伊東温泉 伊東園ホテル 本館 | 温泉×酒÷音楽≒テディ熊谷

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サックスやフルートを吹くテディ熊谷のブログです。基本的に自分の忘備録の為の温泉日記が中心です。参考になれば幸いですが知識を張合うつもりはありません。酒&食話、もちろん音楽も取上げます♪ ※各投稿内容は訪問年月を確認願います。情報が古くなっている可能性あり。

2023年1月の正月休み、大阪からの帰りに伊東温泉へ泊まったお話。

今回がこのシリーズ最後となります。

まずは恒例のここまでの投稿リンク集を。

 

まるげん(昼食)

伊東温泉 伊東園ホテル 松川館 <到着編>

伊東温泉 伊東園ホテル 松川館 <食事編>

伊東温泉 伊東園ホテル 松川館 <温泉編>

伊東温泉 伊東園ホテル 別館

 

伊東温泉に3つある伊東園ホテルはどこかに泊まるとあと2つに立ち寄れる特典がある話はこれまで何度となくしてきた通り。

伊東園ホテル松川館」に泊まり、前回は「伊東園ホテル別館」に立ち寄り。

あと一つ、「伊東園ホテル本館」ももちろん立寄ります!

 

場所的には松川館から別館とは逆の方向に約100m北上した道路の向かい側。

伊東大川沿いのホテル。

 

 

伊東園ホテル本館と呼ばれているけれども、本館というのはたぶん便宜上の呼び方。

この宿こそが「伊東園ホテル」なんですよ。

 

 

1998年に倒産した元の宿の名前が「伊東園ホテル」。

現在の運営会社が2001年に買収し、最初は自社の保養施設にしていたのをホテル運営に変更。

名前は前の宿をそのまま継承

その後に伊東園ホテルズとして事業を展開。

同じような感じで倒産・閉業した宿を買収・再生していったのでした。

なので系列宿では他も元々の宿の名前を継承しているパターンが多数派。

この辺りはwikiやその他で調べました!

 

 

伊東園ホテル

 

 

 

17時15分頃に到着。

そろそろ日暮れな頃合い。

 

 

もちろんこちらのカード↓をフロントに提示。

 

 

写真↑は使いまわしです。

 

こちらも広々としたロビー。

 

 

のみ不可なはずのこちらも無料特典で入らせてもらいます!

 

 

浴場は「川蝉の湯」というのと「エンゼル風呂」の2つがあり、泊まると男女入替え制となって両方利用可能。

共に内湯の他、露天風呂あり。

立寄り可能な時間の男湯は「川蝉の湯」でした。

 

 

こちらも別館と同じく撮影禁止の掲示は見当たらず。

松川館だけが撮影禁止という認識。

先客は外国人の親子(最初だけ)、途中から年配の宿泊客が1~2人。

例によって湯気や光量の関係で写真の質が悪いです(^^;

そういうわけで、オフィシャルサイトより拝借した写真も合わせて載せます。

 

浴室に入ると、浴場は洗い場を挟んで左右に分かれている構造。

まずは左側。

 

 

10人ぐらいが楽に入れる規模。

浴槽縁からはオーバーフローがそれなりに見て取れる。

 

浴室入口の正面が洗い場。

 

 

洗い場は浴室右側の奥にもある。

カラン&シャワーがどうだったか覚えてません。真湯だったかな。

 

 

ほぼ無色透明な湯は源泉名が「岡温泉 岡197号」の単独使用。

源泉温度53.5度、pHの明記はないが弱アルカリ性の、ナトリウム・カルシウム-塩化物温泉

成分総計や溶存物質総量の明記もなく、陽イオン合計1681mg/kg、陰イオン合計3009mg/kg、非乖離成分合計59.6mg/kgとなっていた。

単純に合計すると総計は少なくとも4.75g/kgぐらいとなり、松川館や別館の源泉よりかはかなり成分が多い源泉。

 

この湯を分析書によると少量の加水をしてのかけ流し

浴場では加水しておらず、見た目は完全かけ流し。

 

