんかよーわからんけど、それこそ「ワレ、さっさといてまえ~!!ww」と、やたらめったらガンガン背中を蹴り飛ばしてくれるような勢いで行動へと導いてくれた出来事となったのでした。

実際、その1年1か月後、さまざまな紆余曲折を経て、京都の地へ転居が叶い、現在のわたし「京都のみなせくみこ」へ至る第一歩を踏み出すことができたのでした。

「牛」がつないだ記憶は、「いてまえ打線」と「これ以上の出来事はない」、劇的かつド派手な大逆転劇。
この時、リアルタイムに聞いた「筋書きのないドラマ」の興奮は、細々した理屈はすべてすっ飛ばして(笑)、でも確実に、現在に至るまで「みなせくみこ」の糧になっているのです。

…野球が苦手なみなさんには、ごめんなさいね。
でもね、「自分たちはスゲエ!何かが起こせる!!」という信念(思い込み?)、意志、そして熱さ。
それを持った者が、ひとたび波に乗った時の怒涛の勢い…。
いつの、どんな時代にも大事だと思います。


昨年2020年は、コロナ禍とそれに伴う情報過多によって、大なり小なり散々に傷つけられた日々でした。
でもね、やられっぱなしではいられません。

2021年、今年は違うぞ!何かが起こるぞ!!
…少なくとも、わたしはそう信じて、いえ、思い込んでいたいね。

たとえ5点取られても、10点取り返す。
10点取られたなら、30点取り返す。

 

ITEMAE,いてまえ!!
日々やってくる困難や面倒ごとは、すべて吹っ飛ばしちゃいましょう!
散々悩まされたコロナ禍も、逆転満塁サヨナラホームランよろし、大逆転で勝利をおさめるべく、がんばってまいりましょう!!

 

新たな一年も、どうぞよろしくお願いいたします。

こころをこめて…
みなせくみこ

 

追記:

年末からコメントくださったみなさま、および個人的にメッセージくださったみなさま。

明日以降順次お返事して参りますので、今しばらくお待ちくださいませね。