2022年度の温泉ネタがようやく終了し、2023年の温泉話シリーズがスタートします。
はい、2024年ではなく2023年です!
まあいくつかの温泉は単体で投稿しておりますが。
まずは2023年1月、正月に実家墓参りなどを兼ねて相方と一緒に大阪で宿泊。
今回はその翌日に静岡は伊東温泉にやはり相方と泊まった際のお話。
これは当時にダイジェストで投稿しております↓。
ホテル阪神大阪へ泊まった翌日の話が1年3か月後になりました(^^;
いやぁ、この遅れまくりは何とかせんとあかんなぁ。。。
ホテルを早朝にチェックアウトし車を東へ走らせ、予定よりも早くに伊東温泉エリアへ到着。
チェックイン時間にはまだかなりあったけれどもこの日の宿にかけあって車をとめさせてもらい、本来は車で帰りがてら翌日の昼ご飯に予定していたお店へ徒歩で向かうことにしたという話はダイジェスト↑でも記した通り。
そう、飲む気満々で出発
温泉街から駅前の通りを遠回りしてあれこれレトロ街並みを堪能しつつ着いたのは居酒屋の「楽味家 まるげん」。
駅からまっすぐ行くならば徒歩3分ほど、湯ノ花通りからキネマ通りに入ると右側に見えてくる。
お、並ばずに入ることができそう。
楽味家 まるげん
こちら「まるげん」は予約ができないお店。
予約をしたいときは姉妹店「まるたか」の方になるとのこと。ただし予約は平日のみ。
営業時間は11時~15時、17時~23時と夜遅めまで楽しめるのも頼もしい。
我々は12時45分頃に到着。
ずっと車を運転してきていたため、とにかくまずはビール
喉を潤しつつ、メニューをば。
こちらのお店、鮮魚全般が売りだけれどもなんといっても幻の「うずわ」が食べられる貴重なところ。
うずわについて引用。
「うずわ」とは、宗田鰹(そうだがつお)のことで、宗田鰹の背中に渦のようなわっかの模様があるので「渦輪(うずわ)」というのだそうです。
宗田鰹は、秋から冬にかけて脂がのっていて美味しい旬。
うずわは本来、生で食べられることは、ほとんどありません。
というのも、鮮度が保たれていないと味が格段に落ちてしまうから。
伊東近辺で「うずわ」が有名なのは、近くの宇佐美漁港で水揚げされる魚の鮮度が良い証拠でもあります。
時期は旬、もちろんこれは絶対に注文。せっかくなので「うずわ定食」で。
その前にお酒のアテも少し。
なにやら色々ある中、「地鯖のなめろう」↑を注文。
あじのなめろうはよく見るけれども、鯖のなめろうはおそらく初めて。
ああ、静岡だから金目↑も間違いないでしょう。
でも今回は頼まず。
グランドメニューの中には見当たらないけれども、壁メニューにあった「アジフライ」を後程注文。
こちら↓はご飯もの、定食ものですな。
ドライブがてらでも十分楽しめそうな布陣。
〆になりそうなもの↑もありますなぁ。
などメニューチェックをしていると、「地鯖のなめろう」が来ました
おお、たっぷりな量。そんなことより。。。
なんと、テーブルに置かれた状態で、店員さんがバーナーにて半分側だけ炙る演出
生と炙りの両方が楽しめる趣向。
真ん中にくぼみがあり、そこに卵黄が載せられて完成。
上半分が炙られている状況。
辛子が添えられているのも意外だった。
これが脂乗りまくりで美味い
生も炙りもどちらも酒のアテとしては申し分なく、辛子もよく合うんですよ。
ビールはとっくになくなり、日本酒を。
静岡の地酒の中から、今回は正雪を選択。
磯自慢は大好きなのだけれどもいかんせん高い(^^;
正雪は本醸造だったけれどもキリっと美味しい
鮮魚関係にはバッチリ。
さて、メインの「うずわ定食」が到着。
逸る気持ちを落ち着かせ、サイドからチェック。
この小鉢↓にはメモなし。
右は鰹?鮪?のしぐれ煮?
ご飯の量は普通。
もう少し多くてもよかったけれども、宿の晩ご飯を考えるとこれぐらいで良いのです。
こちらは薬味の青唐辛子。
これがうずわによく合い、とてもよい仕事をしてくれるんですわ。
この倍ぐらいは欲しかった!
さて、うずわ定食の食べ方指南。
初めてなので、ここはこの通りに従っていただくとします。
到着状況のうずわ。叩いて盛られている状況。
これを箸で三等分に。
まずは1/3をこのまま軽く醤油を付けたり、青唐辛子を乗せたりしていただいた。
叩いているだけだと思われるけれども、何か仕事がしてあるのかと思うほどまとまった美味しさ。
くさみはゼロ、かつお系の旨味がしっかり。
クセはなくとても食べやすく、日本酒に素晴らしいアテ
そして青唐辛子が実によく合う、うん。
生姜も合いそうな気がするけれども、本来の味わいをさらに活かすなら青唐辛子の方かも。
その2へ移行。
次の1/3に醤油と青唐辛子を入れてかきまぜ、ご飯に乗せる。
これももちろん間違いなし
あっという間にご飯が減る!
だがしかしご飯を食べ尽くしてはいけないのです。
ご飯の残してその3へ移行。
お店の方にダシ汁をもってきてもらうように伝える。
残り少なくなった青唐辛子を混ぜたうずわをまたご飯に乗せ、持ってきてもらった熱いダシ汁を投入。
自らの箸で混ぜる。
あっという間に身の色は変わってしまうが、これはこれでまた違った美味しさ。
ダシがかなり強めではあるが、〆には良いに決まっている
これがうずわ定食の流れでした。
実際は途中で到着したアジフライをつまみながらの進行。
このアジもまた新鮮で、フライとしてしっかり美味しかった
厚みもなかなか。身もふわふわでかつ脂の旨味。
伊豆半島で食べるアジフライはどこのも美味しいな~。
4月にまた伊豆でアジフライを食べたので、その話もお楽しみに。
ごちそうさんでした
満足の内容。
これなら再訪したいものですわ。
次から泊まった宿のお話。
楽味家 まるげん
静岡県伊東市猪戸1-4-1
0557-32-5152
11時~15時
17時~23時
無休・予約不可
2023年1月入店