 

ほぼ無臭

淡いが苦味を帯びた塩味がする。

伊東温泉の多くは海の近くでもアル単系かそれに準ずるような湯なのだけれども、ここの湯は熱海の湯みたいと思った。

 

 

浴槽は適温。

塩化物泉らしいスベスベ感あり。

よく温まる系のお湯。

 

ここからは浴室の右側。

こちらには小ぶりの浴槽が2つ並んでいる。

 

 

それぞれの浴槽は温度差がつけられていた。

どちらがどうだったかはメモ忘れですm(__)m

 

 

こちらも共にかけ流し。おそらく少量の加水。

 

 

湯口の上にパイプがあったけれども、この源泉投入の細かなメモは取り忘れ。

源泉のお話の続きは露天風呂にて。

 

なお内湯のクリアな写真も拝借したのを載せておきます。

 

※写真はオフィシャルサイトより拝借

 

昼間はなかなか明るい浴室なんですねぇ。

 

※写真はオフィシャルサイトより拝借

 

浴室右側↓はさらに明るいみたい。

 

※写真はオフィシャルサイトより拝借

 

床のヒタヒタからかけ流し状況がよくわかる!

 

写真の拝借ついでにもう一つの「エンゼルの湯」の内湯も紹介。訪れてませんが。

 

※写真はオフィシャルサイトより拝借

 

美しい曲線のタイル浴槽だったんですね~。

うーん、こちらにも入りたかったな~。男は泊まるしかないでしょう。

 

さて、浴室右側の奥に扉があり(2つ上の写真)、そこを開けると露天風呂へ行く階段↓でした。

 

 

裸のまま移動が可能。

上の扉を開けると、なかなかの風情の露天風呂ニコ

 

 

壁があって眺望は望めないけれども、塩化物泉は夜風にあたって入るぐらいが心地よいでしょう。

 

湯使いももちろんかけ流し。オーバーフローもしっかり。

 

 

加水の量もより少なめと思いたい。

 

 

ここで成分の内訳を簡単に抜粋。

陽イオンはナトリウム892mg、カルシウム661.8mg、マグネシウム98.7mg、カリウム28mg、マンガン0.4mg。

陰イオンは塩化物2388mg、硫酸591mg、炭酸水素28.1mg、臭化物2.2mg。

遊離成分はメタケイ酸56.5mg、メタホウ酸3.1mg。

 

 

風味は変わらず。

湯口周りには析出物が少し見受けられた。

 

 

浴槽が4つもあり、移動しながらの入り比べが楽しかった。

そして冬にはありがたい塩化物泉らしいお湯だったのもイイ感じ照れ

立寄りもかけ流しで〆られ、この順番で廻って正解。

 

この露天風呂も明るい時間の写真を拝借しておきます。

 

※写真はオフィシャルサイトより拝借

 

壁の感じがちょっと違うけれども、ここも明るい内に入ってみたいもの。

 

以上で2023年1月の伊東温泉シリーズは終了。お付き合いありがとうございました。

帰りは予定があったのでまっすぐ帰宅、湯も食もネタ無し!

 

次の温泉シリーズは2023年3月、湯友と行った栃木と福島の湯話。乞うご期待。

その前に例によって昨年分の食べ飲みネタなどを少し投稿します。

 

 

 

伊東温泉 伊東園ホテル 本館

 

静岡県伊東市松川町1-12
0557-35-1234

伊東3館湯めぐりカードで無料(宿泊者特典)

 

<源泉名:岡温泉 岡197号>

ナトリウム・カルシウム-塩化物温泉(低張性・弱アルカリ性・高温泉)
53.58℃  
pH不明(弱アルカリ性)  

陽イオン1.681g/kg 陰イオン3.009g/kg 遊離成分0.0596g/kg
ほぼ無色透明

ほぼ無臭

淡苦塩味あり

スベスベ感あり

少量の加水かけ流し

 

2023年1月入湯
※数値はH24の分析表より